おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず。

2008年04月05日 23時43分50秒 | コラム・批評・エッセイ
 僕ってお調子もんで、すぐ熱くなるし、自惚れ屋なので、なんでも自分が一番だなんて思ってしまうんですよ。
 それって良くないなあって。
 でもあれですね、そういうのって僕だけじゃない、結構そういう考えの方々は存在することも確かですね、とも思うんです。
 みんな自分がトップで、自分が中心だと思っている。
 特に僕が所属して活動している、演劇の世界に携わってる方々って、そういうタイプが多いですね。
 でもそれって狭いりょうけんですよね。
 人はそれぞれ世界を持っています。
 自分が主人公の、ドラマを生きています。
 だから人の数だけ宇宙は存在するんだなあって思うんです。
 それって楽しいことだと思うんですよ。
 友達ひとりひとりにも、上司にも、先生にも、子供にも、その辺に寝転んでる浅黒い肌をした路上生活者だって、一つ一つ広大な宇宙を持っているんだ。
 すごい事ですよ。
 だからやっぱり、他人を軽くあしらうなんて事は出来ない。
 自分よりひとは劣っている、自分の方が優れている、なんて考えは早く捨て去りたいところです。
 僕は演劇をやっています。
 特に今関わっている種類の演劇は、そんな人間ひとりひとりの「宇宙」をみんなで分かりあい、認め合い、そうする中で楽しむためにやるものだと思っています。
 言葉で言い表せることなんて狭いものです。
 一緒に活動していくうちに、言葉で交わせる意見や考えだけでなく、その人の持つオーラとか、雰囲気とか、「気」みたいなものとか、そんなものを感じ合って、持ち寄って、高め合ったり楽しんだりしていけたらいいと思っています。
 世界は僕らが思うより全然無限大に大きいものです。
 それって楽しいことですよね。
 いくら探求してもし尽くせないって、すごいですよね。
 あきらめることなんてないと思うんです。見限る必要もないと思うんです。
 だって宇宙は無限なんですから。
 そしてその宇宙は、人の数だけ、生き物の数だけ、「存在」の数だけ、あるんですよ。
 鈍ってる暇なんてないんです。面倒になることも勿体ないんです。
 やっぱり感受性って大事。
 好奇心がなくなったらおしまいなのでは。
 いろんな人や、「存在」たちと、深く、永く、関係していきたいですね。
 そして正直に、真正面からぶつかり続けて、自分を高めていきたいです。

 ではでは。

おち