『第2の現役世代』としての幸齢社会

2008年10月20日 | Weblog
   ◎かつて行われた『心豊かで活力ある長寿社会づくりに関する懇談会』の報告では、高齢者を『第2の現役世代』としています。

   国連の定義では、65歳以上の人口比率が7%以上の場合に『高齢化した社会』と分類されています。

   高齢化率が7%~14%が“高齢化社会”

        14%~21%が“高齢社会”

        21%~    “超高齢社会”とされています。

  2008年現在日本の高齢化率は22%で、2025年には30%との予測もあります。

   従来、高齢者は、身体面及び経済面で「社会的弱者」という印象で見られがちであったが、平均寿命の伸び等もあり、その姿が変わりつつあります。

   社会の第1線での責任や緊張感から解放された高齢者が『第2の現役世代』として、より自由な立場を生かして、
   働き、楽しみ、地域社会に貢献するなど様々な形で社会的に活躍していける…

   そして、それぞれが特別な事でなく、高齢者のごく普通の姿であることが期待もされています。

   社会参加への支援も健康・介護とともに重要な位置づけとなります。