お役所仕事を変える…行政改革の3つのスタイル

2010年11月10日 | Weblog

       
         ◎行政改革を推進するには…市民の意向を背景にして…首長・議会が強い意志を持つ事が必要で…


         先例踏襲的な現状維持状態を打破する仕掛けと…バランス感覚を持った推進が必要に思います。


         行政改革には…大まかには…3つのスタイルに分けられます。


                        


         まずは行政改革の、最も典型的なものは…人件費の削減で、職員定数・実数の削減…


         給与水準の引き下げ… 各種手当の整理等が中心のものです。

       
         民間委託や民営化による委託により費用削減をする…しかしサービス水準は下げない…

   
         よって…生産性・能率性をあげるといった…『減量型行政改革』です。


               
                        



         次に…単に削るという作業で、贅肉をそぐという作業だけでは、対象が突き…


         減量型行政改革の限界を超えて…無駄や非効率を生む…システム・仕組みを改革する…


         『行政経営システム改革』です。




                        


         そして…地域住民への公共サービスは、自治体等の行政だけで担える部分は限られているので…


         地域の住民参加や民間主体を視野に入れる…

  
         地域社会全体を含めて…トータルな公共サービスの改革を行うという…『地域経営改革』です。


         藤沢市では…地域主体の地域分権の取り組みとして、13地区ごとに“地域経営会議”も


         スタートしています。


         新しい公共という視点では…地域経済の活性化や産業振興の進展という地域全体の活力を


         発掘、向上、活用する公民連携という発想も必要で…


         自治町内会や地縁団体…NPOなど…自治体の協働による運営も視野に入れる必要があります。


         ともあれ…多様な主体との連携も含め…先例踏襲的な現状維持維持状態を改革をする…


         トータルな知恵と工夫が求められます。