おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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エホバの証人がやって来た。

2007年10月05日 19時07分41秒 | 日々つれづれ
 先週末の夕方、家を出ると、門の前におばさんが、若い女性と一緒に立っていた。

 ドアホンを押すところだったらしく、僕を見ると、綺麗だがちょっと“あやうい”笑顔で頭を下げた。
 すると僕も
「今日は」
 と挨拶する。

 実は、この2人は以前にも家に来ていた。
 その時は僕がインターホン越しに対応し、彼女達は
「パンフレットを置いていきます」
 と言い残して去った。

 けれども僕がそのパンフレットを見ることはなかった。
 どこかにいってしまったのである。
 「どこかにいってしまった」というのもあやうい話だが、本当にそうなんだから他に書きようがない。

 僕は哲学とか、様々な思想に関する話が好きである。
 なのでどうも宗教関係のパンフらしいそれも、気になっていて後で目を通そうと思っていた。

 母親に訊いた。
「ポストになんか入ってなかった?」
 それらしいものは入っていなかったらしい。どこにいったんだろう?

 まあ、この話を続けても仕方ないので、このへんで打ち切ることにする。

「すみません、頂いたパンフ読んでないんですよ。どこかにいってしまって」
「たぶんご家族の方が……?」
「そうなのかな~、失くなってしまったんですよね」
「……(笑顔)」

 話を聞いてみると、そのおば様は「エホバの王国を告げ知らせる」というエホバの証人の関係の方で、「エホバの王国」というのは、ようは「楽園」「パラダイス」のようなもので、それが現実にやって来るというのである。

 あまり話は信じられない。
「きっと信じられないと思われるでしょうが……」
 はい、信じられません!(笑)
 僕にとってはノストラダムスの大予言のようなものである。
 あれだって結構信じてたのに実際は何もなかった。それなのに、老人は若返り、目の悪い人もいない、豊かな食べ物と動物、自然に囲まれた楽園、というものが実際にやって来るとは思えない。

「亡くなった後の世界というなら解りますが……」
「その(実際にやって来るという)証拠を見つけていけば、信じられますよね」
「う~~ん……」

 それでも信じられない。そりゃそうだ。普通はそうだ。

 善意的に考えるなら、なにか自分と世界の「真理」みたいなものがあって、そこまで「悟りを得る」ための、方向付けみたいな考え方、というならなんとか理解できる。

 しかし、基本的に「思想」好きなのである。
 貰った本を読んでいる。面白い。「聖書は実際に何を教えていますか」という題名である。
 刺激的。聖書は元から興味があって、いつかきちんと読みたいな、と思っていた。
 でもひとりで読むのは難しい。経典を独力で読むよりマシだが、それに近いものがある。
 いい機会かもしれないなあ……とも思ってしまう。
 でも危ないかなあ。宗教がらみの話題ってろくなことを聞かない。
 お金のことについて、そのおば様に不安を話したら、
「私がお金の話をしたらそこで(関係を)切ってもらって結構ですよ」
 とは言っていた。

 でもおば様は純粋な気持ちでやっていて、罪は無くても、その後ろにある組織が怖いという気がする。
 僕は基本的に気が弱いので、おば様に悪いなと思って、判断をし損なってしまう危険もある。

 う~~~ん、、、

 困った。2人は、次の週の金曜日か土曜の夕方にまた来ると言って去った。
 それを断れなかった。僕は他人に調子がいいのだ。
 つまりは今日明日に現われるはずなのである。
 今日はもう遅いので、明日の夕方か。

 そこで一緒に聖書についての語り合いをするのである。

 どうしよ。
 深入りすると怖いかなー

 どうしよう~~~~、、、?????!!!



 さてさて、今日は久しぶりの更新。次の更新はいつになることやら……(苦笑)