私たちは毎日自分の意志で生きてるつもりだが振り返ってみると
意外とそうではないことに気がつくはずである、学校にしても会
社にしても社会のしくみが発達した現在では60歳までは大過な
くなんとか生きられるケースが多い気がする。
会社のなかでは仕事の大半は上から与えられその仕事に追われる
毎日、大きな分かれ道は、進学、結婚、就職、転職、マイホーム
の決定、そして定年になって初めて自分自身の選択が要求される。
日本では定年をネガティブな捉え方をする、定年=引退、人生の
たそがれ、働く場がなくなる、という悲観的なイメージがある、
私も定年当初は40年間染みついたサラリーマン生活からなかな
か脱皮できなかった。
でもこの生活も9年経ち定年後の生活=ゴールでなくスタートと
いう心境になったことは確かである、定年後はだれにもしばられ
ず一日24時間自分の思いどうりに使える、だからこそ自分の心
の声に忠実に生きることが大切だと思っている。