快気分析

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仕組みとアプローチ -  ガイダンスを改訂するとした米国CDCが今度はエアロゾル感染めぐる改訂を撤回

2020-09-22 17:38:42 | 新型コロナウィルスやパンデミック
 前回の記事を書いた後に、今度は米国CDCがエアロゾル感染めぐる改訂を撤回しました。

引用開始(一部抜粋)

https://www.cnn.co.jp/usa/35159871.html

米死者20万人に迫る CDC、エアロゾル感染めぐる改訂を撤回
2020.09.22 Tue posted at 10:39 JST
(CNN) 米国内の半数以上の州で新型コロナウイルスの新規感染者が増え続け、死者は計20万人に迫っている。専門家らが情報の混乱を指摘するなか、米疾病対策センター(CDC)はエアロゾル感染の可能性を指摘した指針改訂を撤回した。

引用終了

 では「エアロゾルとは何ぞや」と言うと、どうも空気中に浮遊する、直径が0.001μmから100μmの粒子のようです。
 確かにこれだけ小さい粒子だと付着しているウィルスの量も少ないのでしょうか?
 しかし上限とされている事が多い100μmなら、新型コロナウィルスは果たして最大でどれだけの個体数になるのか?と言うのは専門家でないとわかりません。
 ただ少なくとも言える事は、「エアロゾルでない直径が100μmより大きい粒子、例えば0.2mmとかの繊維屑などの塵埃、と言う浮遊粉塵に仮にウィルスがかなり多く付着していれば、それはかなりの個体数となるはずなので、エアロゾル感染ではなく、浮遊粉塵を媒介として感染すると言うのは可能性としてゼロではない」と言う事かと考えています。
 粒子が大きければ確かに浮遊する時間とかは少ない事が多いのかも知れませんが、しかし埃を例にとれば数秒から数分は空気中を漂う事は十分有り、埃が舞っている所にいた後に鼻の中を水などで洗うと埃の汚れが色でわかる事が有るのは誰でもわかる通りです。
 そうすると粒子が例えば100μmより大きければ、それだけウィルスの付着が多いケースもゼロではないわけで、仮に「エアロゾル感染の可能性は無い」とされても、それで浮遊粉塵を介した感染リスクがゼロと言うわけではない、となるはずです。
 ただその確率についての詳細までは把握しきれていません。