【日テレプラスへのおさそい】
第543話 58.02.11 すりへった靴 (トシさん)
セミレギュラー:吉野佳子
ゲスト:竜崎勝
矢田稔 渡辺知子 兼本新吾 一柳みる 伊達弘 成田次穂 松波志保 酒井郷博 小田健八 大木裕司 山川連滉 星野祐輝
脚本:金子裕
監督:鈴木一平
これからトシさん家族を描写していくことになる金子裕さんの初トシさん主演執筆作。
(というよりも金子さんご自身の太陽初参加作ですね。)
「襲撃」から連続してトシさんの個人的な関係者が事件にかかわることになりますが、今回は昔の同僚刑事の島田(竜崎勝さん)とトシさんとの対比がトシさん自身の現状を浮き彫りにする感じで物語は進んでいきます。
その捜査の過程で、トシさんはトシさんなりに苦悩したり気づきを得たりしながら、結局はいつもの生活に戻ることしかできないトシさんの悲哀も含まれている、なんというか男の讃歌みたいな・・・・。
島田のいぶし銀的な存在感も非常によく、家庭は崩壊してしまったものの、蒸発し殺された妻はその殺害された理由が「刑事の妻」所以だったというのも泣けてくる、中年男であればどこか「擽られる」部分がある作品だったりします。
でも、こうやって考えると、竜崎勝さんってもしかすると「トシさん枠」の候補だったかもしれませんね・・・。
第544話 58.02.18 屈辱 (ボギー)
セミレギュラー:横谷雄二
ゲスト:佐々木功 西岡徳馬
稲垣昭三 庄司顕仁 山中康司 志賀沢子 重松収 今西正男 大木史朗
脚本:小川英 尾西兼一
監督:堀内泰治
今までコテンパンに負けるメンバーを描く事は無かった太陽が、ボギーを得たことで初めてそのような描写が可能になった作品でありますが、そこがまたボギーの魅力を引き立てる結果になっています。
結局は自分が関わったことで命を落としてしまった父子の父、そのことで息子に恨まれてしまうボギーの闘争心は、犯人である空手の使い手(というか冷酷な殺人マシン)をどうやって倒すかに焦点が向いてきます。
少年課の吉野刑事に特訓を受けながら、犯人を挑発し続けるボギーの無謀さは直向きさの裏返しなのですが、見ているこっちも心配になるぐらいのストイックさで結果的には必殺に一手で犯人を倒すというカタルシス的な面も含みながら、ボギーのスタイルである「決めるときはキメるぜ」というのが一番顕著に出ている作品じゃないかと。
というかボギー、当時観たときは「え・・・・ここまでボコボコにやられるの!?」という驚きはありました、正直(^_^;)
でも、それがボギーらしいところではあるのですが、それが逆に新鮮だったというのもあります。
第543話 58.02.11 すりへった靴 (トシさん)
セミレギュラー:吉野佳子
ゲスト:竜崎勝
矢田稔 渡辺知子 兼本新吾 一柳みる 伊達弘 成田次穂 松波志保 酒井郷博 小田健八 大木裕司 山川連滉 星野祐輝
脚本:金子裕
監督:鈴木一平
これからトシさん家族を描写していくことになる金子裕さんの初トシさん主演執筆作。
(というよりも金子さんご自身の太陽初参加作ですね。)
「襲撃」から連続してトシさんの個人的な関係者が事件にかかわることになりますが、今回は昔の同僚刑事の島田(竜崎勝さん)とトシさんとの対比がトシさん自身の現状を浮き彫りにする感じで物語は進んでいきます。
その捜査の過程で、トシさんはトシさんなりに苦悩したり気づきを得たりしながら、結局はいつもの生活に戻ることしかできないトシさんの悲哀も含まれている、なんというか男の讃歌みたいな・・・・。
島田のいぶし銀的な存在感も非常によく、家庭は崩壊してしまったものの、蒸発し殺された妻はその殺害された理由が「刑事の妻」所以だったというのも泣けてくる、中年男であればどこか「擽られる」部分がある作品だったりします。
でも、こうやって考えると、竜崎勝さんってもしかすると「トシさん枠」の候補だったかもしれませんね・・・。
第544話 58.02.18 屈辱 (ボギー)
セミレギュラー:横谷雄二
ゲスト:佐々木功 西岡徳馬
稲垣昭三 庄司顕仁 山中康司 志賀沢子 重松収 今西正男 大木史朗
脚本:小川英 尾西兼一
監督:堀内泰治
今までコテンパンに負けるメンバーを描く事は無かった太陽が、ボギーを得たことで初めてそのような描写が可能になった作品でありますが、そこがまたボギーの魅力を引き立てる結果になっています。
結局は自分が関わったことで命を落としてしまった父子の父、そのことで息子に恨まれてしまうボギーの闘争心は、犯人である空手の使い手(というか冷酷な殺人マシン)をどうやって倒すかに焦点が向いてきます。
少年課の吉野刑事に特訓を受けながら、犯人を挑発し続けるボギーの無謀さは直向きさの裏返しなのですが、見ているこっちも心配になるぐらいのストイックさで結果的には必殺に一手で犯人を倒すというカタルシス的な面も含みながら、ボギーのスタイルである「決めるときはキメるぜ」というのが一番顕著に出ている作品じゃないかと。
というかボギー、当時観たときは「え・・・・ここまでボコボコにやられるの!?」という驚きはありました、正直(^_^;)
でも、それがボギーらしいところではあるのですが、それが逆に新鮮だったというのもあります。