就職氷河期再来…新卒内定率過去最悪…就職支援策を万全に…

2010年11月21日 | Weblog

       ◎文部科学省&厚生労働省調べの…大卒の内定率の結果は…過去最低の57.6%です。



                       


       この結果は…民間企業に就職を希望する41万人の大学生うち…17万人がまだ内定をを得ていない


       状態で…このペースでいくと…卒業時点の就職内定率が過去最低だった99年の91.1%を


       下回る可能性もあります。



                       


      また…文部科学省の学校戸本調査では…今春進学も就職もせず進路未定のまま大学を卒業した学生は…


      8万7千人にも上っているとのこと…


      99年~04年度の就職氷河期に就職できなかった若者が…景気回復後も正社員になれず…


      社会問題化した…『ロストジェネレーション』は…今も非正規社員として不安定な働き方を


      余儀なくされている人が少なくありません。

   
      第2のロストジェネレーションをつくらないため…就職支援に万全を期する事が最大一です。

 

                       


      8月の公明党の追加経済対策の提案では…卒業後3年間は「新卒」扱いとする新卒要件の緩和も


      主張しています。


      9月に提起した緊急経済対策では…就職活動の経済的負担を軽減する「就活手当」や…


      需要創出のための1兆2000億円の交付金の創設などを具体的に盛り込んでいます。


      新卒時に…大量の未就職者を生む事になれば…将来的に日本経済の大きな損失で…


      「第一に雇用…第二に雇用…第三に雇用…」と首相は口にしていますが…


      現状の対応では…全く危機感が感じられない状況が続いていると言わざるをえません。