◎事業仕分けの第三段の作業が終了…概算要求額96兆7465億円に対して…
仕分け結果を予算編成に反映させるとしながらも…縮減効果は2100億円…
政権内に仕分け不要論も収まらない中で…相次ぐ閣僚の失言も止まらない…
もはや…この政権の「仕分け」の時が来たのではないでしょうか…
◎ 写真は今朝の白雪の富士(撮影:高出清治さん)◎
今回の仕分けは…112事業を対象に過去の判定結果が来年度の予算要求に反映されたか…
検証をする「再仕分け」が中心で計27事業を「廃止」16事業を「予算計上見送り」
26事業を「予算要求」の縮減として判定という。
マニュフェストを掲げ…政治主導で…財源は無駄を無くすことにより捻出できるとして
政権の座に就いた民主党政権ですが…そもそも、今回の仕分けの構図は、いずれも政権交代後の
政権が予算要求したものです。
「物事は初めはフレッシュでも、だんだん腐っていく…五輪だってそうでしょ。4年に1回やる
からはじめて価値がある」(19日毎日掲載農林水産省:松木謙公政務官)の弁…
さらに事業仕分けにおける与党内からの反発の声は…留まる事がありません…
「私から見ると難癖以外のなにものでもない」…
「仕分けは野党的やり方であり歴史的使命を終えた」(篠原農水副大臣)
「この会議が正当かどうか、国民に判断してもらわないといけない」(森田総務政務官)
「単に廃止では、とても納得できない」(平野副内閣相)
管首相は…国会審議等で「マニュフェストを最大限実現…」と繰り返し発言…
ムダ使いの根絶や埋蔵金で16.8兆円の財源を見いだせる…予算の全面組み替えをする…
新規に必要な9.1兆円をムダ削減で念出するとしていましたが…結論は…不発!
財源のないまま…新規施策の「空手形」を切り続ければ…この国は破綻します。