わかってるようでわからないのが人間関係、わかっているのは表面
的なこと、食べ物や好み趣味スポーツ、いわゆる自己紹介的なもの
その人の本質でもない単なる好みや行動パターンにすぎないことが
結構あるものだ。
例えば職場の仲間であっても今思い起こせば、何年も一緒に仕事を
して考え方や悩みを聞いたり価値観を共有できる人間はそんなにい
ないもの、知ってるのは案外人づてに聞いた話でその人のことを知
ったつもりになってることがよくあるものである。
また人間の行動や考え方は変化するだけにさらにわかりにくい、い
わゆる置かれた立場によって物の考え方に変化が生まれることがあ
る、そもそも自分自身でさえ理解できないことがある自分というも
のを他人が根本的に理解することなどできないかもしれない。