【ファミ劇へのおさそい】
本日のファミ劇テキサス編。
いいですね・・・なかなかいいですよ。
テキサス編らしい「テキサス編」とサスペンス編。
第132話 50.01.24 走れ!ナポレオン(テキサス)早川亮 玉川伊佐夫 藤田漸 島もとき
テキサスの着任から半年近く、キャラクターが出来上がってきた頃の総仕上げ的逸品。
それに、後の警察犬ジュン(2代目)であるナポレオンが誘拐犯人の手先として登場。
後の警察犬ストーリーの基礎にもなっています。
本作、ストーリー的にはちょっと穴がありますが、
BGM選曲が盛り沢山で良し!
メンバー間の自然な間合い良し!
ボスの作業服姿良し!
と、いろいろと魅力多しです。
今回ナポレオンを演じるのはアーター・オブ・ニューコバルト号で、後にキングとして再演します。
正式に警察犬になった後のナポレオン=ジュンは、今回クレオパトラを演じているハディーラ・フォン・ヒンメルブラウン嬢になります。
しかし、テキサスとナポレオン=ジュンというのは、主従関係というよりは友情関係なので対等な形。
後にスコッチですら「大した犬だ」と舌をまくわけで。
人間に準じた扱いを受ける犬が出演する日本ドラマの先駆けという印象があります。
第133話 50.01.31 沈黙 (山さん)夏川静江 永井譲滋 佐竹明男 磯村健治(香月淳)
殺し屋と目して身柄を確保した男が口のきけない障害者だった。
山さんが障害者の捜査に対しての壁に当たりながら、静かに苦悩しながら事件を解決していく山さんらしいサスペンスの傑作です。
永井氏のサイレントで不気味な雰囲気もミステリアスな雰囲気を盛り上げています。
男は善良な市民であるが、暗い過去を持っている。
山さんはそれを男の行動で犯人と確信していくわけですが、その対極的な男の二つの顔をどう暴くかがカギになっていきます。
山さんと殺し屋の静かな対決。