「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

スコッチとロッキーの出会い、ロッキーと令子の出逢い

2013-07-26 23:33:13 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい】

明日のファミ劇・ボン&ロッキー編。

視聴率も30%以上を取る事が殆どになった時期に、豪華な顔ぶれが実現した2作です。


第274話 52.10.28 帰ってきたスコッチ刑事 (ロッキー・スコッチ)

セミレギュラー:沖雅也

ゲスト:遠藤征慈 中田博久
 佐々木一哲 久保田忠佑 兼松隆 吉田太門 武田倫一 富田祐一 高橋信子 井手均 岩城和男 小島孝夫 山口譲

脚本:小川英 杉村のぼる
監督:竹林進

ゴリさんとロッキーたちは銀行強盗犯を激しい銃撃戦の末逮捕、ロッキーはかつての「拳銃恐怖症」など無かったかの如く活躍した。
それに間髪入れず、白昼の雑踏で拳銃を使った殺人事件が発生するが、犯人の動機が掴めない。
捜査を開始したロッキーは、山田署へ転勤したスコッチと出会う。
事情を説明するため一係刑事部屋へ久々に赴いたスコッチは、山田署管内で起こった暴力団員の殺人事件の捜査をしていたという。
その時、犯行に使われた拳銃のライフルマークの照合結果を持ってきたゴリさんからスコッチの事件と同一の拳銃であることを聞いたボスは、スコッチを「助っ人」として迎え入れ合同捜査を行うことにし、ロッキーとコンビを組ませる。
早速暴力団廻りを行うスコッチとロッキーだったが、今までの温和な感じのスコッチが暴力団員を目前にすると冷静かつ殺気を見せるのにロッキーは驚いてしまう。
その二人にボスから警官が撃たれたとの急報があり、現場に駆け付けた2人は・・・。

スコッチが7か月ぶりに七曲署に帰ってきた特別編。
今回は助っ人としての参加ながら、同じ拳銃に対してのトラウマを持つロッキーとコンビを組んで捜査に当たります。
ロッキーの「拳銃恐怖症」再発ということになりますが、得体の知れない犯人への恐怖心が引き金になったことは否めず、これは後に「左ききのラガー」でも扱われます。
ということで、今回は「拳銃」というよりも「得体の知れない者への」恐怖心がテーマになっています。
二つの恐怖をトラウマとして背負い込むことにも成りかねなかったロッキーが、スコッチというトラウマ克服の先輩が自分を曝け出すことによって、憂き目に遭わなかったという事になります。
よって、スコッチはロッキーの恩人という事になります。
これは、今後の二人の関係を決定づけるもので、スコッチが死ぬまでロッキーが彼に従順であった「理由」という位置付けであるため、スコッチ及びロッキーの各ファン諸氏には外すことができない作品であります。

かつ、当時一方にあった「スコッチ復活を願う」ファンへのサービスともいえる、なかなか粋な作品でもあります。
(というか、スコッチの歴史の中で一番明るい滝さん)

第275話 52.11.04 迷路 (ボン・ロッキー・令子)☆令子初登場

セミレギュラー:長谷直美

ゲスト:平松慎吾 上田忠好
 梶哲也 辻村真人 安原義人 多田幸雄 八代駿 峰恵研 村越伊知郎 山下啓介 石井章雄(ラサール石井)

脚本:小川英 中村勝行
監督:木下亮


あるマンションで殺人事件が発生、犯行当時にマンションそばの路上で駐車違反の取り締まりが行われていたことに気付いたボンとロッキーは、犯人の車が駐車していた可能性を探る為、交通課に出向き、その取締り担当だった早瀬令子に話を訊いた。
出頭していない残りの5台を調査するといい、ボンとロッキーが令子の運転する交通課のミニパトに乗り同行するものの、殺人事件の捜査を優先しようとする一係組と交通違反の調査を優先しようとする令子とウマが合わない。さらに逆上したドライバーのダンプに襲われ、3人の乗るミニパトは横転してしまう。
散々調べた挙句、殺人の容疑者は浮かばなかった。
しかし令子は取り締まった車の他に、もう一台あった事を想い出し、単独でその車を捜索したが・・・・。


前作のスコッチに続き「俺たちの朝」終了後の長谷さんを迎えて、久々の婦警登場と相成り、さらにセミレギュラーとして今後の太陽には無くてはならない重要なキャラクターになっていく令子のじゃじゃ馬的活躍を描きます。
というか、令子初登場です。
今、日テレ方面をご覧の方で令子の独身時代を目撃していない方には必見です。
というよりは、ロッキーと令子の出会いです。
対立はあくまでもボンと令子(^_^;)、この二人は終始何ともけん制し合っている感じ。
家族としてはロッキーなのですが、けん制相手としてボンやボギーは令子にとって格好の相手となります。


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