「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

愛すべき大食漢

2011-06-13 22:16:09 | タレコミ
スコ兄から久々にタレコミがあり・・・って元気だったようでちと安心。
(こっちからは放置プレイ状態で勘忍を・・・(^_^;))

ニッポン放送の番組で徹さんが御出演。
ご本人曰く、ラガーは当初はデブ刑事の予定だったとか・・・(^_^;)
緊張と過酷な撮影でゲッソリ痩せてしまったとのこと。
知らんかった・・・・。。。
って、これは徹さんのユーモアですから・・・。

でも、これってちょっとだけその要素はあったりして(^_^;)

当初、徹さんの体型は「スニーカーよ、どこへいく」のテスト出演時が普通だったようで、登場当初のようにガリガリに痩せていたことが異常だったと聞いたことがあります。
それこそ三田村さん曰く「2代目・三浦友和」みたいな雰囲気。

まあ、鬼のように走り、鬼軍曹がいて(^_^;)、というのと、やはり太陽ファンだったという極度の緊張から、あれだけ痩せられた感じはありますが・・・。

あの当時の太陽の現場は異常な熱気だったと思いますよ。
裕次郎さんの居ない穴を埋めるため皆さん必死でしたし、露口さんだってかなり痩せられてましたから・・・。
そこに、殆ど素人の成人したての男子がポツンと入り込んだら、まあそれは正直想像を絶する感じですから(^_^;)

そういえば、ラガーの初回の衣装。
「ダーティなゴリ」でジャンキーが着用しているものの流用なんですよね。
新刑事、それも目玉の新人刑事の衣装を流用するというのは前代未聞なんですよね・・・。
多分、これは徹さんが急激に痩せられて、衣装が間に合わなかったんじゃないかと・・・。

本来の徹さんの体型はそれこそジプシー登場からトシさん登場あたりの体型がふり幅的にも普通だったようです。

まあ、大食いの神田さんのせいで・・・これ以上はノーコメントということで。

でも、徹さんにしてもラガーにしても、あの体型の変化があったからこそ、後々があったのかなぁ・・・と個人的には思っています。
正直、当初のラガーはどうも肌に合わない感じがあったので、すぐ性格的に丸くなって安心したことを憶えています。

ところで、降板の件も今回のラジオで触れられており、
舞台をメインに活動したかったということですが、
これも、徹さんご自身文学座を大切にしておられましたし、文学座の方でも重要な若手の「担い手」として見ていたようですし、現に舞台出演の為にラガーは骨肉腫になった訳ですから、当然と言えば当然だと思います。

芝居、かなりお好きそうですからね、徹さん。

茨城で育った徹さん、現在は大震災の風評被害撲滅への支援を行っているようですし、7月17日には30周年ライヴも行われるそうです。

そうか・・・徹さんのデビュー、30周年かぁ・・・・あれから30年経ったんだ・・・。


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オリの中の刑事

2011-06-13 00:49:43 | ファミ劇日誌
『第67話 オリの中の刑事』 昭和48年10月26日放送

主演:小野寺昭(島公之)藤岡琢也(鮫島隆)
助演:石原裕次郎(藤堂俊介)松田優作(柴田純)
出演:露口茂(山村精一)竜雷太(石塚誠)下川辰平(野崎太郎)青木英美(永井久美)平田昭彦(西山隆行)
明石勤(藤沢修)加藤眞知子(横井光枝)加藤和夫(城南署署長)福田トヨ(さくら荘管理人)香川リサ(藤沢裕子)石光豊(城北署刑事)国井正広(城北署刑事)大宮幸悦(城北署刑事) 

プロデューサー:岡田晋吉 清水欣也(日本テレビ)梅浦洋一 梶山仗祐(東宝)
企画:魔久平  脚本:市川森一
撮影:田端金重・佐野耕一 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:吉岡昇
音楽:大野克夫 演奏・井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊
助監督:桜井一孝 擬斗:宇仁貫三 制作担当者:澤克純 現像:東洋製作所 
協力:国際放映 企画協力:ジャックプロダクション 
監督:竹林進
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウン(70-26)セリカ(57-63)

デンカって友達が多い。
市川森一氏はどうしてもデンカの友達を犯罪者にしてしまう傾向があって・・・氏が初めてデンカを手掛けた#33でも友人の漫画家夫婦の悲劇だし、今回はデンカが縁結びした夫婦の悲劇。ということはどっちも友人・・・。
なんでこうなるのか・・・デンカとしては誰でも友人にしてしまう優しさがあるかもしれない・・・けれども藤沢は失敗だった気が・・・。
多分、そもそも友達の居なかった藤沢をデンカが優しさで友人にして、藤沢自身もそれに引き寄せられたまでは良かったのですが、そのあとに藤沢は何か勘違いしてしまったんでしょうね・・・立場的に逆転してしまって、「俺はモテる、俺は何でもできる」なんて勘違い。
多分裕子は藤沢に惚れたんでしょうけど、それが仇になった感じもします。
愛人を巧みに使い、狡猾に妻殺害を計画し、挙句にはデンカを犯人に仕立てようとする根性自体がもう腐っている感じです(^_^;)
そんな最悪な友人に陥れられたデンカを救うのが、同じく友人になった鮫やん。
本当に必死だったと思いますよ、鮫やんは。
貸し借り以上に自分の職を捨てるような行動までとってデンカを救ったわけですが・・・。
その友情をちゃんと示しているのに、デンカはどうしても藤沢との友情を取ろうとするわけで、鮫やんにしてみればこれほど苦々しい事もなかったと思いますが、そこは歯を食いしばっています。普通だったらぶん殴られていたでしょうからデンカ・・・。

同じく友人である一係のメンツもデンカを救おうと奔走しますが、ボスは署長からの厳罰の防波堤になり、事件を捜査するわけですが、苦しい状態の中何とか事件の核心に触れます。ただ、城北署では孤立無援状態に近くなった鮫やんがとった禁じ手。
死者を利用する。

うん、道徳的にはやっちゃいけない事ではある。それは鮫やんも解っている。
でも、裕子の無念・・・というか、酷い目にあいながらかつ浮気という濡れ衣まで着せられた状態での死はデンカを救うという命題と同様に鮫やんを燃えさせたのだと思います。それも生命を賭けて。

確かに鮫やんの行動は極端すぎます・・・でも怒りの方が勝ったんでしょうね。
結果的に山田署へ左遷させられてしまいますが、それは半ば本望だったのだと・・・。

鮫やん自身の考えは最後まで冷静だったと思います。
けれども、その冷静さの基準が、捜査を解決する刑事としてのものから、デンカを救い、藤沢を倒すという、男と男の戦いに変わっていたということだと思います。
これは、ボスでも出来ないこと。

まあ、むっさい友人ではありますが、デンカにしてみれば一番頼りになる友人というのが鮫やんということで決定するのが本事件だったと。
これからこの二人は全て物語には描かれなかったものの、ベッタリの関係だったようですから。

=今回の一係=

ジーンズを新調したジーパンは、殿下の様子見役として鮫やんのベルトドロとして逮捕(^_^;)
変な初対面となりました。

ゴリさんは唇の上の出来モノが悪化、一係部屋では多少眠たそう(^_^;)

長さん、久美ちゃんに見舞いに鉢植えは禁物の件を説明。
この話、スコッチ降板編などちょこっと登場。

=城南署=

みんな剛面(^_^;)
署長も西山とライバル関係のようですし、あまり七曲署とはいい関係ではなさそう。

=コネタ=

*ボス・藤沢 2人とも黄色いパジャマ。

*札幌ラーメンの店からベルト無し出ててくる、サッポロ一番の顔(^_^;)

=ロケ地=

鮫とジーパンが追いかけっこをしたのは世田谷区経堂。
その他でも経堂1丁目(経堂駅そば)を使用。(がらりと変わったが、銀行の位置は同じ)

新宿歌舞伎町(旧大久保1丁目)(クイーンや紫光が見える)

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