事業仕分けが限界ならば…政権を事業仕分けをする時が到来

2010年11月19日 | Weblog

          ◎事業仕分けの第三段の作業が終了…概算要求額96兆7465億円に対して…


          仕分け結果を予算編成に反映させるとしながらも…縮減効果は2100億円…


          政権内に仕分け不要論も収まらない中で…相次ぐ閣僚の失言も止まらない…


          もはや…この政権の「仕分け」の時が来たのではないでしょうか…

                

 ◎ 写真は今朝の白雪の富士(撮影:高出清治さん)◎


         

          今回の仕分けは…112事業を対象に過去の判定結果が来年度の予算要求に反映されたか…


          検証をする「再仕分け」が中心で計27事業を「廃止」16事業を「予算計上見送り」


          26事業を「予算要求」の縮減として判定という。


          マニュフェストを掲げ…政治主導で…財源は無駄を無くすことにより捻出できるとして


          政権の座に就いた民主党政権ですが…そもそも、今回の仕分けの構図は、いずれも政権交代後の


          政権が予算要求したものです。


          「物事は初めはフレッシュでも、だんだん腐っていく…五輪だってそうでしょ。4年に1回やる


          からはじめて価値がある」(19日毎日掲載農林水産省:松木謙公政務官)の弁…

    

                       

         
          さらに事業仕分けにおける与党内からの反発の声は…留まる事がありません…


          「私から見ると難癖以外のなにものでもない」…


          「仕分けは野党的やり方であり歴史的使命を終えた」(篠原農水副大臣)


          「この会議が正当かどうか、国民に判断してもらわないといけない」(森田総務政務官)


          「単に廃止では、とても納得できない」(平野副内閣相)





                       




          管首相は…国会審議等で「マニュフェストを最大限実現…」と繰り返し発言…


          ムダ使いの根絶や埋蔵金で16.8兆円の財源を見いだせる…予算の全面組み替えをする…


          新規に必要な9.1兆円をムダ削減で念出するとしていましたが…結論は…不発!


          財源のないまま…新規施策の「空手形」を切り続ければ…この国は破綻します。