おっちーの鉛筆カミカミ

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メキシコ日記~11/21(月)後半~

2006年04月07日 00時27分17秒 | メキシコ日記
 登場(開演直後)するための出ハケを作るため、舞台の奥にある部屋の入り口にカーテンを張る
 その暗幕の裏の部屋で、最後の台詞チェック。緊張感高まる。幕の裾から覗くと、用意されたイスは全て埋まっている。大入り。2階や3階のバルコニーから観ようとしている人もいる。

 開演。まず茂子さんが呼ばれ、舞台上へ登場。次に十川さん、僕、原田さんの順。
 客は結構おばさんが多い。子供連れ。おじさん、おばあさんもいる。
 昨日より客の反応は悪い。あまり笑ってくれない。
 けれどフォーラムの段階になると、結構活発に意見を出してくれる
 最初はおばあさんに代わって、きちんと自分の仕事(おじいさんの世話)は自分でやるべき、という意見が出された
 それから太郎さんが澄子に協力して家の仕事も共同でやる、澄子も仕事をして太郎と同じくらい稼いで、一緒に協力して生活を支えればいいという意見があり、また、レイコ(元"美穂")が家の手伝いを全部しなさいと澄子の役に代わってレイコに言い聞かせる女性が現れた。レイコ役の原田さんはかなり渋って、ごねていたが(デートとか行くしー、とか家事なんてやったことなーい、とか)強力な押しに、じゃあ、ちゃんとやり方を教えてくれればやる、というところで落ち着いた。いやー、見ごたえのある攻防だった
 なかなか盛り上がった
 幸いなことにおばあちゃんがアドリブでリアクションを返さなければならない場面は最後までやってこなかった。僕アドリブ下手なんだよね。良かった

 フォーラムの公演が終わり、再び車に乗り込むと、ギジェ氏のミュージアムの近く、小さな店の前で全員降ろされた
 名前は分からないけど、とあるおじいさん(三つ編みしてた)の書いた本の出版記念パーティーに僕たちも参加することになるらしい。テキーラの炭酸割が振舞われる。ノンアルコールの飲み物はないのか 乾杯(サルー)もコップを持たないまま行う
 ギターの生演奏に合わせて、その本の朗読を、少しずつ多人数で行う。日本勢ではセサルさんとみゆきさんが参加
 僕は自分でコップにコーラを注ぎ、ようやく飲む
 ワインが入っていて、腹を押すとチューと中身が細く出る水筒のようなものを回し飲みする。僕は本当は酒は飲めないのだが、回ってきたのでこりゃやらねばなるまいと結構飲んでしまった
 店が小さいので人があふれている。僕も中の様子が窓から見える位置の、店の外に十川さんと原田さんがいたので陣取った。ちまきのようなものを貰う。少し甘い。完食。十川さんのはしょっぱ辛いそうで、少しもらったらその通りだった。全部は食べられない
 中で誰かの誕生日を祝う歌が聞こえてきた。ハッピバースディの歌は世界共通なのだろうか? ここメキシコでも、日本と同じハッピバースディの歌だった

 車でホテルに帰ると、チョニー(セサル)さんの友達がロビーで待っていた。日本で一緒の外国人アパートに住んでいたことのある友人らしい。日本語達者
 こーたさんとセサルさんはその友達の車で遊びに出掛けたが、阿部さんは明日のシンポの用意などの仕事があるので行かないらしい。僕も眠いので行かない。
 その日はそのままシャワーも浴びず、こーたさんとチョニーさんの帰りも待たずに寝てしまった

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