【ファミ劇日誌 ミニ】
第80話 49.01.25 女として刑事として
シンコ、綺麗ですね・・・。
この頃、美しさに物凄く磨きがかかっているような。
話的には非力な女性刑事が強盗に立ち向かえるかどうかという所であるこの話。
シンコだから最初に犯人と遭遇出来たとも言えるのですが(ひとり別行動とってましたから)、例えばジーパンだったらケガしていたかもしれません・・・相手は3人ですし、拳銃持ってましたから。
その犯人取り逃がしで、すっかりナーバスになってしまいますが、一係の刑事になりたてのころの「女として刑事として」がぶり返しますが・・・。
これは裏返せばシンコ自身のコンプレックスなんですよね。
ボスは前は女には刑事は勤まらないと思っていましたが、この作品の頃は既にそんな根拠のない事は思っていなかったはず。
捜査の一線から外したのはあくまでも心理的な面が理由であって男女関係ないところでの事なんですが、それが裏目に出た感じになってしまいます。
シンコの焦りはジーパンを負傷させる結果になってしまいましたが・・・。
ジーパンの代わりとして静かに張り切るシンコは自分の持ち場で自分らしい捜査をして事件を解決します。
早変わり、運転、射撃など、シンコが刑事として基礎が完成しました。
ただ、これはジーパン・シンコその愛への「シフト」を物語っているとも言えるかもしれません。
刑事の師匠格である山さんはラストで「予言」していますが、表面的にジーパンとシンコの関係性が浮き彫りになる記念的作品とも言えると思います。
それにしても、久々にボスが逮捕時の格闘に参加していますし、ラストは横浜ロケ。
昔の横浜駅なんて、ハマッ子刑事には懐かしかったのでは?
第81話 49.02.01 おやじバンザイ!
野崎俊一初登場。
父・太郎と性格が似ています・・・というか似すぎです(^_^;)
若い頃の長さんはあんな感じだったんだろうな・・・・でも城好きなのか?
長さんが希有のキャラクターなのは、息子が反抗期でもどこか嬉しそうというところなんだと思います。
反発はしながらも、お互いが大好きであるというのはこの親子一貫しています。
というか、下川辰平さんの俳優力が垣間見える作品ではないかとも思います。
確かに世界の黒沢監督が気になさっていたというところは頷けます。
他の俳優さんとは違う、リアルな男の味があるんですよね。
今回、多分これまでの長さんとしては一番苦悩した話ではあるのですが、そこでひしひしと味が迸っている感じがします。
あの「ここに居なきゃならんのだ」のシーンはちょっと他の俳優さんじゃ出来ない世界観があります。
それにしても一回更生した若者がまた事件を繰り返すと言うのは、長さんにしてみると地獄をみるようなものでしょう。
ストイックに捜査に没頭する訳ですが。
松平健さん、どうやらジーパン枠のオーディションに参加されたようですが叶わずゲスト出演となっていたわけですが。
ガソリンスタンドに匿うというのはどうなんだろう(^_^;)
スタンドの従業員も知ってた?
ジーパンもなかなか良い位置加減だったと思います。
昔、喧嘩というのはあんな感じだったんですよね。
多勢に無勢は当たり前だったし・・・ただ子供の喧嘩に親が首を突っ込まないというのは暗黙の了解だったんですよね。
今ではすっかり変わってしまいましたが。。。。