「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

島さんが殺人犯?

2012-06-27 22:25:38 | ファミ劇日誌
【ファミ劇日誌 2012】

第178話 リスと刑事 

殿下主演編でファンタジックなサブタイトルだと大体酷い目に遭うという展開・・・というか、この頃の殿下主演編はいつもの事ではありますが(^_^;)
ただ、今回の殿下は冒頭から血走っていて事が起こっても意外と冷静に対応しているのが際立っていて、この頃ベテラン枠に移行しつつあった殿下の安定感が感じられる作品になっています。
バイクで囮になったり、って殿下は一応バイクもボートも運転できます。
というよりは、何と言うか殿下の優しさを受ける対象が今回は居ないので(というか、女性っ気が殆ど無い殿下編というのもこの時期では珍しい・・・)、本来の殿下が持っている刑事的なドライな面が出た感じです。
というよりも、自分の動かぬ殺人容疑に対して腹を括っていると言ったらいいのか、その辺りを呼び覚ましたのは現場検証に引っ張りだしたゴリさんなのは云うまでもないことなのですが(^_^;)

麻薬の仲買人・望月も相当なワル・・・証拠隠滅のために自分の情婦もろとも火の海にしてしまうという卑劣さと狡猾さは、短い登場時間でしたがかなり醸し出していた感じ・・・ってこれを演じたのが納谷悟朗さんというのも注目点かもしれません。
というよりも、納谷さんがご自身のお姿を披露している作品自体、現存しているものが少ないのでその意味でも貴重だと思います。
しかし、何度も云ってしまいますが・・・あのトラウマになった白い顔が納谷さんだったとは・・・(^_^;)

それにしても、普通であればジェームスが子飼の部下に望月の暗殺をやらせれば良いものを、わざわざ殿下に薬を盛って昏倒させ、殿下に化けて、殿下が載っていたスプリンターに乗って、殿下の拳銃を使って、望月を無きものにしたのは誰のアイデアだったんでしょうね(^_^;)。
ただ、この件は殿下が望月に怒り心頭ということを知っていなければならなかった訳で、そのチャンスは警察内部に情報網が無ければ、望月(ニセ)車が爆発した時しか考えられないので、遠くから見てたんでしょうね。
と、その狡猾な部下は渚健二氏。ここでもこの頃特有の東映系の俳優さんの出演傾向が出ています。

*前期と後期(中期?)の30系グロリアで麻薬の取引。
前期の方が爆発したわけですが、既に記したように「狼の街」から連続出演の白い個体を黒に塗りなおしたもの。
欠損したバックミラーを付け直していますが、何故それも黒い・・・?

*コショウの瓶を盗んだと思われていた、最も優しい刑事・・・。

*殿下の悪夢シーンはブルーバック撮影を本格導入していますが、望月の顔はリマスタでクッキリ布から首を出しているのが解ってしまう(^_^;)、でもこれはこれで味です。

*覆面車の車名が出ることは太陽では滅多にないのですが、スプリンター・・・出ましたね。
ただ、あのタイヤはカローラとも共通なので、特定は困難を極める。。。ちょっと歩けばカローラ&スプリンターの時代でした。。。

*自室の絵画などで絵に造詣が深いような発言があったボス、書く方もプロ級(^_^;)
ボスの隠れた特技です。

*テキサスの革ジャンが変更。おそらく「狼の街」で中島久之さんが着用していたものと同じもの?
ボンと同じく、「とっくり」セーター度合いがこれから上がっていきます(^_^;)

ロケ地:お台場?、望月死体発見現場は柏江~喜多見の小田原線高架下?、骨董屋は南青山にあったらしい。

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突破口を模索中?

2012-06-27 19:38:32 | 「けぶのたわごと」
太陽40周年関連、公式・非公式同じく何も聞こえてこないですね。
まあ、人の事は云えませんが・・・・<(_ _)>
私自身、まだ7月の予定も決めかねて、すっかり宿題いっぱい抱えている状態なので・・・。
しかし、この偏頭痛さえ何とかなれば、、、、

と、まずは体調を整えるところから始めています(^_^;)
でも、今週末には何かしら決めないとならないでしょうね・・・。

▼ところで、各日誌に書いているロケ地ですが、前にも書いたように容易に判明する場合とそうでない場合があって、リハビリに書いているつもりの日誌が、ロケ地で躓くとなかなか先に進まない・・・。
ジプシー登場編の美彩堂にしても、あの当時は住所表示もきっちり緑色のビニールテープで「消され」ていたので、番地しか解らず、それをいろいろ試しても解らなく、第一、世田谷にあんな北海道の住宅街のような道幅の広いところって大通り以外にあるのかなぁ・・と・・・・ただ、例の「公共の施設」に着目したら、いとも簡単に判明・・・・って、ロケ地探索は奥が深いです。
私のロケ地記事をヒントとして、早々と美彩堂を捜し出した猛者さんが居られまして(^_^;)
いや、決して革スーツで赤い車に乗って、建物の前に乗り付けないように。。。。

色々と探索してみると、大体世田谷でも砧中心に小田急小田原線の経堂から多摩川近辺や、東名高速付近とかそのあたりがメッカだという印象は持ちます。
ただ、歩くには結構な距離ありますね。

実はファミ劇の方もやっとこさ強引に脱出させてもらいます(^_^;)

▼どうも、NHKの『スタジオパークからこんにちは』とは相性が悪いようで・・・・
良純さん分は録画忘れ、世良さん分は録画失敗・・・
ペガッサさん、ごめんなさい<(_ _)>

▼BS日テレで放送=火曜サスペンス劇場 「バックミラーの中の女」、1982年5月の作品で、田中邦衛さんとトシさんになる前の地井さんが競演。(五郎さん明け後のころ?)
タクシーの運転手の邦衛さんの妻がひき逃げで殺され、その犯人を追ったら罠にかかって犯人を殺した濡れ衣をきせられます。
その運ちゃん仲間に関虎実さんも御出演。
関さんは寡黙な役柄が多い中、セリフもある貴重な作品かもしれません。


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美彩堂(宝石店)

2012-06-26 01:47:58 | ロケ地検索&メモ
身体が熱くて眠れんです・・・とは言いつつも明日に響くので寝ますが(^_^;)

その理由・・・長年探していた、

#494「ジプシー刑事登場!」

での現場となった「美彩堂 矢追支店」

やっと見つけました(^_^;)

美彩堂は世田谷区船橋4丁目、建物は現存します。(2009年現在テナント募集中)

ゴリさんの説明通り、ビルの2階からはマンションになっており、空き部屋情報によると・・・・。

4階に一部屋空きがあるようです。

1DK 31.00㎡  家賃8.5万円 敷金礼金各1ヶ月。
駅からは15分ぐらいかかるようですが。

築32年ですから、本放送当時はほぼ新築だったんですね・・・。

ジプシス諸姉、くれぐれもお引っ越ししないように(^_^;)


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太陽放送予定 2012.6.25号

2012-06-26 00:05:47 | 放送予定
停滞しているので、何とかケツに火を付けようと色々試しているけぶでございます。
というか、ケツに火がつかないと動かないので(^_^;)

ただ、それに火を付けそうなのが、我が愛車に付いている忘れられたMDチェンジャーの太陽BGM。。。って昔やたら聴き倒したのですが(^_^;)
めんどくさがりの私なので、サウンド・トラック・コレクション等からボンボン(良ちゃんではなく。。。)抜粋した物凄く粗い収録曲構成。
それが何とも首をひねりたくなるような・・・。
メインテーマMIX(’82)→同、本編からのダビング(確か「獲物は狩人を誘う」から)→ゴリさんのテーマTVVr→サスペンス(出張用(^_^;))→マカロニ・ジープ・チェイサー→復活のテーマTVVr→アクションTVVr→衝撃のテーマTVVr→復活のテーマIITVVr→アクション’79r→ドックのテーマIITVVr→怒りのテーマTVVr→雨上がりのシーサイド→行動のテーマ(キーボードVr)→行動のテーマTVVr→マイコンのテーマII→ボンのテーマTVVr→テキサスのテーマTVVr→青春のテーマTVVr→メインテーマ’79
って、殆どテレビバージョン(^_^;)
多分、片っ端からハイになりたい身近にある曲を詰め込んだ感じが・・・・もう10ウン年前に作ったヤツですから・・・。
前にも書いたかもしれませんが、青春(ジーパン)のテーマは、レコードバージョンも回転数を若干高めた編集版(殆どの本編使用がこっちですね)、それも前期のキーボードが裏返る的なバージョンも調整したバージョンも、ボギー登場クライマックスの間奏繰り返しバージョンも好きなのですが、やはりオリジナルもドッシリしていていいなぁ・・・・と思いながら、ゴリテーマや復活のテーマはメロ抜きで聴いたり(^_^;)
ただ、個人的に一連のサスペンス曲を聴きながらドライブしても快適なので、まあ病気です(^_^;)

と、戯言交えて・・・・向う一週間の太陽放送予定です。

こうやって表にすると、ゴリさんが拳銃を撃てなくなった!って連続で云われても状態なのですが(^_^;)
日テレプラス、ゴリさんの特技封じ・・・・と簡単に云ってしまいますが・・・結構意表を突かれた作品でして・・・ただこの作品は見所が多くて、ゴリさんを中心として久々に登場の晴子、何気にサポートするロッキー、ジプシーに対して一触即発かと思いきや大人の男として黙って自らの行動を見せるゴリさんとか、若き内藤剛志氏とか、クライマックスの「ケンゾー!」とか・・・・あぁ・・・結構好きな作品です(^_^;)
ファミ劇の方は、長さんが完全犯罪に真っ向から挑む、それまでの長さんの主演作は家族が絡んだ話が中心でしたが、本格的にトリックサスペンスに取り組む名編、もうひとつはテキサス久々の淡い恋的な感じですが、直接的ではなく間接的なんですよね・・・それも悲しい感じですが、竹下景子さんの余命幾許もないけれども健気に生きる女性もなかなか・・・何気にボンもいい味だしてますし。
チバテレ・ジーパン編は、山さんの苦渋編、冒頭で自殺の説得に失敗した山さんが、また同じ状態に陥る・・・・熱い山さんに若い峰竜太さん。
とちぎ・マカロニ編は、ボス編の名作、ボスを襲撃に来た女が失敗し、逃走中事故で瀕死の状態に・・・ただし、女が狙ったのはボスではなく一係の係長だった・・・という切ない話・・・ヒール役の本庁警部を演じるのが佐藤慶さんというドスの効いた布陣です。

6/29(金) 11:00~12:00 日テレプラス(CS) 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#497 ゴリさんが拳銃を撃てなくなった!
6/29(金) 20:00~21:00 チバテレビ1(地上波) 太陽にほえろ! #58 夜明けの青春 (54/103)
6/29(金) 22:00~23:00 日テレプラス(CS) 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#497 ゴリさんが拳銃を撃てなくなった!
6/30(土) 5:00~5:50 日テレプラス(CS) 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#497 ゴリさんが拳銃を撃てなくなった!
6/30(土) 22:00~23:00 ファミリー劇場(CS) 太陽にほえろ!HDリマスター版『#184 アリバイ』
6/30(土) 23:00~24:00 ファミリー劇場(CS) 太陽にほえろ!HDリマスター版『#185 虹』
7/1(日) 19:00~20:00 日テレプラス(CS) 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#496 ジプシーとラガー
7/1(日) 22:00~22:55 とちぎテレビ1(地上波) 太陽にほえろ! #32 ボスを殺しに来た女
7/2(月) 6:00~6:50 日テレプラス(CS) 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#496 ジプシーとラガー

ところで、7月のファミリー劇場の裕次郎さん特集の太陽放送は7月21日の13:00~ #32と#96が放送されるとか。


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停滞中。。。。

2012-06-25 12:56:00 | 当直室業務連絡
頂いたメールへのご返事について停滞しているものですから、とりあえず近況報告をさせていただきます。

*偏頭痛が最近ひどく(神田さんでお馴染みのノーシンを粉で持ち歩いています(^_^;))、パソコンを触っていると特にそうなので、休みは目を休めています・・・・。
太陽40周年に向けての私の計画も現在白紙状態・・・・という有り様です。。。。
突然飛行機とって上京するかもしれないし(^_^;)
どうも、私の身体。。あっちが良くなれば、こっちが悪くなるの繰り返しで困ってしまいますが。
なので、土日は全くパソコンに手も触れてませんでした・・・。

*ただ、観るモノはちゃんとチェックしています。
しかし、週末にあれだけ初回放送が集中すると結構キツイものがあります・・・。
(太陽ジプ編→太陽テキボン期2話→七刑→特捜隊2話)
西部署は記憶の補足の為に流し観しています。。。。そういえば、DVD化されたエピソードについては改めてリマスタしたものを放送しているようで、音声等がかなり良くなった感じがします。

*そういえば、いつの間にか届いていた『大都会PARTII DVD-BOX Vol.1』、とりあえずまた流し観(^_^;)。
日テレプラスの放送では初期数話までは画面が暗く・音がコモっている感じだったのが均等化された感じに仕上がっていました。
「刑事のいのち」の「ひとり」なんてレコードを聴いているような印象(^_^;)
結構気合入ってますね。
特典の予告編、1話他数話が「映像の不備」により音声のみの収録(^_^;)
多分、予告編用にピックアップされた映像がちょっと強烈だったのかなぁ・・・と(^_^;)
そして企画書の方もなかなか面白く、坊さんがクロさんと同じく巡査部長でサル(というか上条巌)が神田さんで峰さんはインターンという想定・・・・。
と、ちょっと浮気もしてました・・・。


あ~、なんだか憂さ晴らしにパッと呑みたくなってきました。。。。




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もうすぐ刑事は廃業だ

2012-06-25 07:09:59 | 日テレプラス日誌
【日テレプラス日誌 2012】

第493話 スコッチよ静かに眠れ

スコッチという「人」は、我々の世代には特別な存在だったと思います。
太陽ファン諸先輩方からは、登場時の悪い印象(それは製作側の狙いが当たった証しでもあるのですが)を耳にして、確かに好漢・テキサスの後任がスコッチだものなぁ・・・と納得するわけですが、我々ちびっ子としては躍動感あるアクション、クールなのにナイーブな面、そして左手を台座にしたりパーのまま引き金を引いたりするガンアクションは当時のメンバーの中でもあか抜けた感じで、正直憧れの的でした。
そして、スコッチ転勤後のロッキーへの助っ人等で七曲署の外でも危機があればいつでも「飛んでくる」的存在感は、その初期のキャラ設定等は吹っ飛んでしまい、スコッチ復帰待望という一種の妄想が生まれたのは当然のことだと思います・・・・まさか、それが現実のものになるとは思いもしませんでした。

なので復帰時は鮮烈な印象が私の頭にハッキリ残っています。

初期とのキャラクター設定と復帰後のそれとの違和感いう意味では今現在、#217を観て#400をすぐ観られるという環境下だからか、逆に際立った感じがしますが、当時は転勤から復帰までに期間があったためそれほど違和感なく観ていましたが、まさかその折衝的な面が沖さんが悩んでいた部分のひとつだったと知ったのは後のことでした・・・。
沖さんの命日も控えていますが、その辺りは別な機会に書きたいと思います。

1981年の事故の報道は相当ショックでした・・・沖さんファンには既に前年から沖さんの変化に気付いていた方が居られるようですが、私も1981年が明けた収録分(「あなたは一億円欲しくありませんか」)辺りから、軽快さが何となく無くなったような・・・という感じを受け、次第に見るからに疲労した感じが表情に出ているように思え、心配していた矢先だったので。

スコッチ病欠後、すぐにボスが不在に。
本来であればもっと長く休演するはずだったと思いますが、ボスの居ない大きな穴を埋めるためか約1ヵ月で復帰。
ただ、やっぱり本調子ではないという印象はあり、ラガー登場編に参加した後2度目の休演時にはもしかするとスコッチが番組を去るのではという漠然とした不安が湧きあがりました。

クリスマスにボスが復帰、その撮影が11月だったので、降板のタイミング的にはボス復帰目途が立った時点で決定(1981年いっぱいの出演)していたようですね。

なので、結構急な決定だったようで(水面下ではいろいろと進められていたようですが)、メディアでの降板発表はそれこそ12月に入ってからだったと思います。

年が明けて本編では病床ながらスコッチが画面に戻ってきましたが、寂しかったですよね・・・。
(これは、ボス復帰のお祭り騒ぎ直後だったので尚更でした。)

こういう経緯を踏まえた私にとっては、#493の予告編というのは、他の殉職編とは違った物凄く重い感じで観ました・・・。
沖さんの状態と画面のスコッチと病死という最期が相当シンクロした感じで、物凄く重たかったです。

そして本編・・・。

もう治療の余地なく、安静に余命を全うするしかないところまできていたスコッチのもとに、かつて弟を射殺された井関が復讐の牙をむきながらやってきます。

何となく自分の「現状」を感じながら、信じたくないし生きたい、一体どうしたらいいのか・・・という迷い的な部分を抱え込みながら、刑事という職は既に自分自身の本能的部分になっているスコッチが、結局はまずはボスの部下として「自分の事件」を解決したいという望みで病院を抜け出すわけですが・・・。

同胞のようなゴリさんは可愛いサボテン(ゴリさんは何気に好センス)を持参、長さんは康江の手作り弁当を持参、秘書役のロッキーは事件報告・・・ロッキーにはスコッチも本音を漏らしたり、この辺りは微妙な関係性の違いが見受けられますが、それもまたリアルです。それに現場から引いているとはいえ、家族のいないスコッチを皆が気にかけているという部分が泣けますね・・・・。
その気遣いが逆に涙を誘う感じで・・・。

病院を抜けだしたスコッチがボスへ電話をかける辺りからもう観ていられないという感じは正直昔はありまして、ただ、あの二人の会話というのが各人らしさが溢れている名セリフの応酬みたいな感じでまた泣けてきます。
そのボスが各メンバーへの無線指示が、一層悲壮感を漂わせます・・・。

そして大川町の林でのほぼスコッチ一方的優勢の井関との対決もスコッチらしい展開ですが、本放送当時はこの頃もう何故か身ぶるいが止まらなかったと思います。
アクション云々というより気迫という面で圧倒されていたものと・・・。
撮影時の沖さんはかなりハイテンションだったようで、ファンのギャラリーも居たということで、気合十分だったんだと思います。
ロシアンルーレットのくだりは名シーンです。

そして吐血。
倒れた時のスコッチの信じられないという表情がリアルで・・・やっぱり覚悟はしていながらも実際に現実に「死」というものが見えてくると・・・。

臨終シーンもそもそも登場編から生きることへの執着をある意味持っていたスコッチらしい最期だったと思いますが、あのシーンも辛いですね・・・。

『はぐれ刑事』の最終回を見直した後でこの作品を観たもので、少々ガツンと来過ぎました。


あまりこの作品は太陽の一時代の締め括りという部分では話題になりませんが、私の中ではハッキリとした終焉を印象付けています。
スコッチはある意味「中期」のシンボル的な面があって、その彼が去ったことでハッキリと太陽のカラーが変わっていったのを感覚として憶えているからだと思います。


ロケ地:新宿副都心、新宿中央公園近辺、新宿4丁目、世田谷総合運動場体育館近辺、新井和夫氏ら演じる暴力団員が撃たれるカフェ(周辺)は用賀2丁目(お色直ししているが現存)、成城の商店街、スコッチとボスの最後の電話は大蔵5~6丁目の東名高速にかかる橋(?)、砧公園。


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両極端な魅力の2編

2012-06-23 11:17:11 | ファミ劇日誌

あすのとちぎテレビ・マカロニ編は、

第31話 48.02.16 お母さんと呼んで (マカロニ・ボス)赤座美代子 河村弘二 青木英美 林ゆたか  

ボスの古い友人の女性が後妻に入った家の娘が誘拐される。
しかし、身代金引き渡しは失敗し、藤堂チームは窮地に落とされる。
やがて、誘拐された娘が悪い仲間と付き合っていたことが解る。
継母と娘の葛藤と和解、その中で右往左往するマカロニを描きます。

マカロニ編特有の都内ロケ追跡、クライマックスのマカロニと林ゆたか氏のスナックでの大格闘が見ものだと思いますが、
結果的にプレ登場となるマーガレットを読む青木英美さんも見逃せないかも。


【ファミ劇へのおさそい】

新年らしい豪華なラインナップが続きます。
ボスの活躍編と山さんの人情編の2篇。

第182話 51.01.09 ボディガード (ボス)ビーバー(川口まさみ) 山内明 中井啓輔 西田健 

もしかすると、この作品を新年一発目として企画していたのではないのか?というほどのある意味派手な作品。
ニッポン放送「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」で「モコ・ビーバー・オリーブ」でデビュー、ananにも登場していたとされ、この頃はドラマでも活躍していたビーバー氏が、太陽史上でも指折りな魅力的な婦人警官・今井京子として登場、彼女を巡る危険と疑惑を描きます。
警察内部の不正と彼女の関わり等と、事件は混沌としていきます。
ボスも2人射殺してしまうというハードボイルドさも加味され、逆に当初はボスのボディガードとして東京に赴いた京子に対する一係の面々の面白い反応なども愉しめる作品です。
事業者事業部諸氏には、休演のスプリンターに代り30系カローラレビンの新車当時の雄姿が観られるのも見どころかも。

見所といえば箱根ロケな今回。
ただ、ロープウェイ以外は特に風光明媚と言う訳ではありませんが(^_^;)
でもこのロケ、もしかすると1975年の太陽チーム忘年会を兼ねたものだったかもしれません(^_^;)


第183話 51.01.16 金庫破り (山さん)大滝秀治 津田京子 車邦秀 

全国的に注目を浴び始めた頃の大滝さんがゲスト、#62と同じ元・金庫破りの役ですが、前回は冒頭とラストだけの出演だった為に実質的に太陽で大滝さんをたっぷり堪能する唯一の作品になっています。その相手が山さんという物凄いダシの効いた話になっています。

元金庫破りで現在は金庫製作を請け負う鶴吉とっつあんに指南を受ける藤堂一家。
その直後、鶴吉の金庫が連続して破られ金を奪われる事件が発生、その容疑者に鶴吉の唯一の弟子的立場にある男が捜査線上に浮かびますが、その男は鶴吉の娘とかけおちし子供を儲けていましたが、その子は心臓病を患っており、その手術代を工面する為の犯行と推測した山さんたちは、鶴吉の金庫がある場所をマークしますが・・・。

追跡中に死んでしまう男、男に代って孫の為に何とか金を工面しようと、「昔取った杵柄」を解禁しようとする鶴吉、刑事としてと鶴吉の「友人」として苦悩する山さん、それらを静かに描きます・・・。

この作品も泣けるなぁ。。。。いつも。



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記事訂正です(^_^;)

2012-06-22 18:43:24 | 日テレプラス日誌
「ジプシーとラガー」
発端の強盗事件の件、かなりボケでました(^_^;)
記事訂正して、お詫びいたします。

どうも最近ダメです・・・参りました。。。
気合いれないと・・・。

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乱闘にも気付かない一係の面々・・・・(^_^;)

2012-06-22 07:10:14 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

本日のチバテレ・ジーパン編は、七曲署崩壊の危機(^_^;)、

第57話 48.08.17 蒸発 (ジーパン・山さん) 山本耕一 長内美那子 仙波知之

殺人を目撃した死んだはずの男。
その男を巡って、彼の妻・寺林組・ジーパンと山さんがある意味右往左往します。
男は幸せな家庭があって何故蒸発したのか・・・。
そんな漠然とした疑問を抱きつつジーパンは見つかった男をガードしますが・・・。

クライマックスのジーパンVS寺林組の七曲署内の乱闘で83万円が吹っ飛んでいった話は有名。
(あくまでも、一係ではなく四係がメチャクチャ(^_^;))

見所満載の本作、ネタバレファミ劇日誌はコチラ↓

http://pub.ne.jp/taiyokebu/?entry_id=3553044

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あなたはジプシー派?ラガー派?

2012-06-22 06:57:18 | 日テレプラス日誌
どうもいろいろと調子が悪いので、ハッキリ言って停滞しております・・・・。
申し訳ないです<(_ _)>
結構メールも頂いており、ご返事の方も停滞しております。
もうちょっとお待ちください。

【日テレプラスへのおさそい】

ちょっと久々なサスペンス的な事件に七曲署では新参者の2人が各々の立場で捜査を進める、

第496話 57.02.19 ジプシーとラガー (ジプシー・ラガー)吉水慶 山科ゆり 高尾美有紀 

以前、一係で扱った強盗犯の木谷が出所、彼の単独犯行で事件は終わってしまったものの共犯説も捨てがたいことから(ボケてました・・・・訂正します)逃げた共犯者の手掛かりを知っているのではないかと、男をマークするジプシーとラガー。
木谷はラガーの殴って行方をくらましてしまいます・・・・目的は共犯者への復讐のため?、妻に逢いに行くため?
木谷に対し、徹底的に疑うジプシーと、あくまでも信じて行動するラガー。

木谷自体がかなり不憫な感じなのですが・・・。
事件は焼死体発見で別な方向に向いていきます。

ジプシー主演2回目、ラガーと組み捜査に当たりますが、二人のスタンスの違いが決定的な感情の対立を招くか?と思いきや、ジプシーがかなり大人な対応が目立ちます。

本作の準備稿は、
キヨウさんのサイト「お茶の間 矢追劇場 太陽にほえろ!7201」=太陽NET(右のブックマークからお入りください)=
の「collect 資料」のページによると、以前スコッチが扱った事件で、それをドックとジプシーが捜査し、ジプシーがかなりヒールな設定だったという非常に興味深いレポートがあります。
完成作品と改めて対比してご覧になるのも乙だと思います。

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