団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

ピンピンコロリはあくまでも幻想

2021年03月06日 | 老後の生き方

老いは誰にとっても初体験、機能も美貌も知能レベルも落ちてく

る、それでも平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳と

伸びている、そして人間は寿命が尽きた時に死ぬのが医学の原則、

しかし今日寿命が尽きても人工的に生かす医学に変化している。

 

 

医療が発展したせいで患者は自然な形で死ねず、無理やり生かさ

るようになった、苦しみながらも死ねない患者や老人の声はな

かなか世間に伝わらない、ピンピンコロリはあくまでも幻想、そ

もそもピンピンしてる人は体に気をつけてるからそう簡単に死な

ない。

 



人間は元気で長く生きたいと思う、しかし健康なときより弱りは

めてからのほうが長く生きてる、また昔はボケるほど長く生き

なかった、だから私の両親が60歳のときには両親の親はすでに

亡くなっており介護の経験もなかった時代、要は介護需要がふえ

るのは老人が健康寿命が過ぎて介護が必要になっても長生きする。

 

 

ちなみに現在100歳以上の高齢者は8万人もいるが80%

たきり状態と言われてる、そう思うと果たして長生きは幸せなの

だろうか?と思ったりする、やはり「今を生きる」「今を楽しむ」

そんな気持ちで過ごすことが大切だと思う。