細くて長くて美味いものと云えば日本蕎麦だけど、うどんだって美味しい。ラーメンも悪くない。立ち喰いだっていいじゃないか!
埼玉県入間市仏子397≠T
安仁屋うどん¥750=Aまいたけ天¥100・/span>
店内は全席カウンターで収容は15人位。小綺麗な内装でジャズが流れても不思議ではない雰囲気に切り盛りは若い女性2人。 中太で飴色のうどんはしっかりとした仕上がりで艶といいカドの立ち方といい完成された美しさ。見た目どおりしっかりとした食感で粉の味わいも充分楽しめる。 安仁屋うどんの肉汁は焼きネギが浮かんだ濃い味付けの肉汁で、強い個性のうどんをしっかりと受け止めてくれ優しい豚バラとのハーモニーが楽しめる。
東京都武蔵村山市本町1≠W6≠R
天ざるそば¥1380=A肉汁うどん¥950・/span>
武蔵野うどんの聖地とも言える武蔵村山の目立つ交差点の角に立つ手打ちそばの店。 極細の蕎麦はツルツルした食感とそば粉の甘さが味わい深い。天麩羅は大きな海老と穴子に茄子・ピーマン・サツマイモにかき揚げ。 肉汁うどんはわずかに味醂が香る醤油味のつゆに豚肉やネギがたっぷりと入っている。うどんはやや細めで白色に輝き適度なモチモチ感と抜群のノビを持っている。 長めのうどんに濃いめのつゆがベストマッチ。そばケーキのデザートサービスも嬉しい。
東京都東村山市廻田町2≠P2≠P1
天付肉汁うどんL¥600・/span>
いつ来ても店の外に行列ができていてなかなか食べることができなかった廻田町店。 ところが今日は12時ちょうどだというのに店内には空席が、タイミングよく第1陣の客が帰ったとこだったようだ。 キラキラと輝く色付いたうどんはきめ細かい粉の歯ざわりと香りを持っている。キリッとしまった肉汁と小皿には小松菜とネギの小口切りとすりおろし生姜。 タマネギ・ニンジン・青ネギのかき揚げもほのかな甘味で香ばしい。食べ終わる頃には店の外には行列が出来ていた。さすが東村山の武蔵野うどんの横綱、何も言うことはありません。
東京都小平市花小金井2≠P8≠P7
もりうどん(肉汁)¥650=Aかき揚げもりうどん(肉汁)¥750=A大根おろし¥150・/span>
天井の高い店内は4人鰍ッのテーブル5卓と小上がりに3卓と落ち着いた雰囲気。大きなガラス越しに店主がうどんを打つのを見ることができる。 打ち立て茹でたてのうどんは細めの平打ちで艶を纏った灰色。手打ちの長いうどんは粉の香りを強く主張しているがコシも充分備えている。 サッパリ醤油味の肉汁に小皿に盛られた小松菜・大根・摺り下ろし生姜・小口切りネギと別注文のおろし大根を入れ、うどんをたっぷりと浸して口に運ぶと大感激。 タマネギ・ニンジン・青ネギのかき揚げもほのかな甘味で香ばしい。小平の武蔵野うどん恐るべし。
東京都府中市美好町3≠R≠R
冷やごまぶっかけうどん¥550=A温泉かま玉うどん¥600=A桜海老ミニかき揚げ¥250・/span>
分倍河原駅の北側。国道20号と旧甲州街道に挟まれた住宅街にあるさぬきうどん屋さん。 店内は30人位収容できる大きさで、窓が多くて開放的な空間に黒を基調とした調度品が落ち着いた雰囲気を醸し出している。 熱々の釜揚げうどんは、抜群のノビと上品な小麦粉が紡いだきめ細かい食感をたっぷりと味わえる。 茹でたてを冷水できっちり締めたぶっかけは、この上ないコシをもったうどんに変身する。 奥歯で噛んで喉で食べるという表現がぴったりである。「ジャズの流れるお店は美味しい」の法則は間違っていないと改めて実感した。
山梨県南都留郡西桂町小沼1591
肉キンピラうどん¥450=Aつけうどん(小)¥200=Aかき揚げ¥50・/span>
富士急行線の三つ峠駅前にあるうどん屋さん。おみやげ屋さんを兼業する店内はテーブルが4卓。 うどんは少し柔らかめでもっちりした食感だがダシの効いた醤油味のつゆをよく吸って、 粉の味とダシの風味が口の中でブレンドされ奥深い味わいとなる。 茹でキャベツ・細切りニンジン・刻み油揚げのトッピングは吉田スタイルの標準。 馬肉とキンピラの定番トッピングで優しい味わいの吉田うどんを満喫できた。
山梨県都留市田原3≠Q≠Q6
つけうどん¥400=Aキャベツ¥50=A肉うどん¥500・/span>
都留文科大学のすぐ近く。座敷に4人鰍ッのテーブル7卓だが昼時は学生で溢れるほどの混雑となる。 大釜で茹で上げ冷水でしっかりと締められたうどんは強いコシを持つ。噛みしめると粉の風味が口の中一杯に広がる。 つゆはダシの効いた味噌ブレンド。トッピングは茹でキャベツ・極細切りのニンジン・刻んだ油揚げ・小口切りの長ネギ。甘辛く煮染めた馬肉も柔らかい。 全てにおいて完成された吉田うどんで文句無く美味しい。学生が多いせいかボリュームはかなり多めである。