時代変化に対応する…効率的・効果的 “行政経営” “健全財政” へのパラダイムシフト

　　　　　　　　◎“削減”の目標数値のみにとらわれることなく…自治体の“経営”を本格的に考え…


　　　　　　　　　実践するというパラダイムシフトが必要です。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　例年…今の時期には、来年度の予算編成作業が行われています。

　　　　　　
　　　　　　　　　財政計画において…昨年度は、戦後最悪とも言われる経済危機の影響もあり…

　　　　
　　　　　　　　　財政非常事態とも言える予算編成を強いられ財源不足が６０億円。

　　　　　
　　　　　　　　　平成23年度に向けての予算編成においても…景気の低迷…市税収入の更なる減収…


　　　　　　　　　諸収入の、財政収入の一般財源の減収が見込まれ、前年度予算対比で３８億円との見通し…

　　　　　
　　　　　　　　　歳出における…概算要求を基にした財源不足は…額面通りの執行だと、１２０億円を超える


　　　　　　　　　ともされています。
　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　
　　　　　　　　毎年の予算編成方針に…「財政が厳しい」という表現が使われますが…この表現は既に


　　　　　　　　７０年代から使われているそうです。


　　　　　　　　自治体における“行政改革”の取り組みという面では…財源の伸び悩みの傾向の中で


　　　　　　　　“予算”“職員数”“組織”“事業”の削減を目標にしてきました。


　　　　　　　　しかし…地方分権や地域主権の改革と言われますが…地方分権の進展による都市間競争…の時代では


　　　　　　　　行政運営から行政経営へと…仕組みの中での市民福祉の向上…サービス提供の向上が望まれます。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　行政も…経営という新しい視点で…限られた経営資源を…“効率的”“効果的”に活用して


　　　　　　　　削るのみならず…例えば遊休資産等の活用で…増やす…膨らます…事によって…


　　　　　　　　公共サービスの提供の充実を図る…


　　　　　　　　効率的で効果のある行政経営…健全な財政運営が目指されるべきです。