旅の続きです。
桜島を堪能し鹿児島中央駅から観光列車を乗り継ぎ乗り鉄の旅の始まり
先ずは「特急はやとの風」
以前「はやとの風」に乗車した時は全て指定席だったようでしたが
(間違っていたらすみません)
今回は2号車に20席ほどあり地元の高校生などが乗車していました。
今年3月のダイヤ改正で吉都線や肥薩線など本数が減少
乗り換えが難しくなり乗り鉄の私としては寂しい気持ちです。
出発前に乗車した車内で早速遅めの昼食
駅弁の他にさつま揚げと缶ビールは欠かせません。
隣の席のご夫婦は出発前にほぼ食べ終わっ私にきっと驚かれたことでしょう(笑)
車窓からはさっきまでいた桜島が・・・
嘉例川駅
駅横の公園のイチョウが見ごろでした
薩摩横川駅
吉松駅からは「特急いさぶろう号」へ乗り換えです。
この便だけ指定席が取れず不思議でしたが・・・
どうやら幼稚園の遠足だったようでたくさんの親子が乗車し
車内は一気ににぎやかになりました。
7席しかないベンチシートの自由席を確保しホッと一息
「はやとの風」でお隣だったご夫婦も指定席が取れず私の横に・・・
来年80歳になるという気さくな奥様とお喋り
横浜在住で「フルムーン夫婦グリーンパス」を利用し
今回は7日間の鉄旅をしているそうで年数回いかれるそうです。
毎年、夏になると北海道へ車中泊の旅もされるという元気で仲の良いご夫婦
特に奥様は毎日2時間2万歩の散歩を欠かさず旅をするための努力されてると・・・
「いくつになっても好奇心・行動力・努力が大切ヨ~」
「あなたはまだまだ若いんだから出来るわヨ~頑張りなさい」
20歳もの差があると思えない若々しい大先輩に元気をもらい
これから先こんな生き生きとした人生を過ごしたいと思いました。
そのお隣には鹿児島に所用で宿泊された博多の女性
行きは新幹線で帰りは念願の観光列車に乗るため肥薩線経由にされたとか・・・
皆さん初めての「いさぶろう号」にワクワクの様子
友人やオジサンとの旅もそれはそれで楽しいのですが
一人旅はこんな素敵な人との出逢いがあるから止められないのです。
真幸駅
駅舎では土曜日で地元の物販もあり、乗客の幼稚園児のおかげで
ホームにある「幸せの鐘」も今日はひっきりなしに鳴り賑やかです。
前回来た時の無人駅とはまた違った雰囲気
山を登るにつれ紅葉もチラホラ
日本三大車窓のポイントでは・・・
運転手さん開けてくれた窓から爽やかな高原の空気感を感じ・・・
私はもう何度も乗車した路線なので席を立ち他の方に撮影ポイントを譲ると
「きれい~」と歓声をあげ嬉しそうな皆さんの笑顔に私も自然と笑みがこぼれ・・・
昨年行った北陸・氷見線で私が受けた同じような体験記憶がよみがえりました
午後4時頃の柔らかな日差しの中
走る列車の車窓からは逆光の杉林の間に紅葉した木々が時折見え
何とも言えぬ雰囲気に少し物悲しいくも心穏やかになります。
矢岳駅
乗客は皆さんSL展示を見学にいき静かになった駅前
今日一番の素晴らしい紅葉を独り占め
大畑駅には最近開店した旧保線詰所を改装したレストラン囲炉裏キュイジーヌ LOOP
来年春には近くに宿もできる予定だそうです。
来年春、桜満開の頃ゆっくり訪れたいと思いました。
16:35 人吉駅到着
「いさぶろう号」は熊本までの運行ですが・・・
私は観光列車「かわせみ・やませみ」に乗り換えるため下車
横浜のご夫婦と博多の女性とはここで別れです。
夕暮れの人吉駅構内にある球磨川鉄道車庫前には田園シンフォニーが停車中
45分の乗り換え時間を利用し駅横の水戸丘氏デザインの「MOZOKA]へ
「MOZOKA]の屋上からさっきまで乗車していた「いさぶろう号」を見送り・・・
夕陽に向かって進む列車を眺め・・・
今日もたくさんの素敵な出逢いを振り返り感謝しました
17:24 「かわせみ・やませみ」に乗車し熊本へ向かいます。
2号車車内
一人なのでカウンター席を予約しました。
早速、サービスカウンターで「くまの宝箱」(土日限定)をget
球磨焼酎にこだわる地元の店「開kai」のこの列車限定の焼酎おつまみセット
最後の一個をgetでき、長年の念願が叶いました(笑)
シカ肉のソーセージや大根の焼酎漬など全て球磨焼酎に合う美味しいおつまみ
この中の「そば揚げ」が美味しくオジサンの手打ちそばで試してみました。
残念ながら出発前に日が暮れ日本三大急流の球磨川は闇の中
カウンター席の窓に写った自分の顔を眺め(笑)
球磨焼酎をチビリチビリやりながら帰路につきました
こうして思いつき日帰り旅が出来る環境にいられる今の自分に感謝すると
帰宅後は日々の色々(両親やオジサンへの対応など)に自然と優しくなり
家事や雑用も益々楽しみながら頑張る自分がいます。
旅はもちろんタダでは行けませんが・・・
その分普段の生活の中で創意工夫をし質素倹約に務め
旅の費用を捻出するのもまた楽しみでもあります。
私にとって一人鉄旅は日常生活にメリハリができ心身のガス抜きの時間だと
今回もあらためてそう感じた旅でした
桜島を堪能し鹿児島中央駅から観光列車を乗り継ぎ乗り鉄の旅の始まり
先ずは「特急はやとの風」
以前「はやとの風」に乗車した時は全て指定席だったようでしたが
(間違っていたらすみません)
今回は2号車に20席ほどあり地元の高校生などが乗車していました。
今年3月のダイヤ改正で吉都線や肥薩線など本数が減少
乗り換えが難しくなり乗り鉄の私としては寂しい気持ちです。
出発前に乗車した車内で早速遅めの昼食
駅弁の他にさつま揚げと缶ビールは欠かせません。
隣の席のご夫婦は出発前にほぼ食べ終わっ私にきっと驚かれたことでしょう(笑)
車窓からはさっきまでいた桜島が・・・
嘉例川駅
駅横の公園のイチョウが見ごろでした
薩摩横川駅
吉松駅からは「特急いさぶろう号」へ乗り換えです。
この便だけ指定席が取れず不思議でしたが・・・
どうやら幼稚園の遠足だったようでたくさんの親子が乗車し
車内は一気ににぎやかになりました。
7席しかないベンチシートの自由席を確保しホッと一息
「はやとの風」でお隣だったご夫婦も指定席が取れず私の横に・・・
来年80歳になるという気さくな奥様とお喋り
横浜在住で「フルムーン夫婦グリーンパス」を利用し
今回は7日間の鉄旅をしているそうで年数回いかれるそうです。
毎年、夏になると北海道へ車中泊の旅もされるという元気で仲の良いご夫婦
特に奥様は毎日2時間2万歩の散歩を欠かさず旅をするための努力されてると・・・
「いくつになっても好奇心・行動力・努力が大切ヨ~」
「あなたはまだまだ若いんだから出来るわヨ~頑張りなさい」
20歳もの差があると思えない若々しい大先輩に元気をもらい
これから先こんな生き生きとした人生を過ごしたいと思いました。
そのお隣には鹿児島に所用で宿泊された博多の女性
行きは新幹線で帰りは念願の観光列車に乗るため肥薩線経由にされたとか・・・
皆さん初めての「いさぶろう号」にワクワクの様子
友人やオジサンとの旅もそれはそれで楽しいのですが
一人旅はこんな素敵な人との出逢いがあるから止められないのです。
真幸駅
駅舎では土曜日で地元の物販もあり、乗客の幼稚園児のおかげで
ホームにある「幸せの鐘」も今日はひっきりなしに鳴り賑やかです。
前回来た時の無人駅とはまた違った雰囲気
山を登るにつれ紅葉もチラホラ
日本三大車窓のポイントでは・・・
運転手さん開けてくれた窓から爽やかな高原の空気感を感じ・・・
私はもう何度も乗車した路線なので席を立ち他の方に撮影ポイントを譲ると
「きれい~」と歓声をあげ嬉しそうな皆さんの笑顔に私も自然と笑みがこぼれ・・・
昨年行った北陸・氷見線で私が受けた同じような体験記憶がよみがえりました
午後4時頃の柔らかな日差しの中
走る列車の車窓からは逆光の杉林の間に紅葉した木々が時折見え
何とも言えぬ雰囲気に少し物悲しいくも心穏やかになります。
矢岳駅
乗客は皆さんSL展示を見学にいき静かになった駅前
今日一番の素晴らしい紅葉を独り占め
大畑駅には最近開店した旧保線詰所を改装したレストラン囲炉裏キュイジーヌ LOOP
来年春には近くに宿もできる予定だそうです。
来年春、桜満開の頃ゆっくり訪れたいと思いました。
16:35 人吉駅到着
「いさぶろう号」は熊本までの運行ですが・・・
私は観光列車「かわせみ・やませみ」に乗り換えるため下車
横浜のご夫婦と博多の女性とはここで別れです。
夕暮れの人吉駅構内にある球磨川鉄道車庫前には田園シンフォニーが停車中
45分の乗り換え時間を利用し駅横の水戸丘氏デザインの「MOZOKA]へ
「MOZOKA]の屋上からさっきまで乗車していた「いさぶろう号」を見送り・・・
夕陽に向かって進む列車を眺め・・・
今日もたくさんの素敵な出逢いを振り返り感謝しました
17:24 「かわせみ・やませみ」に乗車し熊本へ向かいます。
2号車車内
一人なのでカウンター席を予約しました。
早速、サービスカウンターで「くまの宝箱」(土日限定)をget
球磨焼酎にこだわる地元の店「開kai」のこの列車限定の焼酎おつまみセット
最後の一個をgetでき、長年の念願が叶いました(笑)
シカ肉のソーセージや大根の焼酎漬など全て球磨焼酎に合う美味しいおつまみ
この中の「そば揚げ」が美味しくオジサンの手打ちそばで試してみました。
残念ながら出発前に日が暮れ日本三大急流の球磨川は闇の中
カウンター席の窓に写った自分の顔を眺め(笑)
球磨焼酎をチビリチビリやりながら帰路につきました
こうして思いつき日帰り旅が出来る環境にいられる今の自分に感謝すると
帰宅後は日々の色々(両親やオジサンへの対応など)に自然と優しくなり
家事や雑用も益々楽しみながら頑張る自分がいます。
旅はもちろんタダでは行けませんが・・・
その分普段の生活の中で創意工夫をし質素倹約に務め
旅の費用を捻出するのもまた楽しみでもあります。
私にとって一人鉄旅は日常生活にメリハリができ心身のガス抜きの時間だと
今回もあらためてそう感じた旅でした