快気分析

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仕組みとアプローチ -  草津白根山噴火について

2018-01-24 21:19:04 | 地震 津波
 今日は草津白根山噴火についてです。

引用開始(一部抜粋)

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20180124k0000m040183000c.html

<草津白根山噴火>気象庁ノーマーク まさに寝耳に水… 

06:30
 ◇観測データ「予兆なし」

 23日に噴火した群馬・長野県境の草津白根山の火口は、従来警戒を強めていた「湯釜」ではなく、気象庁が3000年間も噴火していないとみている2キロ南の「鏡池」付近だったと考えられる。火山活動の高まりを示す事前の現象もなく、まさに寝耳に水の災害。噴火警戒レベルは5段階で最も低い1(活火山であることに留意)としていた。それだけに気象庁も驚きを隠せない。死者・行方不明者63人という戦後最大の火山災害となった2014年9月の御嶽山(長野・岐阜県境)の噴火を契機に、「噴火速報」が導入されていたが発表できず、改めて火山監視の難しさを突きつけられた。【飯田和樹、荒木涼子、岡田英、千葉紀和】

 「草津白根山が噴火した」との情報は最初、群馬県草津町から寄せられた。記者会見した気象庁の斎藤誠火山課長は「噴火の前に火山活動の高まりを示すような観測データは見られなかった」と釈明した。

 気象庁は草津白根山と呼ばれる山域のうち、「湯釜」という白根山の山頂火口付近の浅い場所で地震活動が高まるなどした場合、住民らに発表する噴火警戒レベルを1から2(火口周辺規制)に引き上げるという基準を設けていた。だが、レベルを上げる根拠とするような変化はなかった。斎藤課長は「噴火前に警報のレベルを上げて被害を未然に防ぐという努力はしていきたいが、今回の観測データでは困難だった」と説明する。

引用終了

 では当時の状況について、ネットのサイトでしばしば参考にしているVIVAではどうなっていたのでしょうか。
 比較的近い浅間山と那須岳のデータも合わせて次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_kusa.html

草津白根山観測データ

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_nasu.html

那須岳観測データ

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_asam.html

浅間山観測データ

引用終了

 画像は直接御覧下さい。
 多少波形は違いますが、この画像から見る限り1月10日頃とほぼ同じレベルに見えます。
 また草津白根山だけが他の二つよりも高いと言う程にも見えません。
 ただ草津白根山、那須岳、浅間山のグループとしてはVIVAの他の観測点’北は十勝岳から南は霧島山まで)に比べて高くなっていたように見えます。
 どうもこのエリア全体に力がかかっていた感も有りますが、今回の噴火と同関係しているかはわかりません。
 今日は那須岳がやや下降している割には、草津白根山浅間山がそれ程下降していません。
 先日のアラスカ湾の地震と言い、今日の地震、
 2018年1月24日 19時51分ごろ 青森県東方沖 M6.2 最大震度4
と言い、どうも全体に動きが激しいように見えますが何か要因でもあるのでしょうか。