おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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今日の出来事。

2008年04月16日 00時07分47秒 | 日々つれづれ
 2日続けて更新なんて久々なんですが、今日はどうしても書き残しておきたい出来事があったので、時間はありませんが、書きます。

 半年くらい前だったか、地元の大井町の駅前で、チラシを大きな声を出しながら配っている方を目にしたんですよ。
 つい最近開店したらしいそのお店は、たこ焼きやさん。
 熱心な宣伝に気持ちを動かされ、そっこうでそのお店を訪れました。
 とてもお喋りで明るい店員さんが迎えてくれました。
 で、そこのたこ焼きがおいしいの!
 北海道の素材を使っているというのがそのお店のウリなんだけれども、そんなの抜きにして、美味しかった。
 それからは、僕はそのお店の常連になって、週に少なくとも2、3回は通いました。

 それが、先週お店に行ったときに、いつも店内で接客していて、一番目立っていた店員(おやっさん)が来週の火曜日で(つまり今日で)お店を辞めるという話を聞かされたのです。
 すごく気のいい人で、良く喋って、僕ともいろんなことを話しました。楽しい人だったのになあ。

 そのお店の店員さんたちは夢を持っていて、都内に、とりあえず大井町の近辺に支店を出して、それでもうかったら、ラスベガスに支店を出そう、なんて言ってました。
 そのために、既にアメリカで根回しをしているなんて話も聞きましたよ。
 今頑張ってるのは、いつか店員を使って自分は楽して、ひだりうちわで生活するためなんです!なんて話されてました。
 そのためにそのたこ焼きやさんは、開店してから今日まで、たぶん休みなし。昼頃から、夜は午前3時くらいまで開店していたという話です。

 でも、そんな話をされてたHやしさんという店員さんは、今日で最後のお勤めです。
 寂しいなあ、でも辞めるなんてよっぽど決意したんだろうから、尊重せざるを得ないですしね、てか止める権利なんて僕にはないんですが。

 たこ焼きやさんに行って、そのおやっさんがいて、話をするというのが当たり前になっていたので、楽しいと意識していなかったんですが、それが楽しみだったんだなあ。

 そして、今日のお別れ。
 最終日の今日は、いつも店員をしている女の子がお客さんとして友達と来ていて、とりあえず、最後になるかもしれない時間をお喋りして過ごしていました。
 僕はたこ焼きと焼きそばセットを持ち帰りで注文して、その場の雰囲気をお喋りしながら感じていました。
 たこ焼き・焼きそばが出来上がって、さて、もう帰るか、という時間。
 一応せんべつを用意していたので、それを渡したら、おやっさん喜んでました。
 店員の女の子にも貰ったって、せんべつの贈り物。
 せんべつ渡したら、その子にまでお礼言われてしまった。おやっさんとその女の子、いい関係なんだなあ。
「お元気で」
「お世話になりました」
 言葉を交わして最後の(?)お別れ。
 店を出た瞬間、少し目が潤んだかも。ちょっと雰囲気に酔った。

 でも、せんべつを用意しておいて良かった。
 なにか残るものがあると、いいですよね。
 会えなくても、思い出せて。ちなみに贈ったのはハンカチ。
 なにより気持ちを形にできて、良かった。

 おやっさん(Hやしさん)、いつまでもお元気で!
 これからどうするんですか?と訊いたら、地元の北海道に帰ってから、考えますって。
 いつかビックに…ならなくてもいいから、幸せであって欲しいなあ。
 そんな人でした。

 またいつかなにかの縁があったりして、会う機会があったら、いいな。

 そのためにもあのお店の常連客では、あり続けよう。( ̄▽ ̄@

 ではでは。