おっちーの鉛筆カミカミ

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重松 清

2010年04月06日 09時09分54秒 | コラム・批評・エッセイ
 今、図書館で借りてきた本を読んでいます。
 金曜日に返さなければいけないのですが、残りの頁数からすると間に合いそうです。

 重松 清『霧の中のエリカ』

 という小説です。

 はっきり言って官能小説なんですが、なかなか勉強になるし、面白い本です。

「男と女の哀しい性を描く」

 と本の裏表紙に書いてありました。

 そもそも重松清と出会ったのは映画のDVDでありました。
 大林宣彦監督の『その日の前に』という映画。
 その映画の原作を書かれていたのが重松清さんでした。
 『その日の前に』は印象が強烈で、はっきり言って感動しました。
 ストーリーの中でひとつ素晴らしい台詞があって(永作博美が言うのですが)それが今でも忘れられません。

 その影響で、図書館で文庫本を物色していた時に「重松清」の名前が目に留まったのです。

      *

 いや、本当は『ONE EYES(21)』を書こうと思ったんですけどね……家を出なきゃいけない時間まで30分ちょっとしかなかったので執筆は無理と判断し、それでも記事を更新はしたいのでこんな内容になってしまいました……

 今日も僕のつたない記事を読んでいただきありがとうございました。

 それでは、会社に行ってきます。

 ではでは~

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6 コメント

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官能はバクハツだ! (ヴァッキーノ)
2010-04-06 22:41:44
官能小説は文学じゃないなんていう人がいますが、そんなことはないんですよね。
どれだけ表現を凝らすかってとこに究極的には焦点が絞られているわけで、
ただ単にセックスして、ハイさよならっていう直接的なくだらないものじゃないんですね。
ボクは、官能小説の表現技法にこそ、文学を感じるんです。
いろんな感動がると思うんですけど、
本能を奮い立たせる感動って、なかなかないですもんね(笑)
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おぉお、 ヴァッキーノさんへ (おっちー)
2010-04-06 23:05:20
 僕はオトナの官能小説は苦手でした。

 でも今回重松清さんの作品と出会ってみて、悪くないなあと感じたわけです。

> どれだけ表現を凝らすか

 確かに!

 下品にならずに「本能を奮い立たせる」には、相当のボキャブラリーと表現力が必要ですもんね。

 いつか僕もそういうのを書いてみたいものです。

 彼女に怒られそうですが

 でもマジメな話、その「本能を奮い立たせる感動」を生むには、人間のことを(裏も表も)本当によく知っていないと出来ないワケで、そういうところまで表現できる作家さんがいたら、僕は迷わずファンになりますね

 いたら教えてくださいぃ~

 ではでは~
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こんにちは (Sαkuramirai)
2010-04-09 19:06:28
「霧の中のエリカ」ってはじめて知りました
官能、かなり苦手派ですが、下品にならないってのは、作品として魅力あるものになりそうですよね
ちなみに、体調がよかった頃に、父親のすすめで松本清張の「砂の器」を読んだのですが…かなりどろどろでした
推理小説なのですが、清張さんだからこそ描けるような、複雑な推理もたくさんあり…ハラハラドキドキで、それもまた当時の私には魅力でした
明日はサッカーです
楽しみ
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ありがとう Sαkuramiraiさんへ (おっちー)
2010-04-10 00:24:52
 この重松清さん、この官能小説シリーズを4作品くらい書かれているらしいですよ

 …そうだろうなあ、Sαkuramiraiさんは苦手だろうなあ。

 そんなあなたに『ONE EYES』をお勧めします
 とか言いつつ、中盤で濡れ場があるとかないとか…まだ決まってませんが

 今日は図書館に行って…今度はまったく趣向を変えて、川端康成さんのを借りてきましたよ

 勉強させていただきます

 楽しみだね
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図書館万歳! (矢菱虎犇)
2010-04-10 09:30:55
僕もここ数年図書館にはよく行くんですよ~!
タダだし。
他の娯楽ってお金かかっちゃうから・・・。
でも仕事やなんやで読書の時間がなかなか作れなくて、つい軽い読み物やら漫画やらを借りることが多いんですけど・・・

僕はちゃんとした濡れ場を描くってのは、これまでなかったなぁ・・・
ずっとないかも・・・
だって、僕のエッチな文章って中学生のエロ話のレベルだから・・・
川端康成ですか。
おっちーさんの繊細な感覚と共鳴する部分がありそうですね!
僕が川端康成の文章で共鳴したのは、確か、尿瓶にオシッコする音の描写だったような・・・

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すみません、 矢菱虎犇さんへ (おっちー)
2010-04-11 18:30:08
 返信コメントが遅れてしまいました。
 申し訳ないっす。

 そんなに僕はしょっちゅう図書館に行くわけではないんですが、図書館って場所はすごく好きなんです。

 なんかとても落ち着くんですよね。

 いろんな方々が知恵を絞って書かれたものばかりが周りにたっくさんあるわけじゃないですか、図書館って。

 ですからその方々の人生が詰まっているものに囲まれているようで、落ち着くんです。

 矢菱さんの近所の図書館って、漫画もあるんですか?

 いいなあ、うちにはないんですよ。

 漫画図書館が近くにあったらなあ~

 まだ川端康成全く読んでないんですよ

 でも楽しみですね。

 コメントありがとございまっす

 ではでは~

 また次のコメントで笑
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