老いは誰にとっても初体験、機能も美貌も知能レベルも落ちてく
る、それでも平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳と
伸びている、そして人間は寿命が尽きた時に死ぬのが医学の原則、
しかし今日寿命が尽きても人工的に生かす医学に変化している。
医療が発展したせいで患者は自然な形で死ねず、無理やり生かさ
れるようになった、苦しみながらも死ねない患者や老人の声はな
かなか世間に伝わらない、ピンピンコロリはあくまでも幻想、そ
もそもピンピンしてる人は体に気をつけてるからそう簡単に死な
ない。
人間は元気で長く生きたいと思う、しかし健康なときより弱りは
じめてからのほうが長く生きてる、また昔はボケるほど長く生き
なかった、だから私の両親が60歳のときには両親の親はすでに
亡くなっており介護の経験もなかった時代、要は介護需要がふえ
るのは老人が健康寿命が過ぎて介護が必要になっても長生きする。
ちなみに現在100歳以上の高齢者は8万人もいるが80%は寝
たきり状態と言われてる、そう思うと果たして長生きは幸せなの
だろうか?と思ったりする、やはり「今を生きる」「今を楽しむ」
そんな気持ちで過ごすことが大切だと思う。