もう少し収入が多かったらよかったのに、もう少し頭がよかっ
たらよかったのに、そうしたら人生は違ってたかもしれない、
誰もが思うことかもしれない、しかし幸福度とはあまり関係な
いと「幸せのメカニズム」の著者真野隆司氏は著書の中で明言
している。
16歳以上の男女を対象に2012年に21カ国で行った調査
によると「もっと多くの財産があれば幸せなのに」と思う人は
日本人は60%で、ロシア、中国、に次いで第3位だった、い
わゆる日本人は国際的にみて「もう少し〇〇だったら幸せだろ
うに」と思いがちな国民という調査結果だった。
所得などの特定の保証を得ることが必ずしも幸福に直結しない
にもかかわらず、それらを過大評価してしまう傾向がある、だ
から日本人は現状不満派と言われるのかもしれないが本当にそ
うだろうか?