さて、お盆が明けて8/20のファミ劇太陽放送です。
しかし8/20・・・岩城刑事、カナダ・ウィスラーピークにて殉職から37年。
この日に生まれた赤ちゃんも立派な中年なのか・・・。
【CS】
▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編
8/20(火)
17:00~18:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#82
ファミリー劇場HD(CS)
8/20(火)
18:00~19:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#83
ファミリー劇場HD(CS)
第82話 49.02.08 最後の標的 (ジーパン)
SPゲスト:北村和夫
ゲスト: 西川敬三郎 池田生二 松下達夫
吉田静司 府川房代 戸島一実 清水石明美 国井正広 折尾哲郎 佐藤勝貫 森下明
脚本:長野洋
監督:高瀬昌弘
ある日、ジーパンは自身が射殺した青年の妹と辛い再会を果たし、「人殺し」と罵られる。
元々拳銃嫌いだったジーパンが刑事として拳銃を握らざる負えないことに気付いてしばらく経っていたが、刑事にとって、拳銃とはどんな意味を持つのかということを改めて悩んで挑んだ射撃練習の場に、本庁の根来新平が現れた。
彼は射撃の神様と言われており、かつては警察学校で射撃技官を勤めていたが、退官するのだという。
ジーパンの射撃姿勢を見て、遊びで拳銃を持つなと諭す。
そんな折、七曲署管内で連続射殺事件が発生、射殺された被害者は何れも社会のダニともいうべき悪党ばかり、山さんたちはその射撃の腕前と凶器もボスが持つ拳銃を同じ通好みのルガーであることからプロの手口と睨み、一流の殺し屋を次々と捕らえ取り調べるが全員シロだった。
その捜査の最中、ジーパンは根来と病院の前で再会、根来の勧めで射撃の特訓受けるジーパンだったが、そんな日々の中、ジーパンは根来に不穏なものを感じる。
一方、ボスはある事実に気付き愕然とする。
射殺された被害者たちはいずれも根来が捜査一課時代に手掛けた事件で結局は起訴できなかった者たちだったので。
そして、根来が不治の病に侵されており、余命いくばくもないことが判る。
ジーパンにとって根来は拳銃の「先生」ではあるが、その「先生」の犯罪にジーパンは刑事としての闘いを挑む・・・・。
ジーパンが刑事として一係の配属され、様々な苦難の壁にぶちあたってきましたが、本作はその仕上げ的な側面の作品です。
70話台はいろいろなターニングポイントを迎えていた彼が最終的にたどり着いたのは小口径で殺傷能力が通常使っている拳銃と比べ低く、命中率もジーパンの腕でも高い、「ミリタリーポリス」という拳銃でした。
その拳銃との縁結び役となったのが、まもなく退官の拳銃の神様と言われた本庁の根来。
その根来とジーパンの師弟関係と悲しくハードな結末を描くわけですが、
文学座の後輩・大先輩である、優作さんと北村さんの組み合わせは後に『俺たちの勲章』に継承されるわけですが、芸達者なお二人が揃うと作品全体が軽快になりそうな感じですが、ジーパン登場編のメガフォンをとった高瀬監督が登場編と同じように独特な重厚感を作品に反映させており、観るときはいつも作品世界に自然と没頭する感覚になります。
脚本は太陽「オリジナル」脚本メンバーである長野さんが、それまでジーパンの転機編を執筆なさっていた鎌田さんの作品を継承した形で、かつ拳銃を半ばマニアックに扱っている意欲作になっています。
第83話 49.02.15 午前10時爆破予定 (ゴリさん)
ゲスト:加藤武
波多野憲 武岡淳一
田利之 東静子 川口節子 鈴木治夫 岩瀬ゆう子 渡辺市松 内山朋子 市川ひろし
脚本:柏倉敏之 小川英
監督:高瀬昌弘
ゴリさんに見合い話が舞い込んだものの、相手の父親がヒラ刑事には娘をやらないと頑張っているため、ゴリさんは巡査部長の昇進試験を受けることとなり、猛勉強中。ボスたちも何とかゴリさんの負担を軽減しようと各々で配慮していた。
そんな折、七曲署管内で連続爆破事件が発生、最初の被害者である重傷を負った城東大学教授・郡司に恨みを持つ予備校生はシロ、次は一係に爆破予告が入りバスが爆破された。その爆破捜査からボスはゴリさんを受験勉強の為電話番を命じるが、その勉強の一環で図書館に赴いたゴリさんは偶然郡司の著書を発見するが、酷い書き込みがされており、その本の貸し出し記録から三浪生の安西が容疑者として浮かぶ。
安西の行方は一係の必死の捜査にもかかわらずつかめない。そしてある朝、安西から第三の爆破を予告する電話が入る。
今度は城東大学病院を午前10時爆破するというのだ。
城東大学病院に避難を要請する一係だったが、心臓弁膜症の少年の手術が難航する。
その日はゴリさんの受験日であったが、ギリギリまで一係部屋で粘っていると安西から電話が入る。
その話から、ゴリさんは安西の居場所を推測し、試験場ではなくそちらへ向かったが・・・・。
試験には合格したい、しかし事件は気になる・・・・ボスの計らいで試験勉強に集中できる環境にいながら、ゴリさんの頭の中は事件の事でいっぱいになっていきます。
ゴリさんの昇進試験がらみ話のはしり、ヒラ刑事筆頭のゴリさんが自分の未来のために昇進を望みますが、刑事として事件を追う方が勝ってしまうという悲しいサガではありますが、いかにもゴリさんらしい一編です。
しかし8/20・・・岩城刑事、カナダ・ウィスラーピークにて殉職から37年。
この日に生まれた赤ちゃんも立派な中年なのか・・・。
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▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編
8/20(火)
17:00~18:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#82
ファミリー劇場HD(CS)
8/20(火)
18:00~19:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#83
ファミリー劇場HD(CS)
第82話 49.02.08 最後の標的 (ジーパン)
SPゲスト:北村和夫
ゲスト: 西川敬三郎 池田生二 松下達夫
吉田静司 府川房代 戸島一実 清水石明美 国井正広 折尾哲郎 佐藤勝貫 森下明
脚本:長野洋
監督:高瀬昌弘
ある日、ジーパンは自身が射殺した青年の妹と辛い再会を果たし、「人殺し」と罵られる。
元々拳銃嫌いだったジーパンが刑事として拳銃を握らざる負えないことに気付いてしばらく経っていたが、刑事にとって、拳銃とはどんな意味を持つのかということを改めて悩んで挑んだ射撃練習の場に、本庁の根来新平が現れた。
彼は射撃の神様と言われており、かつては警察学校で射撃技官を勤めていたが、退官するのだという。
ジーパンの射撃姿勢を見て、遊びで拳銃を持つなと諭す。
そんな折、七曲署管内で連続射殺事件が発生、射殺された被害者は何れも社会のダニともいうべき悪党ばかり、山さんたちはその射撃の腕前と凶器もボスが持つ拳銃を同じ通好みのルガーであることからプロの手口と睨み、一流の殺し屋を次々と捕らえ取り調べるが全員シロだった。
その捜査の最中、ジーパンは根来と病院の前で再会、根来の勧めで射撃の特訓受けるジーパンだったが、そんな日々の中、ジーパンは根来に不穏なものを感じる。
一方、ボスはある事実に気付き愕然とする。
射殺された被害者たちはいずれも根来が捜査一課時代に手掛けた事件で結局は起訴できなかった者たちだったので。
そして、根来が不治の病に侵されており、余命いくばくもないことが判る。
ジーパンにとって根来は拳銃の「先生」ではあるが、その「先生」の犯罪にジーパンは刑事としての闘いを挑む・・・・。
ジーパンが刑事として一係の配属され、様々な苦難の壁にぶちあたってきましたが、本作はその仕上げ的な側面の作品です。
70話台はいろいろなターニングポイントを迎えていた彼が最終的にたどり着いたのは小口径で殺傷能力が通常使っている拳銃と比べ低く、命中率もジーパンの腕でも高い、「ミリタリーポリス」という拳銃でした。
その拳銃との縁結び役となったのが、まもなく退官の拳銃の神様と言われた本庁の根来。
その根来とジーパンの師弟関係と悲しくハードな結末を描くわけですが、
文学座の後輩・大先輩である、優作さんと北村さんの組み合わせは後に『俺たちの勲章』に継承されるわけですが、芸達者なお二人が揃うと作品全体が軽快になりそうな感じですが、ジーパン登場編のメガフォンをとった高瀬監督が登場編と同じように独特な重厚感を作品に反映させており、観るときはいつも作品世界に自然と没頭する感覚になります。
脚本は太陽「オリジナル」脚本メンバーである長野さんが、それまでジーパンの転機編を執筆なさっていた鎌田さんの作品を継承した形で、かつ拳銃を半ばマニアックに扱っている意欲作になっています。
第83話 49.02.15 午前10時爆破予定 (ゴリさん)
ゲスト:加藤武
波多野憲 武岡淳一
田利之 東静子 川口節子 鈴木治夫 岩瀬ゆう子 渡辺市松 内山朋子 市川ひろし
脚本:柏倉敏之 小川英
監督:高瀬昌弘
ゴリさんに見合い話が舞い込んだものの、相手の父親がヒラ刑事には娘をやらないと頑張っているため、ゴリさんは巡査部長の昇進試験を受けることとなり、猛勉強中。ボスたちも何とかゴリさんの負担を軽減しようと各々で配慮していた。
そんな折、七曲署管内で連続爆破事件が発生、最初の被害者である重傷を負った城東大学教授・郡司に恨みを持つ予備校生はシロ、次は一係に爆破予告が入りバスが爆破された。その爆破捜査からボスはゴリさんを受験勉強の為電話番を命じるが、その勉強の一環で図書館に赴いたゴリさんは偶然郡司の著書を発見するが、酷い書き込みがされており、その本の貸し出し記録から三浪生の安西が容疑者として浮かぶ。
安西の行方は一係の必死の捜査にもかかわらずつかめない。そしてある朝、安西から第三の爆破を予告する電話が入る。
今度は城東大学病院を午前10時爆破するというのだ。
城東大学病院に避難を要請する一係だったが、心臓弁膜症の少年の手術が難航する。
その日はゴリさんの受験日であったが、ギリギリまで一係部屋で粘っていると安西から電話が入る。
その話から、ゴリさんは安西の居場所を推測し、試験場ではなくそちらへ向かったが・・・・。
試験には合格したい、しかし事件は気になる・・・・ボスの計らいで試験勉強に集中できる環境にいながら、ゴリさんの頭の中は事件の事でいっぱいになっていきます。
ゴリさんの昇進試験がらみ話のはしり、ヒラ刑事筆頭のゴリさんが自分の未来のために昇進を望みますが、刑事として事件を追う方が勝ってしまうという悲しいサガではありますが、いかにもゴリさんらしい一編です。