団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

定年後こそ他人の評価に振り回されない生き方

2020年11月06日 | 老後の生き方

「うまくいってる人の考え方」という本のなかで、自分に正直に

なる、人に好かれるために無理に自分を変える必要がないと書か

れてる、実は私たちは世間の評価を気にしすぎるあまり他人の評

価をまともに受けとめる傾向がある。

 

私自身現役時代そうであった、他人が自分の性格、行動を正当に

価していると錯覚してしまう、しかしそれはその人が自分を基

準に他人を判断、だから自分に対する他人の評価が間違ってるこ

とが多いものである。

 

もしかしたら、その人の価値観、人生観からくるものが多いかも

れない、ただ他人の評価を気にしていると他人の人生を生きる

ことになる、実際自分のことを知っているのは自分自身、自分を

変えることができるのは自分しかいない、過大評価だろうが過小

評価だろうが定年後は他人の評価に振り回されない生き方こそ大

切な気がする。


よく生きてよく死にたい

2020年11月05日 | 生き方

婦人公論の特集「よく生きてよく死にたい」に寄稿した作家の内

田春菊さんの記事に注目した、大腸がんになり気がついたことが

あったという、今まではお酒の勢いであまり関わりたくない相手

とも盛り上がり、相手もこちらが合わせてることに気づかず仲良

しと思わせてしまう、また自分の葬式に来た人たちに、いい人だ

ったと思われたい気持ちが強かった、しかし大病することでこの

「いい人願望」をやめることを決意したと言う内容であった。

 

今の世の中は学校や職場でも気の合わない人と一緒の時間や空間

を過ごす機会が多い、また5年前に気の合った人が今も気が合う

とは限らない、人との関係は流動的である、ましてや苦手と思え

る人や自分にとってストレスになる人には関わらないか距離を置

くのが一番である。

 

人間誰でも人には良く思われたいもの、しかし無理をして自分の

心が悲鳴をあげることだってあるはず、自分の心の声を聴き断捨

離することも限られた人生のなかでは必要なこと、内田さんの場

合、大病がっきっかけで、上手く「いい人願望」をやめることが

できた、それがよく生きてよく死にたいにつがることなのかもし

れない。