団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

決めることが人生を左右するとき

2021年07月08日 | 生き方

精神科医の片田珠美氏は生きていくうえで「決める」ことは大切

で、何かを決めることは別の何かを捨てる、あるいは諦めること

と表裏一体であると著書のなかで述べている。

 


そのいい例が結婚で、誰かと結婚することは原則として他の異性

との交際を断念しなければならない、もし他の異性がいない場合

であっても結婚することで一人でいる自由は諦めるしかない。

 


人生は選択の連続を生きている、人は自分のなかで否応なく優先

順位を決めることになる、日常のなかで昼食は何にする、外食で

あれば和食、洋食、買い物はどこのスーパーに行くなど誰もが選

ぶことはしている。

 


そして大切なのは重大な局面で「決める」ことを選択しなければ

ならない時である、進学、就職、家を買う、結婚、離婚などであ

る、そんな時人からの助言も大事であるが自分自身の欲望を見極

める、決めることで何かを諦める勇気を持たなくてはならないの

は自分自身である、そして他人からどう見られるかというのは気

にしないほうがいい。

 


片田氏が言ってるのは他人があなたの人生の責任を取ってくれる

わけではない、確かにその通りである、自分自身がどうしたいか、

幸せになるためにどうすればいいかを一番に考えて決めることが

大切なのかもしれない。