快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  家康がスムーズに征夷大将軍になったワケ

2021-01-09 14:25:24 | 明智光秀
 家康がスムーズに征夷大将軍になったワケ・・・・・・・・前回の記事が仮に真相ならばその理由は簡単に説明できます。
 官位とは朝廷のある意味ブランドなのですから、それを無理に否定しない方が良いのに、無謀にも信長は自らを神とする為に朝廷の権威を失墜させようとした為、朝廷だけでなくそれ以外の多くの各勢力をも敵にして多数決で抹殺されたのではないでしょうか。
 このプロセスを観察していた家康は関ヶ原の戦いから間もなくの1603年に、後陽成天皇の勅使である勧修寺光豊の実質「勅命」に従い、征夷大将軍の官位に任命されます。
 それは何と大坂の陣の10年以上前です。
 そして関白や太政大臣の官位は豊臣家からまた公家衆に戻されたのでした。
 信長の失敗を良く観察していたどころか、「関白や太政大臣の官位を公家衆らに保障して安心させる」と言う「お土産」までつけた家康や徳川家臣団らの知恵が生きた事例ではないでしょうか。

仕組みとアプローチ -  三職推任問題 信長が狙っていたのは当時の征夷大将軍を在位のまま落命させる事だったのか

2021-01-09 12:12:09 | 明智光秀
 信長は1578年に右大臣兼右近衛大将を辞した後は特に官職には就かず、その後は散位のままだっったのですが、これに対して朝廷からは征夷大将軍・太政大臣・関白のうちどれかに任官することが朝廷側か、或いは信長側からか定かでは有りませんが、話合われたようです。
 しかし結局はこの話は進展せず、信長が本能寺で落命するまで、嫡男の信忠までもが上記の官位には任官しなかったのでした。
 これが一体どういう事なのか?と言う点については様々な見方が有るようです。
 もしかすると、と言う程度の見方に過ぎませんが、信長は1578年に右大臣兼右近衛大将を辞した後、その後は朝廷から官位を与えられたくなかったのではないでしょうか。
 仮に官位を与えられたければ自分でなくても嫡男の信忠にどれか一つの官位を与えられるように動いたはずだからです。
 そして信長のもう一つの目的とは何か?となるのですが、それは次のような事ではなかったのかと考えています。
 「朝廷の官位など意味の無いものに過ぎないと世に知らしめ、朝廷の官位とは別の新たな権威の有る役職を信長自身が創設する。その為には当時の征夷大将軍である足利義昭が在位のまま信長らの織田勢に討たれて落命しなければならない。これから始まる毛利攻めでは足利義昭を征夷大将軍に在位させたまま必ず落命させる」。
 信長はそこまで考える程の妄想家ではなかったはずでは?と言う見方も有るかも知れませんが、しかし実際にそれまでの京暦に代わり三島暦を採用させようとした信長の意図とは、明らかに朝廷の権威失墜も含んでいたと言う事は普通に推定できる事ではないでしょうか。
 いずれにしても足利義輝が武将に殺害された過去の事例も有ったわけで、当時に於いて征夷大将軍であった足利義昭にとっては(この意図を悟っていればの話ですが)明らかに窮地であり、そして旧足利幕府奉公衆らに信長殺害命令を下していたものと考えていますが真相はどうだったのでしょう。
 

仕組みとアプローチ -  バヌアツとケルマデック諸島エリアでMw6以上の地震が同日に発生

2021-01-09 08:43:31 | 地震 津波
 先日はバヌアツとケルマデック諸島エリアでMw6以上の地震が発生しました。
 EMSCデータでは次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

                           Mw
2021-01-08 05:01:04.8 20.71 S 169.87 E 120 6.1 バヌアツ
2021-01-08 00:28:49.0 29.53 S 178.78 W 220 6.3 ケルマデック諸島(ニュージーランド)

引用終了

 同じ日にバヌアツとケルマデック諸島エリアでMw6以上の地震が発生すると言うのはこれまで殆ど無かったのではないでしょうか。
 そして今日は長潮。
 1月13日は次第に小さくなりつつ有るものではありますが一応普通の大きさ程度の新月です。
 では前回の新月は、と言うとそれは去年の12月15日でした。
 その前後期間である12月10日から12月20日に発生したMw6以上の地震はEMSCで次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2020-12-20 17:23:22.5  40.87 N 142.56 E 35 6.3 本州の東海岸付近
2020-12-15 23:21:59.0  5.27 N 125.42 E 26 6.1 ミンダナオ,フィリピン
2020-12-14 15:20:49.3  21.81 S 68.70 W 111 6.0 アントパガスタ(チリ)
2020-12-10 13:19:58.7  24.75 N 122.09 E 71 6.2 台湾地域

引用終了

 何と北緯20度から45度の間のアジア圏が4件中、3件を占めています。
 今回このパターンが再現されるのかどうかと言う事まではわかりません。
 ただ現在の国内では新型コロナで非常事態宣言のエリアが有り、また厳冬、大雪、暴風、風雪による停電、更には気温の上昇による落雪や雪崩など悪条件がかなり多くなるエリアが少なくないようです。
 このような時に目立つ地震でも発生すると建物の損壊、落雪や雪崩、避難時の転倒、雪下ろしの最中の転落、停電による体調悪化、避難時のウィルス感染などリスクは様々となるので、通常よりも更に対策は十分にしておくべきかと思えます。