団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

年金生活77歳一人暮らし女性の悲鳴

2021年03月21日 | 年金生活

東洋経済オンラインに掲載された「年金が足りない高齢者の悲鳴」

77歳都営住宅に住む一人暮らしの女性、夫が15年前に他界し

からは一人暮らし、定年まで企業の食堂で働いたが月に受け取

年金額は厚生年金と国民年金を合わせて約13万円、「長年働

た割には少ない」というのが実感であった。

 

出費のウエイトが高いのは食費と光熱費、そして医療・介護費、

糖尿病の持病があり入退院を繰り返してる、さらに要支援1でデ

イサービスに週2回通う、医療費1割自己負担で月5千円、介護

保険も同様で5千円、家賃は減免申請したので1万6千円、貯金

を切り崩しながらの生活で病気や介護の事を考えると不安だとい

う。

 

単身高齢者の平均支出額が14万円ということを考えれば確かに

苦しいかもしれない、しかし高齢者全体の約6割が年金受給額1

0万円未満、そう考えると貧困で苦しんでる人はまだまだ多いこ

も確かである、やはり少ない年金生活で幸せに暮らすには健康

あることが一番のような気がする。

 

 


大切な人と今日、話そう

2021年03月20日 | 生き方

「まあよかったな」「うんおいしい」「おう」「いってらっしゃ

い」「また来週ね」これらは震災で亡くなった方の日常の言葉、

そして最後の言葉、私たちは明日何が起こるかを知ることができ

ない、だから今日3月11日、大切な人と話してください、「あ

りがとう」や「ごめんね」を伝えてください。

 

あの日、あなたが知ったように明日が来るのは当たり前ではない

あの日の後悔と悲しみを繰り返さないために3月11日を大切な

人を思い大切な人と話す日に。

 

これは岩手県盛岡市にある岩手日報社が昨年3月11日に「大

な人と今日、話そう」というタイトルで掲載した言葉でる、

面に大きい文字、そして心に響く言葉、ホームページに賛同の

がかなり寄せられてるというのも納得できる。

 

確かに保証を手にしている人など一人もいないし今日は元気で

安定していても明日のことは誰にもわからない、だから人の

生は最後までわからないと思って生きるしかない、そして当た

り前のことに感謝し大切な人に感謝の言葉を伝えることこそ大

切、今からでも遅くはない。


老後資金で大切な退職金

2021年03月19日 | 老後のお金

老後資金の切り札として誰もが思い浮かべるのが退職金であるが

日本では退職金制度のある企業が75%である、さらにこの10

年間で退職金の金が500万円も減少しているのが現状である



退職金の有無は老後を生活するうえで重要である、しかし格差が

進行することは歴然としている、学歴、会社規模、同一企業であ

ってもついたポストによって最後の実入りが大きく違う。

 


日本人の平均寿命が男性81.41歳、女性87.45歳、実際

あと何年生きるかという平均余命になると平均寿命よりも長生き

すると言われてる、年金だけでは生活できない現状を考えると退

職金の存在は大きい、そうでなければ生活を思い切りダウンサイ

ズするしかないのかもしれない。


定年後はゼロからのスタート

2021年03月16日 | 定年後の生活

定年というのは過去の実績はすべてご破算、会社での仕事、会社で

の仕事、肩書、人脈、そういう過去をすべてゼロに戻してのスター

トである。

 

自分が本当にやりたいことは何なのか、じっくり考えることが大切

実際サラリーマンは仕事に打ち込んでるときは、いかに生きるべき

かなどといったことはあまり考えないものだ。

 

定年になって、初めて自分と向き合う、そうすると定年まで生きて

も人間知らないことが、かなりあることに気がつく、これから老後

を生き抜くためには働いてるときの価値観とは別の新たな価値観が

必要になる、いわゆる新たな人生観、新たな人生哲学を持つべきだ

ということを学んだのが定年退職後10年間私の実感である。

 

 


ブログの書き手と読み手の心理

2021年03月15日 | ブログ

ブログを続けてると、どんな人が自分のブログを読んでるのだろ

か?気になるものである、毎日読んでくれる人、通りすがりの

人、最後まで読んでくれなくても訪問してくれることはありがた

いものである。

 



不特定多数の人に読んでもらっているだけに肯定的な意見だけで

く批判的な意見が来ることも想定する必要がある、読む人の価

値観も多様なだけにちょっとした表現や文脈で誤解されることだ

ってありうるし、さらに匿名性と顔が見えないだけに辛辣なコメ

ントができるのもブログの読み手の心理かもしれない。

 



私自身はコメントを閉じているので言葉のキャッチボ―ルはない

れど「励まされた」「共感します」「頑張ってみます」等の感

謝の書き込みがあると励みになり続けたいと思うのが多くのブロ

グの書き手の心理であることは間違いない。

 

 

又ブログの書き手として私はブログを始めた当初のわくわく感、

昨日までと違う景色を大切にしたい、そしてブログの中で普段

分が考えていることや感じたことが表現できてれば、それでよ

という思いがある、そういう意味ではブログを続けることは私に

とって自分を支えるものかもしれない。


シニア世代の後悔

2021年03月14日 | 生き方

雑誌「プレジデント」が1723人を対象に実施した特集

「人生の後悔」健康、お金、親、仕事、友人、恋愛、食べ

物と多岐にわたりシニア世代それぞれ心の中でいろんな後

悔が渦巻いてることが理解できる内容であった、回答の一

部を列挙してみました。

 

【健康】・大病するまで健康への関心がなさすぎた

    ・もっと足腰を鍛えておけばよかった

    ・歯のケアをしっかりしておくべきだった

    ・酒を覚えなければよかった

 

【お金】・もっと貯金をしておくべきだった

    ・年金が少ない

    ・娘にみんなもっていかれてしまう

 

【親】 ・親孝行ができなかった

    ・母を大切にすればよかった

    ・親ともっと会話をすればよかった

 

【仕事】・生まれ変わったら別の職業に就きたい

    ・会社以外に居場所を見つければよかった

    ・専業主婦だったので外で働きたかった

 

【友人】・死ぬまでに〇〇さんと会いたい、会話がしたい

    ・友人が皆亡くなってしまい寂しい

 

【恋愛】・妻と別れなければよかった

    ・夫は好きだが生まれ変わったら別の人との人生も

     経験したい

 

【食べ物】・けちけちせずにいいものを食べておけばよかった

     ・もう一度寿司が食べたい

     ・流動食で食べた気がしない 


老後の生き方については誰もがアマチュア

2021年03月13日 | 老後の生き方

人生100年ときいて無条件に喜べる人が世の中にどれだけいる

だろうか? ボケてないか、寝たきりになってないか、100歳

なんて長すぎると不安やとまどいの声が出てくるのが現実のよう

な気がする。

 

特に老後は自分自身の衰えに関する悩みが多くなる、あちこち不

具合が出て、ひとつが治らないうちに別のところが悪くなり、心

身の衰えがいやがおうでも進行していく。

 

さらに自分の資産の目減り、自分のお金が減っていくことに慣れ

ない人が老後に向かっている、経済のモノサシが役に立たない、

それが老いるということ、老後の生き方については誰もがアマチ

ュア、だからこそ自分を信じて生きていくしかない。

 


本当の自分とは

2021年03月12日 | 生き方

誰でも人には嫌われたくはないから気づくと誰にでもいい顔をし

てしまうことがある、学校、職場、家庭、それぞれの顔をもって

いる、そういう意味では誰もが生きてくなかで演技をしている自

分がいるのではないかと思う。

 

それは自分の存在を認めてもらいたい、注目して欲しい、仲間は

ずれにされたくない、色んな思惑が働く、それは必要なことでも

ある、また学歴、経験、資格などの偏見や利害関係で他人を判断

することがある。

 

相手から見て「社交的で饒舌で明るい人」という人と「寡黙で近

寄りがたい」私も他人に対し同様な見方をする場合がある、人そ

れぞれ違うものである、定年後自分と向き合う時間が多くなり本

当の自分は、一体どっちだろうか?と思う時がある。

 


東日本大震災から10年経ったけれど

2021年03月11日 | 災害

10年前のあの日、私は仙台市内の会社にいた、退職を月末に控え

ビルのなかで残務整理をしていた時、今まで感じたことのない大き

な揺れ、長く感じた揺れ、その時同じ県内の沿岸部に津波が押し寄

せ、よもや未曾有の大惨事になろうとは予想もしなかった。

 

死への恐怖を感じ、声を出す時間もなく波にのみこまれた人々、死

だれにも平等にやってくる、しかし十分生きたと満足して旅立っ

た人はいなかったはず、本人も残された人も無念だったろう。

 

そして原発事故、今日の生活が明日も続き、今日も生きて明日も生

いて当然のことだった、そして人は多くのものを失い生き残っ

たものは立ち尽くすしかなかった。

 

ふるさとをあきらめる苦渋の決断、見知らぬ土地での暮らし、仮住

の避難生活、自宅の再建に賠償は不十分、震災から10年経っ

けれど真の復興を目指して今も、き続ける人の姿を私たちは

忘れてはならない。

 

 


年をとると丸くなる!?

2021年03月10日 | 老後の生き方

一般的には年をとると角がとれてどんな人でも丸くなるといわれ

てるが果たしてそうだろうか?人生経験も豊富なので何事にも寛

大だと思いたいが時々自分自身も怒りっぽくなったなあと思う時

がある。

 

医学的には前頭葉の老化により加齢とともに人格が変わり、感動

性の減弱、自己中心的利己的傾向の強化によりキレやすくなると

いわれている。

 

実際、色んな店や病院等でエライ剣幕で怒っている老人を見かけ

る、又ご夫婦で奥さんを怒鳴りつけてるご主人、みてていいもの

ではない、そういう場面をみるたびに必ずしも「年をとると丸く

なる」は違うのではないかと思う今日この頃である。