「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

緩さも隠し味にすると・・・<私見です

2011-06-20 22:03:54 | 「けぶのたわごと」
Q-TOのデンカと工事のCMを初めてテレビ画面で目撃。
どうやら「ミヤネ屋」では全国放送なんだそうで。

おまけに太陽光発電だし(^_^;)

それにしてもこのシリーズも長くなりましたね。
「ボス!電化だよ」が平成17年ですから、もう6年経っているわけで、それこそ成熟の域というか、当初の「メッセージ」編以外のすっ飛んだバリエーションも増殖しているようなので、いや、良い事です。
どんどん弾けてくだされ~~!

しかし、今日見たのは「ロック」編だったような・・・。
風邪ひいて、診療所で鼻ズリやってた時だったので、なんというか幻を見た感じで。。。(^_^;)


以前、色々な話を聞かせて頂いた、村田忍監督と、太陽後期のある意味アクション系作の要だった大川俊道さん脚本だった『ハンチョウ4』の最終回前編。
なかなかスリリングで久々に観入ってしまいました。
ただ、前にも書いたように、どうもこの番組に感情移入できないでいた理由が何となく解ってきました。

確かに個性的な面々なんだけど、やっぱり自己主張が弱いのかなぁ・・・。
それとみんな無機質というか、スマート過ぎるのかもしれません。
多分、汗かいてるんでしょうけど、それがどうも伝わってこない。
それに、真面目すぎるというか、優等生というか・・・。

これは俳優力という部分が大きいのですが、それを現代の俳優さんに求めるのは酷なのかなぁ・・・と。

太陽世代の我々としては、ゴリさんみたいにドブ捜索でヒーヒー言ったり、長さんが本庁が陣取る捜査本部で飄々としながらたまにギロっと目の色が変わったり、デュークがズッコケても後は何事も無かったように澄ましていたり、デンカがニコニコしながら実は皮肉を言っていたり、ボスがざるそばほおばったり、山さんが後でクスクス笑っていたり、シンコが何故か夏場に編み物していたり、ドックやロッキーやラガーがサラダをぶつくさ言いながらほおばっていたり、ブルやジーパンがこそこそ小細工していたり(^_^;)、テキサスがチャコにからかわれたり、スコッチがタバコを逆にくわえたり、トシさんが何気に部下に突っ込まれているのに自然にボケていたり、マイコンが冗談か真面目か解らないほどボケたり、マカロニがぶつぶつ小言を言っていたり、ジプシーが指パッチンしたり、スニがテニスヘタだったり、ボンが餃子食べ過ぎたり、DJが古着屋で汚いコート買ったり。。。。という緩さが欲しいというか。

なんというか緩さが無いというか。

なので『BOSS』の緩さはOKなんですよね・・・しかし最近のBOSSはちょっと緩すぎ(^_^;)

用意された緩さではなく、現場で一発本番で出てくるアドリブ的緩さが足りないというか。
そういう緩さがあると、逆に緊張感あるシーンが締まってくる。

これは脚本でも演出でも最初から用意されるものとは全く別なんですよね。

それこそ、『ジャングル』や『あぶ刑事』あたりだと、結構簡単に消化してしまっていたような気がするのですが・・・。

多分、誰が悪いというわけじゃない、時代なんだなぁ・・・と思ってしまいました。

でも、もうちょっとアブラギッシュでも良いような気がします。

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ところであっしの7月15日~7月18日は・・・

2011-06-20 00:27:33 | 当直室業務連絡
え~もう1か月切ってしまいましたが、
私の7月15日~18日の予定も詰めていかないとと思いますが、
まだ、宿・飛行機の予約をとっていません(^_^;)
どうしようか悩んでいますので、
こ~でね~と・・・というかコーディネートというかご意見いただければ幸いです。

ところで、岡田さんのトークライヴの方にご参加希望の方で、私にご希望メールを入れられた方はとりあえずお席は確保しておりますのでご安心あれ。

以下、私が妄想している予定です。

7月15日(有給とりまっせ・・・)

午前中の便で、東京入り。
宿はやっぱり新宿ニューシティホテル。

多分この日も「当直室泥酔会」なんでしょ?スコ兄(^_^;)

7月16日

午前中は白紙(泥酔中?)

午後に岡田さんライブ参加の当直室連の方々と合流(宿も近場?)
会場前から会場近くに陣取り、
岡田さんのトークライブを堪能させていただきます。

当直室連での参加表明されている方は今のところ、セキトラさん・ゲルググさん・しげさん・ジュンさん。
イタルさんは司会。 

多分この日も深夜は「当直室泥酔会」

7月17日

多分昼ごろに北海道に帰り、

札幌の宿(未定)に陣取り、20時にらぐらいむの太陽バンドのライヴに参加。

当直室連での参加表明されている方は、たかさん、そしてまあ何と、イタルさんとジュンさんの関東連猛者。

はたまたこの日も深夜は「当直室泥酔会」

おいおい、3連チャンか?
サイフがもつか?
まあ、いっか・・・めったに無い機会だし(^_^;)


ところで、ポン子さんから元気メールがございまして、今回の岡田さんライヴには残念ながら欠席なさるそうですが、元気だということを伝えてくださいとのことでした。
いや、本当に一安心。





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デカ劇場全体で濃厚だったかも

2011-06-20 00:04:22 | ファミ劇日誌
【ファミ劇日誌 ミニ】

ご存じの通り、色々と病院付いている為か、どうもクスリ漬けになって最後の仕上げがカゼでして・・・(^_^;)
なかなか抜けませんね。。。

ところで昨日のファミ劇デカ劇場はちょっと騒がしい状態でしたが・・・。

西部は源さんの殉職と長さんの登場、そして「スーパーポリス」開始。

井上さんの体力限界はちょっと解るような気がします・・・西部の現場はただでさえハードなのに加え、裕次郎さん回復御礼行脚とも言うべき各地ロケ攻勢では、なかなか付いて行くのは至難の業だったでしょうから・・・替った小林さんのタフマンぶりがちょっと飛びぬけているかもしれません。
源さんの殉職は正直ショックでしたね・・・オヤジポジションの刑事の殉職というのは滅多に無い訳ですから、それこそ大都会PART-2あたりな印象を受けましたが・・・。小林さんの長さんは今まで有ったようで無かった「レギュラーの刑事おやっさん」キャラだったのでうれしかったですね・・・待ってましたおやっさん的感じで。
南長太郎自体も破天荒なおやじでなかなか良くて、あの頃、どちらかというと落ち着いた感じになっていた大門の茶目っ気部分を担った感じで、あの二人はバランスが良かったですね。城西署の黒岩&丸山の名コンビとは一味違った、アクティヴ系の合致と言うべきか。

「スーパーポリス」
実質的Gメン系の直系番組(同時間帯)ですが、新たに組み直された設定に、太陽=デンカの小野寺さん、西部2の友和さん、JACのお二人、ウガンダ氏などバラエティに富んだキャスティングで挑みました。
個人的に言えば、当時東映系の刑事モノがあまり好かなかったというのもあったのと、正直あのアメリカンポリス的テイストが既に古臭く感じていた為、あまり熱心に見ていませんでした・・・小野寺さんも友和さんも森永さんも好きだったんですけどね・・・(^_^;)
世間的にはもう「あぶない刑事」的なスマートだけどちょっとバタ臭いというものが主流になっていましたから、太陽もそんな傾向になっていましたからね。
一言で云えば、基本はマジメな設定なんだけれども、その中で遊ぶ(俳優のアドリブが主)という部分。
近藤プロ作品ではその「遊び」の部分も真面目にやってしまう所があったんですよね。
それがアクセントであれば良かったんですが、前面に出てしまった部分は否めない・・・。

正直、あと5年早かったら・・・という感じでしょうか。

ただ、今観るとそのキャスティングとノリと製作基盤のアンマッチがこの作品の魅力かもしれません。

これ、リマスタのようなんですよね・・・でも「Gメン'82」もそうなんですが、なんでこんなに画像が曇っているというか暗いの?


さて、太陽ですが。


第96話 ボスひとり行く

お馴染みのブリッジ曲満載(^_^;)
どこから拾って来たんだ?状態です。
聴いたことある曲ばかり、この作品の音声だけで満足するブリッジ曲フェチの方も居られるのでは。

ファーストシーンから衝撃的です・・・結果的に三田村の息子を死に追いやってしまったボス、三田村のおやじさんも懐が広いとはいえ、ボスに毒付く訳ですが・・・。
三田村、惜しいキャラですね・・・今回以前にエピソードがあれば、もっとボスとの関係性も深いものになったと思います。

目撃者の女性も色々と複雑な過去と現在を抱えていて、ボスは身体を張るしかなくなるわけですが。

そもそもボスが起因なんだから、それは仕方ないにしても、これに乗じた暴力団もまあ巧みなのだか間抜けなのだかわからない部分があって(^_^;)

それにしても斎藤監督の魅力が爆発ですね。

あんな怖いボスの冷たい表情を目にするのもこれくらいじゃないかと(^_^;)、あの左目のアップは怖いですよ。
それにこれは私も何度も夢に出てきて困ったシーンが、あのリップの看板のシーン。
磯村さんの暗殺者のあの「コキコキ」。
あれはちょっとトラウマになりましたね(^_^;)
ところで磯村さん(当時:香月淳)、どうもショーケンさんに影響を受けられた感じで、今回もまるでジーパンと長さんがマカロニを追っているような感じで(^_^;)

そういえば、ボスのマンション。

この頃のマンションは渋谷区で505号室、冷蔵庫にははごろものサバ缶。
缶づめが多い割にはフルーツが入っていたり・・・わびしいぞ、独身生活。

クルマネタでいけば、殆どレギュラー覆面車の出番がなく、「83-75」が次作共々最後の御奉公的活躍をします。
もうすぐ白パト変換ですね。


第97話 その子に罪はない!

蓮司さんの為に作られたような作品・・・という気がするほど、アフロな氏にぴったりな題材。
いつものシンコというよりは、あの当時の関根恵子さんっぽい、内田刑事(^_^;)
どうも子供絡みになると、事件に感情移入してしまう山さん。
島田警部の伊藤さんも良い役なんですよね、確かに本庁警部的な高圧的な部分はあるのですが、柔軟性が高いので山さんの意見に傾倒していきますが、初期の本庁刑事は意外といろんな人が居るわけで、西山や石田警部のようなステレオタイプだけじゃない。
ただ、今回の島田のような役を伊藤さんは今後2度も演じられるわけですが、そのどちらとも犯人・・・。

それにしても雨の似合う作品。
重過ぎる題材、子供を産むかどうかの選択にしても、あまりにもひとりの女にゆだねるには荷が重すぎる選択だし、
産むことを否定することは、多分山さん自身を否定することにもなりかねないことだし、これは必然的なものだったんでしょうね。
でも、輪廻を匂わせるんだけれども、誰かがそれを止めることを願いたくなる。

そのことを具体化するように、本当に久々に高子が登場。
ジーパン編では唯一の登場。

しかし、あの管理人ってちょっと異常じゃないかと・・・。
特別金にがめつい訳じゃなさそうなんだけど・・・。

ところで、ラストのボスに激励(^_^;)は遠い伏線になるんですよね。

今回もブリッジ曲投入で盛り上げますが、
まだ後年のようにさり気なさはまだ無いですが、音楽として立っている感じです。

そのなかで、スコッチ編あたりから超多用される「シャカシャン!」の原曲と思われるものもあの七曲署玄関から出てきて記者に囲まれるシーンに隠れていたり。


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