「人間の価値は生産性にではなく生きることにあるということ、
とにかく朝目が覚めたら、今日という日を今日のためだけに生
きる、できるのはこれだけです、定年後であろうと、人生どの
段階にあっても今だけを生きると考えて生きるしかないのです」
この言葉は「嫌われる勇気」の著者岸見一郎氏が「定年をどう
生きるか」のなかで書かれてる一節である、私も定年後10年
目、定年退職すると所属先はなく誰からも注目されず、会社関
係のつきあいもほぼ消滅するものである。
ただ定年後は職業的な業務はしなくなっただけで生きる作業は同
じである、ライフスタイルは変わるけれど自分と向き合う時間は
たっぷりある、そう考えると人の価値は存在、生きることにある
と思っている。