ふしぎな夢

明け方ちかくに、ふしぎな夢を見る。

なぜかどこかの免税店で買い物してる私。そしてドアを開けると、日本の団地。
「○○ちゃん！」と、ＯＬ時代のあだ名で呼ばれたから振り返ると、ＯＬ時代の
同期がいるではないか。ここ数年疎遠になっていたけど、元気そうだわ。
彼女は、ピンクのセーター姿でにこにこしている。

私ね、離婚したのよ！とうれしそう。え?っ、じゃあ坊やを連れて実家？
仲のよい夫婦だったのにねえ。一緒にドライブ行こう、と誘われる。
なんと、すんごいかっこいいジープじゃないか！でもジープって彼女のイメージ
じゃないけど…　「ハタチのお祝いに父がくれたのよ。ずっと車庫に眠ってたの」

ジープは高速をガンガン飛ばす。えっ、７０マイル？！（この時点でこれは夢だ
と気づく）標識は英語なのに、景色はどー見ても六本木から赤坂方面だ。
前の車が邪魔だわね、と、突然ジープはエアバスみたいな爆音を立てて空に
舞いあがった！やっぱ夢だよ、これは。
「築地に寄って、お寿司食べてきましょう」と、彼女はハンドルを切る。

…いったいこの夢は、何をあらわしてるんでしょうね。
ちなみに寿司は食いそこなった。

嗚呼カラーコーディネート

美容院で髪をカット。

BUDDYの飼い主、Danielleに会ったので「デジカメで撮ったBUDDYの写真、よく
撮れてたからメールで送ったよ」と報告。喜んでた。やっぱ愛犬はかわいいんだ。
BUDDYはどお？と聞くと「今日もハンティングに行ったのよ」だって。
すごい、すごすぎ！ハンティングシーズンの今、旦那さんは休暇をとって狩猟に
出ている。そのお供だ。

ところで、今日はラスティ・レッドのハイライトを入れた。前回より赤みが強く
秋っぽい色だ。週末はDr Doddsのレセプションがあるので、メークの人に新しい
口紅を選んでもらった。「ドレスの色は何色？」と聞かれ、ハタ、と困った。
全然考えてなかったよ！まさかビジネススーツじゃなあ。でもハイライトを
入れた今、持ち合わせの服ではいまいちだ。新しく買わなきゃ。

「じゃあ、髪の色に合う色をとりあえず選びましょう。そして口紅に合う色の
服を買ってね」と、即席の色彩学講座。鮮やかな赤はダメ、真っ白も浮いちゃう、
ネイビーならこれこれのシェイド、アースカラーはパス…
普通は服が先で口紅やネイルがあとになるから、逆にすると色の選択が限定される。

この色の組み合わせってのは、日本にいたころはあんまし意識してなかった。
でもこっちだと、ディナープレート一つ買うんだって、店員から「ダイニングの
基調色は何色？」とか聞かれる。何でも好きなの選んだっていいじゃん、と
思うのは私が日本人だから。ちぐはぐな組み合わせの色は、センスを疑われる。
夫も、「その色はおまえの肌の色に合わない」とかズバズバうるさい。
だけど確かに彼に色を選ばせると、バッチリなのだ。おかげで、ベビーブルーや
ペールピンクが私の箪笥から消えた。

このセンスというのは、育った環境が影響すると思う。好きな色すなわち似合う
色とは限らないわけで、難しい。風水みたいにラッキーカラーはこれ！とか
言われても、合わなかったら悲惨だよね。

長寿とは

長寿とはすなわち、できるだけ老化の速度を遅くすることだという。

先週、ギネス最高齢だった日本女性が亡くなり、昨日長寿犬BUDDYに会ってきた
からか、長寿について考えている。個人的にはべつに長生きしたいと思ってない。
でも、同じ犬でもBUDDYみたいにめちゃくちゃ元気で長生きしている子と、
若くても老けている子、若死にする子と差が出るのは何故なんだろう？

大事にされている犬が元気で長生きか、というとそうとも限らない。
だってBUDDYなんか、飼い主がスパルタだもの。昨日だって、菜園に入っちゃった
彼女のわき腹を飼い主は「邪魔だ！」とブーツでケリ入れてた。ボカ！と音が
したんで、うわ、老犬をそんな邪険にしなくても…とかわいそうに思ったよ。
でも本犬は「いつものこと」ってかんじで、テニスボールくわえて走って逃げてた。

ワクチンの打ちすぎが寿命を縮める、というのは確かにある。
でも、毎年バシバシ打たれつつも１０歳くらいまで生きてる犬もいるしなあ。

繁殖すると短命とも。メスの猟犬は、繁殖するとせいぜい９歳くらいが平均とか。
それに対して去勢メスは、１０歳過ぎても猟に出るし寿命も１４?５歳と長い。

geneticsだよ、と犬仲間は言う。
そうだろうな、やっぱ。生まれつきのものだから、生まれた時点で勝負がついてる、
というのはくやしい気もするが。しかし、劣悪環境で生まれ育ってもピンピン
して長生きしている犬を見ると、やはりそれっきゃないか、と思う。

BUDDYの近況

久しぶりにBUDDYと遊んでくる。

飼い主が田舎に引っ越してからなかなか会えなかったが、しばらくぶりで見た
彼女は白髪が増えたものの、まだまだ元気いっぱい。TABIを見るやさっそく
遊びに誘い、広い庭や森を２頭は飽きずに走りまわる。

いつもいただいている卵を産む鶏を見せてもらった。立派な小屋に住んでて、
昼間は自由にそのへんを歩いている。クリスマス前には肉にする予定の七面鳥も
別の小屋、というか人間も住めそうな家に居を構えている。すごいデカイ！
七面鳥のオスはとくに。犬を警戒して羽をばーっと広げると、かなりの大きさ。

いいなあ、私も鶏飼いたいわ。と言うと、「ダメだよ、町では。臭いし、騒音
がどうのって文句がくるよ」だって。そうか、やっぱりリタイア後の趣味ね。

ハロウィーンの夜

この家で初めてむかえるハロウィーンの夜。

これまでは毎年、夫婦と犬とで夕方からどこかへ出かけていた。
ガキどもが来てうるさいからだ。でも今年は夫が仕事でいないので、私は犬と
残ることにした。

ある犬トレーナーに聞いた話では、ハロウィーンの夜は犬に仮装させてお菓子を
入れたバスケットをくわえさせ、玄関のチャイムが鳴ると犬が自分でドアを開け
応対するよう教えたんだそうだ。子供たちはバスケットからお菓子をつかみ、
持参の袋に入れて帰っていく。これは便利だ！人間がいちいち出なくていい。

仮装は省略したが、TABIにこれをやらせることにした。夕方からちょっと予行練習。
だがしかし！うちの内ドアはともかく、玄関のスチールドアのノブはちょいと
犬には開けるの無理かも。少なくとも一夜漬けの訓練じゃダメだ。
う?ん、しようがないドアは私が開けるか。

つーことで理想どおりにはいかなかったが、本犬はすんごい張り切って大喜び。
リビングの窓にひっついて外を見張り、誰か来ると尻尾ぶんぶんで玄関へ。
こいつは子供が大好きだから、天にも昇るようなうれしさを体中で表現しながら
応対していた。こーゆー仕事、むいてんじゃない？

来年からは自分で全部やってね。ママは奥にひっこんでるわ。