「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

山さんの肩に圧し掛かる生命

2013-03-01 06:52:56 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのおさそい】

本日の日テレプラス・ボギー登場編は、

第529話 57.10.29 山さんの危険な賭け (山さん・ジプシー)小野武彦 今井健二 富田浩太郎

大学の研究所から死亡率の高い伝染病のウイルスが盗まれ、犯人は1000万ドルを内閣広報室に要求してくる。
一係は聞き込みにより実行犯のアジトと思われる場所に踏み込むことになり、山さんは防弾チョッキを着用するよう部下に指示しる。銃撃戦になるものの、事件とは関係のない拳銃密造工場だった。
ジプシーは防弾チョッキを着用せず踏み込んだことで山さんに今までになく厳しく注意される。

そして盗んだのは響組と確信を得るが、山さんは主犯は大学助教授ではないかと推理し、マークする。
助教授あるスナックへ入っていったが、様子がおかしい事に気付いた山さんは共に張り込みをしていたジプシーのある約束をし、そのスナックへ入っていくが・・・・。

サブタイトル通り危険な賭けに出る山さんを描きます。
ウイルス感染にさらされる危険がある市民の生命、ジプシー(=刑事)の生命、それが一気一瞬に山さんの肩に圧し掛かってきます。
追いつめられると思い切った手段に出る山さんらしさが出ていますが、今回はその中でもかなり極端なケースかもしれません。

ジプシーとしては、#527にて「甘口」な傾向に傾いていた中で、初期の設定や性格を作品中に採用することでジプシーのキャラクター的な部分を本作の時点で中和させている効果があると思います。

本作近辺はハードな作品が多い中、緊張感はこの作品が一番高いですね・・・傑作だと思います。
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