おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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a road

2014年12月08日 21時55分14秒 | 詩集・つれづれ
山道で出逢った貴方は
誰よりも真っ直ぐで 誰よりも温かくて
その時の私は 誰よりも傷付いて
誰よりも深く 沈んでいて
仰ぎ見れば
空は青く 澄んでいたけれど
私には 足元のぬかるみしか見えなくて
言葉さえ交わすことも出来ず
私はただ 山の頂を見た
あそこに行きたい?
うん
それが初めての会話
貴方はただてっぺんを見て並んで歩いてくれたね
傷だらけの私を見ずに
それが優しさだったのか 何だったのか 今の私にも分からない
でも 少しだけでも 私は救われた それは確か
頂上に着いた時 貴方は立ち去ると思っていた 私の前から 隣から
でも貴方は 今も私の傍にいる
付かず 離れず 私の近くにいる
私達って なんなんだろね?
笑顔で応える貴方
ただ微笑む貴方
仲間に囲まれ
まだ答は出ない
まだ 生きていきたい
二人の間に 答が出ると信じて

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