季節は、夏
一太「そろそろかっ飛ばせよ」
次郎「えっ?」
一美「打てるもんなら打ってごらんなさい!」
次夢「おねえちゃん頑張って!」
一美「次夢、お姉ちゃん絶対勝つよ!」
一太「あんなこと言われてるぞ、次郎! 男なら、次夢の頭越すようなホームラン打ってやれ!」
次郎「でも、姉ちゃんクセ球だからなあ」
一美「男が言い訳すんな!」
次夢「そんなコトだから、美咲ちゃんにフラれるんだよ!」
次郎「なんでそんなこと知ってるんだよ!? てかそんなん関係ないじゃん、今は!」
一太「よし次郎、ここは美咲ちゃんに捧げる一打だ」
次郎「意味分かんないよ! もう忘れてよ、そんな事は!」
一美「次郎ちゃんも恋するお年頃になったんだねえ? 次夢、あとで美咲ちゃんの写メ、よろしく!」
次夢「姉ちゃん、承知しました!」
次郎「終わったことをほじくり返すなあ……」
一太「次郎、次だ次! アタマ切り替えろ!」
次郎「わかったよお 幸せ真っ只中の一美姉ちゃんの球を、僕が、打ち返す!」
一太「よし、その意気だ!」
一美「姉ちゃん昨日、フラれたんだ……」
三人「え」
一美「吉田一美、投げた~! これが最後の一球になるかあ~?」
一太「……ス、ストライックウ~!! 三振、バッター次郎アウト!」
次郎「姉ちゃんずるい」
次夢「おねえちゃん、それ本当?」
一美「子供が、大人の恋愛に口出すのは十年早い」
次郎「デマなの?」
一太「こりゃ真相はわかんねーな 踏み込むと火傷するぞ、きっと」
次夢「そっかあ~」
一美「ふふふ 兎に角、この勝負は私の勝ち さあ、掛け金徴収するよ」
一太「そろそろかっ飛ばせよ」
次郎「えっ?」
一美「打てるもんなら打ってごらんなさい!」
次夢「おねえちゃん頑張って!」
一美「次夢、お姉ちゃん絶対勝つよ!」
一太「あんなこと言われてるぞ、次郎! 男なら、次夢の頭越すようなホームラン打ってやれ!」
次郎「でも、姉ちゃんクセ球だからなあ」
一美「男が言い訳すんな!」
次夢「そんなコトだから、美咲ちゃんにフラれるんだよ!」
次郎「なんでそんなこと知ってるんだよ!? てかそんなん関係ないじゃん、今は!」
一太「よし次郎、ここは美咲ちゃんに捧げる一打だ」
次郎「意味分かんないよ! もう忘れてよ、そんな事は!」
一美「次郎ちゃんも恋するお年頃になったんだねえ? 次夢、あとで美咲ちゃんの写メ、よろしく!」
次夢「姉ちゃん、承知しました!」
次郎「終わったことをほじくり返すなあ……」
一太「次郎、次だ次! アタマ切り替えろ!」
次郎「わかったよお 幸せ真っ只中の一美姉ちゃんの球を、僕が、打ち返す!」
一太「よし、その意気だ!」
一美「姉ちゃん昨日、フラれたんだ……」
三人「え」
一美「吉田一美、投げた~! これが最後の一球になるかあ~?」
一太「……ス、ストライックウ~!! 三振、バッター次郎アウト!」
次郎「姉ちゃんずるい」
次夢「おねえちゃん、それ本当?」
一美「子供が、大人の恋愛に口出すのは十年早い」
次郎「デマなの?」
一太「こりゃ真相はわかんねーな 踏み込むと火傷するぞ、きっと」
次夢「そっかあ~」
一美「ふふふ 兎に角、この勝負は私の勝ち さあ、掛け金徴収するよ」
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