男女が電柱にのぼりながら会話をしている
丸雄「チカ子さん、あなたはどうしてチカ子という名前になったんだい?」
チカ子「丸雄さん、あなたこそどうして丸雄というお名前なの?」
丸雄「どうでもいいことだよ、そんな事は」
チカ子「それは、お互い様でしょう」
丸雄「それはそうと、どうしてこんなことになったんだっけ?」
チカ子「昔の事は、忘れてしまいましたわ」
丸雄「そう。僕、もう降りてもいいかな」
チカ子「構造上、私が降りないとあなたも降りられないことになっておりますわ」
丸雄「そう。じゃあ君降りて」
チカ子「嫌ですわ」
丸雄「どうして?」
チカ子「ずっとこのままでいたいんですの」
丸雄「それは、チカ子さんからの告白と捉えていいのかな」
チカ子「恥ずかしい!」
丸雄「じゃあ、ずっとこのままでいよう」
チカ子「本当に? チカ子嬉しい!」
丸雄「雨の日も、風の日も、台風の日も、すっとこのままで」
チカ子「それは嫌だわ。丸雄さん、早々ですが離婚いたしましょう」
丸雄「それが君の本心なら」
チカ子「私、この電柱から降りたくなってしまったんですの」
丸雄「チカ子さん、あなたはどうしてチカ子という名前になったんだい?」
チカ子「丸雄さん、あなたこそどうして丸雄というお名前なの?」
丸雄「どうでもいいことだよ、そんな事は」
チカ子「それは、お互い様でしょう」
丸雄「それはそうと、どうしてこんなことになったんだっけ?」
チカ子「昔の事は、忘れてしまいましたわ」
丸雄「そう。僕、もう降りてもいいかな」
チカ子「構造上、私が降りないとあなたも降りられないことになっておりますわ」
丸雄「そう。じゃあ君降りて」
チカ子「嫌ですわ」
丸雄「どうして?」
チカ子「ずっとこのままでいたいんですの」
丸雄「それは、チカ子さんからの告白と捉えていいのかな」
チカ子「恥ずかしい!」
丸雄「じゃあ、ずっとこのままでいよう」
チカ子「本当に? チカ子嬉しい!」
丸雄「雨の日も、風の日も、台風の日も、すっとこのままで」
チカ子「それは嫌だわ。丸雄さん、早々ですが離婚いたしましょう」
丸雄「それが君の本心なら」
チカ子「私、この電柱から降りたくなってしまったんですの」
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