本日、「第3回松竹歌舞伎検定」の合否通知が郵送されてきました。
「松竹歌舞伎検定二級(上級向けコース)」に合格しました!!
昨年末に海老蔵の殴打事件、新年早々に人間国宝・中村富十郎丈の逝去、中村芝翫さんが体調不良のために休演、その娘婿である中村勘三郎さんが過労のため入院、中日(なかび)まで浅草歌舞伎に出演していた片岡愛之助さんがインフルエンザで休演と、まあ歌舞伎界もたいへんな年明けでした。
そのせいではないでしょうが、合否発表が大幅に遅れ、当初は1月上旬に発送予定が、下旬に変更される始末です。
歌舞伎検定も今回で3回目。
3回目にしてやっと問題用紙の持ち帰りができ、昨年末、過去に実施された2級~4級の全問題と正解が検定サイドに発表されるようになりました。
初級コースの四級でも、びっくりするような難問がありました。
設問の難易度が年々上がるのは(←受検料も年々アップ)、どんな試験においても共通しているものかもしれませんが・・・。
初回の受検では、ストレートに問う設問が多かったのですが、中級コースだと、問題はすべて「変化球」です。
2級クラスになると、「ナックル」を投げてきますね(笑)。
ひっかけ的な問題が多いようです。
ローマ帝国の興隆は「交易力」と「軍事力」だったといわれています。
唐突に大きくでましたが、過去3回受検して、わたしなりに感じたことは、「歌舞伎力」を身につけることです。
ことに上級クラスになると、「歌舞伎力」がなければ到底クリアできません。
問題をつくる人は、歌舞伎の「プロ」です。生半可な知識や歌舞伎の舞台を年2~3回程度みただけでは太刀打ちできません。
検定2回目から、100問中1問がその年の検定大使の設問があります。
今回は落語家の林家正蔵師匠でした(←前年度は歌舞伎俳優の市川亀治郎さん)。
師匠の二級の設問は、私がブログに書いた「歌舞伎と落語本」詳しくはこちら そのままの問題でした。
たぶん偶然でしょうが、問題をみて思わず笑っちゃいました。
【 歌舞伎検定二級合格特典 】
「歌舞伎検定オリジナル 注染てぬぐい」
【 新橋演舞場内の喫茶ご利用券 】
※対象商品:コーヒー(HOT,ICE)、紅茶(HOT,ICE)、小倉モナカアイス
・ 新橋演舞場内各処にて上記商品のうち好きなもの1点と引き換えできます。
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