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「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

登場編から怒り爆発のテキサス!

2013-07-18 22:38:33 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

チバテレ・太陽放送は太陽第二期であるテキサス編に突入します。


第112話 49.09.06 テキサス刑事登場(テキサス・ゴリさん)

ゲスト:高城淳一
 中庸介
 松風はる美 大村千吉 ライナ・ゲスマン
 葛巻運彦 加村赳雄 土田里美 森愛 佐藤明美 夏川圭

脚本:小川英 四十物光男
監督:竹林進

朝の一係部屋に見慣れない、イガクリ頭の若者が掃除をしていた。
しんがりに出勤してきたボスが彼を紹介しようとした時、派出所爆破の急報が入って、顔色を変えた若者は部屋を飛び出していった。
若者は三上順、ジーパンの後任で急遽爆破された派出所から配置換えになったばかりだった。
現場は凄惨な状況、順の教育係だった田崎巡査は即死、いつも花を派出所に届けていた少女は重傷を負い失明が危ぶまれた。
怒りを抑えられない順だったが、ゴリさんがボスより「教育係」を拝命、さらに犯人は順も標的にしていたのではないかということから、田崎と順が扱った事件簿を片っ端から当たる2人。ゴリさんは順の身上書にある「協調性に欠ける」という部分に引っ掛かりを持ちながら、順が田崎と共にマークしていた滝村という男に絞り捜査を開始する。
さらに山さんのタレコミ屋から滝村は確実に順も狙っていることが判明したことで、順の怒りは頂点に昇っていくが・・・・。

演技経験の殆どない勝野洋さんが太陽チームに参加、それまでの新人単独主役的な部分を継承しながら、既存メンバーを深くかかわらせるというストーリー展開を重視した構成に移行していきます。全体的な印象では協調性があり先輩をたてる体育会系のテキサスではありますが、登場当初は猪突猛進型人間として描かれ、さらに勝野さんの必死な演技が迫力を醸し出します。
また、視聴者の裾野を広げるためスポ根モノのテイストも加味していきながらテキサス編は展開していきます。

初回である今回は、序盤からテキサスの怒りが爆発し、ゴリさんがそれを抑えるというものであり、本来のテキサスの持ち味である甘い部分が殆ど無い、かなり緊張感の漂う内容になっていますが、その「テキサスとゴリさん」の関係性ややり取りが見ものだったりします。



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老人の反乱を目の当たりにするラガー、「生きている」ことを念じ幼子の心理を追及するトシさん

2013-07-18 22:11:59 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのおさそい】

明日の日テレプラス・マミー登場編。

またいぶし銀の「星」が集結(^_^;)する社会還元作と、太陽鉄ちゃんファン待望の・・・もとい、トシさんが誘拐事件に挑む作品です。



第554話 58.04.29 シルバー・シート (ラガー)

セミレギュラー:横谷雄二
ゲスト:下元勉
 桑山正一 木田三千雄
 天草四郎 矢野間啓二 五月晴子 鹿島信哉
 岩城和男 麻ミナ 吉中六 志村幸江 岡崎夏子 青木幸喜

脚本:小川英 尾西兼一
監督:高瀬昌弘

自転車のタイヤをパンクさせたりする悪質ないたずらが管内に相次いだ。
その近所の公園で、強請りを働いていたチンピラが殴り殺された。
殺人が行われた時間に公園を歩いていた3人の老人の証言に従ってモンタージュ写真を作成するが、写真の男たちは全員シロだった。
当初はその老人たちと仲良くなったと思っていたラガーは、老人たちの証言に疑問を感じ始め、いたずらが老人たちの仕業だと認識する。
そのラガーに対して老人たちは・・・・。

対子供の次は対老人という昔はゴリさんやテキサスが得意とした分野を継承したラガーが、「老人」として扱われる男たちの反乱に悲しくも関わってしまいます。
これは今の方が切実な問題なのですが、当時は既に社会問題の一種になっていたケースだったと思います。

ゲストは当時久々の登場である下元・桑原・木田、各氏。
少年課・吉野もマミー登場後初の登板となります。


第555話 58.05.06 一枚の絵 (トシさん)

セミレギュラー:三上剛
ゲスト:水沢有美 広瀬昌助 高岡一郎
 山河連滉 早田文治 桑原一人 風中臣 篠田薫 千葉茂 志賀沢子 加藤茂雄 大谷創師

脚本:小川英 古内一成
監督:高瀬昌弘

閑静な住宅街で白昼堂々、真という2歳になる男の子が誘拐された。
犯人は一係のウラをかいて身代金の2,000万円をまんまと手に入れ逃走してしまう。
トシさんたちの必死の捜査もむなしく、多摩川から真の靴下が発見される。
トシさんはこれを子供を殺害したと思わせる犯人のカムフラージュと感じ、生存を信じ足取りを追うと真と思われる男の子が残したスケッチブックを発見、そこに描かれたクレヨンの4色の「線」の意味を必死になって調べる・・・・そこには犯人が真に対して情が生まれているのではないかという希望的推理があったが・・・。

コンスタントに制作されるこの頃のトシさん編、1983年に入り比較的「極端」な話が多かったところで、本作で安定期に入った感じです。
現場の長として、子を持つ親として、幼子の誘拐事件に挑むトシさんが、僅かな手がかりから足取りを辿っていきます。


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