名もない花に声をかけてみましょう、草木や花とのコミュニケー
ションであなたの人生が変わります、小原田泰久氏の著書「植物
と話ができる」の一節である。
しかし花を見て心が和むのはわかるけど口も耳もない植物、脳も
神経もない、それなのに植物に感情も意識もあるなんて、童話の
世界ならいざしらず、本当だろうか?と思うのは私だけではない
と思う。
しかし小原田氏の本を読んでいくと成程と思う箇所がでてくる、
やさしい言葉をかけ水をくれる人間の愛情を花は敏感に感じる、
逆に人間から葉をちぎられたり、燃やそうとされたりした時、そ
ういう人間の心ない気持ちに不安と恐怖を感じる反応を示す研究
結果が実際立証されているという。
人間の言葉を理解するのではないが敏感に鋭く反応する植物、植
物が人間の心がわかるというのは、本当のことかもしれない、な
ぜか信じたいものだ。