和歌山県、紀の川で水管橋の一部が崩落した件について更にいくつかのニュースが出て来ました。
1つは水道橋の一部でアーチと水道管をつなぐ柱の「つり材」が4本切れている事。
もう一つは和歌山市の尾花正啓市長によると「つり材の横に出している風対策のところ、その上の部分の劣化が激しい」との事です。
これらの事から疑われるのは、暴風時に無理な力がかかってそこで金属疲労が発生し、また塩害や鳥の糞などでその金属疲労部分から腐食が進んだ、と言う可能性も十分考えられる、と言うところでしょうか。
そこで考えられるのは2018年9月の台風21号です。
この台風のコースと風速ですが、和歌山市でもかなりの暴風でした。
引用開始(一部抜粋)
https://jp.weathernews.com/news/24664/
日最大瞬間風速[m/s] 観測時刻
関空島 58.1 13:38 観測史上1位
和歌山 57.4 13:19 観測史上1位
引用終了
と言う事でこのデータに関しては関空島についで2位でした。
この時におそらく電柱や大木などが多数倒れたような風がこの水道橋にも吹き付けて金属疲労や隙間腐食や金属のヒビなどが発生していたのかどうか、と言う所でしょうか。
ただこの最大風速は関空島より早い時刻で最大値を観測した事から、この時の風向きは西風ではないかったかも知れません。
問題はおそらく和歌山市より北西か北北西あたりに台風の目が位置した時に、猛烈な西風が吹き、その時に塩分を含んだ海水の飛沫がこの水道橋に降り注ぎ、またその後も潮風などによって金属疲労の部分が塩害や或いは潮風とは関係なく鳥の糞などにより腐食が進んだ、と言う状況の可能性が或いは有るのかと思えて来ます。
尚、今月6日に記事の中で書いた、地殻変動による影響ですが、これは水道橋と水道管の伸縮接手や橋の膨張収縮に対してどう吸収するシステムになっていたのか、が調べ切れていないのでまだ影響度はわかりません。
ただ隣接する道路の橋にはおそらく伸縮に対応するスライド部分があるはずなので、このスライド部分が新設当初に比べてどう変化しているのか?である程度は地殻変動による橋の両端の相対位置の広がりが有るのかどうかがわかるかとは思えます。
もしこれに変化がなければ地殻変動による水道橋の崩落と言う可能性は少なく、台風21号や塩害などによる金属腐食の進行が主な原因となるのかも知れません。
1つは水道橋の一部でアーチと水道管をつなぐ柱の「つり材」が4本切れている事。
もう一つは和歌山市の尾花正啓市長によると「つり材の横に出している風対策のところ、その上の部分の劣化が激しい」との事です。
これらの事から疑われるのは、暴風時に無理な力がかかってそこで金属疲労が発生し、また塩害や鳥の糞などでその金属疲労部分から腐食が進んだ、と言う可能性も十分考えられる、と言うところでしょうか。
そこで考えられるのは2018年9月の台風21号です。
この台風のコースと風速ですが、和歌山市でもかなりの暴風でした。
引用開始(一部抜粋)
https://jp.weathernews.com/news/24664/
日最大瞬間風速[m/s] 観測時刻
関空島 58.1 13:38 観測史上1位
和歌山 57.4 13:19 観測史上1位
引用終了
と言う事でこのデータに関しては関空島についで2位でした。
この時におそらく電柱や大木などが多数倒れたような風がこの水道橋にも吹き付けて金属疲労や隙間腐食や金属のヒビなどが発生していたのかどうか、と言う所でしょうか。
ただこの最大風速は関空島より早い時刻で最大値を観測した事から、この時の風向きは西風ではないかったかも知れません。
問題はおそらく和歌山市より北西か北北西あたりに台風の目が位置した時に、猛烈な西風が吹き、その時に塩分を含んだ海水の飛沫がこの水道橋に降り注ぎ、またその後も潮風などによって金属疲労の部分が塩害や或いは潮風とは関係なく鳥の糞などにより腐食が進んだ、と言う状況の可能性が或いは有るのかと思えて来ます。
尚、今月6日に記事の中で書いた、地殻変動による影響ですが、これは水道橋と水道管の伸縮接手や橋の膨張収縮に対してどう吸収するシステムになっていたのか、が調べ切れていないのでまだ影響度はわかりません。
ただ隣接する道路の橋にはおそらく伸縮に対応するスライド部分があるはずなので、このスライド部分が新設当初に比べてどう変化しているのか?である程度は地殻変動による橋の両端の相対位置の広がりが有るのかどうかがわかるかとは思えます。
もしこれに変化がなければ地殻変動による水道橋の崩落と言う可能性は少なく、台風21号や塩害などによる金属腐食の進行が主な原因となるのかも知れません。