◎2010年度補正予算案に…公明党は正式に反対する事が決定しました。
本予算と違い…補正予算は今、何が急務なのかという角度の付いた予算編成ができる質の
ものです。
デフレ脱却、景気回復、財政健全化、TPPの議論にもあるように、世界の中での日本経済の
立ち位置であるとか…直面する課題は待ったなし状態の上…
一連の尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件、情報漏えい…ロシア大統領の北方領土訪問を巡る
政府の対応への不満で…菅内閣の維持率も27.8%へと急落しています。
補正予算については、公明党は既に9月初めに提唱してきたにも関わらず…
審議入りが10月29日とあまりにもの遅さ…
ピッチャーで言えば…いつも、こんな大きなモーションで投げていたら盗塁のされ放題…
外交問題では…中国とロシアにダブルスチールを軽く決められました。
そして、今回の補正予算は…公明党の提案する緊急の景気・経済対策とはかけ離れ…
22項目が反映されるに留まり…対応しているとは言えない内容。
また内容も…あまりにも中小企業や、地方、農家に冷たい内容になっています。
結果として…景気の回復軌道にはつながらない…十分な経済効果は期待できないもので…
景気の二番底が懸念される中で…あまりにも、日本経済に対する危機感の欠如を指摘せざるを
えません。