「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

殿下も犯人も撃てなかった・・・、ゴリさんの目前でまた若い警察官が死んだ・・・。

2013-06-21 20:55:08 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい】

あすのファミ劇・ボン&ロッキー編は、

第264話 52.08.12 撃てなかった拳銃 (殿下)

ゲスト:清水章吾
 嶋めぐみ 清水のぼる
 森田はるか 山下勝世 中島元 柄沢英二 小海とよ子

脚本:小川英 四十物光男
監督:木下亮

タレコミで矢追信用金庫に向かった殿下とロッキーは現金輸送車が走り出すところを観て、ガセであったと判断しようとしたとき、ガードマンが警報ベルが鳴りガードマンが発砲し輸送車で逃走した。
犯人たちは廃屋で別な車に乗り換え逃走したようだったが、廃屋に人の気配を感じた殿下がロッキーに追跡を任せ、廃屋を調べる。
やはり廃屋には犯人のひとりが隠れており追いつめる殿下だったが、お互い拳銃を向けたときに殿下の拳銃が発砲できずこう着状態になったが、犯人は拳銃を下した。
駆けつけたゴリさんたちに殿下は犯人が自首したと話す。
被害額は8千万、犯人は3人組で自首したのは神田という男だったが、ゴリさんたちは神田は観念しただけで自首したわけではないと思っていたが、ボスは殿下の判断に任せるということにした。
神田は取り調べで、仲間は競輪場で知り合った名前も知らない男たちで、廃屋で裏切られたという。
タレコミの女性の事を訊くが心当たりがないというが、神田には恋人がいることを自分で証言するが、彼女は知らないという。
一方本庁では拳銃のルートから神田浮かんできて、神田が裏切った2人から拳銃を受け取ったこととは矛盾した情報を持ってきて、神田を本庁に拳銃の件だけの証言を取ろうとしたが、護送中に共犯の2人と思われる男たちが現れ、護送を担当した刑事の1人が殉職、神田も逃走する・・・・。

几帳面な殿下でも起こりうる事故、共犯に裏切られたと見せかけた神田の計算、そして双方「撃てなかった」拳銃の撃たなかった真相など、実は神田に騙されていると周囲から見られながらもその神田自体の本心には最初から気付いていた殿下が描かれます。

回数は少ないものの末期までゲスト出演し続ける清水さんの初太陽ゲスト作です。
今回殉職する本庁の刑事を演じるのはおなじみ中島元氏・・・中島氏の殺され役というのも珍しい・・・。

覆面車では、#255等で登場したセレステ「26-47」が再び登場します。




第265話 52.08.19 ゴリ、爆発!

ゲスト:三ツ木清隆
 樋浦勉 北條清嗣
 浜田寅彦 阿部希郎 桑山正一
 東條貴誉嗣 辻伊万里 大山豊 西条美波

脚本:播磨幸治
監督:木下亮

深夜パトロールをしていたゴリさんとボンが銃声を聞きつけると、そこには女が撃ち殺されていた。
傍から急発進した車を追うゴリさん、激しいカーチェイスの末運転手を逮捕する。
男は自称カメラマン・田川、調べ中へらへら笑いが止まらない。
さらに女を殺す動機も持っていたが、硝煙反応が検出されなかったため田川は釈放された。
一係の結論は田川が囮になり真犯人を逃がしたと推理、ボスは田川を泳がせることにする。
ゴリさんは田川を張り込んでいたが、田川は密かに裕福な親が居る故郷に帰っていた。
ボスの命で田川の故郷・福島へ赴いたゴリさんは熱心な新人巡査・次郎に出会う。
ゴリさんが乗り込んできたことは内密だったが、次郎にもゴリさんの目的は耳に入っており、街中知らないものはいないという。
田川の実家は街を牛耳っており、はむかう者は少なく、ゴリさんは田川の息がかからないオンボロ旅館に逗留することになる。
捜査を開始したゴリさんだったが、父親は田川に会わせない。
そんな時、次郎の兄の一郎がゴリさんと次郎の前に外車を乗り付ける。
一郎は東京に出ており、料理屋で真面目に働いている筈ではあるが、外車を買う金は無いはずだったが・・・。


#56のリメイクではありますが(北條氏も再びゲスト出演)、今回のゴリさんには味方は次郎しかなく、絶体絶命の状況まで追い詰められます。
それも野山、川を駆使しサバイバル感が太陽史上で指折りの部類に入る作品でもあり、あまりに真っ直ぐで無垢な次郎の「死」は涙ながらには観られません・・・。
更に本題である「ゴリ、爆発」はクライマックスに視力を失いかけたゴリさんが田川をもう血みどろになって殴り倒す部分にもっともかかっていると思いますが、「バカヤロウ!!!!」と叫びながら二兆拳銃で見えない目で撃ちまくるゴリさんにも涙です・・・・。

個人的にもしゴリさんの作品を10作選べと言われたら・・・この作品は入ります・・・。

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山さんの血液型はB型

2013-06-21 12:41:28 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

第109話 49.08.16 俺の血をとれ! (山さん)

ゲスト:水谷豊
横光勝彦 綾川香 吉田未来 
小沢直平 松尾文人 竹田将二 菅原慎予 尾崎八重

脚本:小川英 朝倉千筆
監督:山本迪夫

明け方、街を歩いていた山さんとジーパン、ジーパンがちょっと離れた間に山さんは宝石強盗一味に遭遇。
その一人の若者の顔に見覚えがあった。
山さんは隙を見つけられ殴られ拉致、その現場にジーパンが駆け付け、その若者に向かって発砲、被弾する。
しかし、一味は若者と山さんもとろも逃走してしまう。
いつもは慎重派の山さんがなぜ!?
そんな時、長さんが山さんが探していたという「サブ」という若者の事を思い出す。

山さんが感情移入すると命まで投げ出す勢いだという、典型的な例です。
若者=サブが失血していく中、山さんは自分の血を提供、山さん自身の生命の危機を迎えます。

ゲストはメインに太陽ゲストとしては最後となる水谷豊さん。

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令子、「マミー」として一係に配属、ドックのほろ苦い恋愛術

2013-06-21 07:08:13 | 日テレプラス日誌
【日テレブラスへのおさそい】

第546話 58.03.04 マミー刑事登場!(マミー)

セミレギュラー:佐野有哉 日野希ぞみ(ノンクレジット)木之元亮(写真のみ)

ゲスト:高田早苗
 川上夏代 清家栄一 うえずみのる
 中西妙子 平垣達也 新藤幸 広森信吾 岸本功 永峯夕子 酒井郷博 小幡良二 西川多恵子 鶴野晃弘

脚本;小川英 尾西兼一
監督:山本迪夫

一係に谷山美沙が配属になった。
24歳で一見清楚だが向う気が激しく、女性刑事というだけでその人事を疑問視していたボギーと早速射撃対決をして美沙が勝利した。
その直後、パトロール中にドックとボギーと美沙は偶然、ロッキーの妻である令子に会うが、その目前で自動車窃盗犯が事故を起し、犯人を追跡して追いつめ警戒していたところ美沙が即座に手錠をかける。
そんな美沙に少々危なっかしさを覚えるドックたち。
サラ金強盗が発生し、一係は捜査を開始、美紗は近くにいたというチリ紙交換車の若者に事情を訊き、若者の証言等の裏付けを取った帰り道、何者かにナイフで襲われ負傷、病院に入院する。
一方令子は若者と思わる男性が偽造ナンバーの車に乗車しているのが映っていた速度取締写真の事と、美沙と何かと関わりを持っていたため、若者のアパートへ気になり向かうが、若者は不在で故郷から母親がちょうど到着したところに遭遇、母親は体調を崩しており、令子が看病することになる・・・・。


先ずは約7年半ぶりに一係の女性刑事として着任する美沙、ある意味普通の若い女性像を演じるのは『熱中時代』で教師役を演じた高田早苗さん。

令子の長谷さんはカナダ編以来半年ぶりの登場で、家族周辺設定はそのままで令子は自ら志願して一係に転属になります。

一係の下支え役になるマミーの今回は「母親」的部分に焦点を当てながら、セミレギュラーとしても既に5年以上のキャリアを持った貫禄的なものも伺えます。

ドックとラガーの「兄弟化」(^_^;)が加速し、ドックはボギーのことを「いち」と呼び始めます。

もうちょっと、後ほど書きます。


第547話 58.03.11 ドックの恋愛術 (ドック)

ゲスト:寺尾いづみ
 笹入舟作 大木隆介 灰地順 吉岡ひとみ 大竹修造 高山千草 長尾伸夫

脚本:小川英 大川俊道
監督:山本迪夫

結婚相談所で紹介された女性と交際し始めた男性が殺される。
ドックたちが捜査を始めると、彼女の周辺では高校時代から彼女と関わりを持った男性が殺されたり負傷したりしていることが判明した。
ドックは刑事という職業を隠し、結婚相談所を通じて彼女に接近したが、彼女は今までの事があり乗り気でない、しかし、その彼女に親身になってドックが接しているうちに、彼女も閉ざした心を開いていく。
しかし、あくまでもドックは自分を犯人の標的にすることが目的だったが・・・・。

ドックの入門シリーズの変則技的な話ですが、ドックのやりかたに少々後味が悪い部分を残す、ちょっとした「実験話」かもしれません。
マミー登場編のドックはそれまでの彼がスマートに流していたであろう部分でドックらしくない行動をとる話は散見されます。
その一つがこの話なのですが・・・ドックも自分や周りの状況が変わって「迷い」の時期だったのかもしれません。

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