団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

苦痛のない人生こそが幸福

2024年01月16日 | 幸福

病気になれば誰でも苦痛を感じる、特に老年になるとその傾

向が増大する、若い頃感じなかった肉体の不調が老いととも

に常態化する、だから苦痛をできるだけ避けたい。

 

200年前の哲学者ショーペンハウアーは老年において大切

なのは快楽よりも苦痛を避けること、その意味で健康である

ことを重視している、さらにもうひとつの苦痛として貧困を

挙げている、ことさら裕福にある必要はないが貧困であるこ

とは問題だと言っている。

 

12年前75歳で亡くなった立川談志師匠は晩年咽頭がんで

闘病生活を送っていた、ある報道番組で「痛みさえなければ

齢をとることは苦ではない」と語っていたのを鮮明に覚えて

いる、そう考えると健康と金銭、これが老年期において大切、

逆にいうと貧困でなく健康であれば苦にならないともいえる、

れこそ苦痛のない人生こそが幸福なのかもしれない。