人は不幸になって初めて何が幸せなのかを知る、つまり人は不幸
にならないと何が幸せなのか、また幸せとはどういうものなのか
わからないということになる。
病気になって健康のありがたさを実感する、コロナ禍によって当
たり前だったことが本当は恵まれていたと実感した、しかしコロ
ナ禍前がハッピーだと思って暮らしていただろうか?そんなこと
はない、当たり前の幸せを失って初めて気づいた人が多かったは
ずである。
幸せなんてささやかで一瞬のものかもしれない、私自身15年前
大腸の病気で入院、1ヵ月絶食状態が続き、退院して食べたおか
ゆの味がいまだに忘れられない、梅干しが入ったおかゆ、普段で
あればなんでもない、おかゆが私にとっては最高の食事で思わず
「幸せだ」とつぶやいたのを昨日のことのように覚えてる。