日向灘を震源とする地震と南海トラフ地震の関係なのですが、気象庁は次のような見解のようです。
引用開始(一部抜粋)
気象庁|南海トラフ地震に関連する情報
南海トラフ地震に関連する情報
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現在発表している情報
令和7年01月13日
気象庁地震火山部
気象庁地震火山部
南海トラフ地震臨時情報(調査終了)
** 見出し **
今回の地震は南海トラフ地震防災対策推進基本計画で示されたいずれの条件にも該当せず、南海トラフ地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる現象ではありませんでした。ただし、いつ地震が発生してもおかしくないことに留意し、日頃からの地震への備えを確実に実施しておくことが重要です。
** 本文 **
本日(13日)21時19分頃に日向灘を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生しました。その後の地震活動は活発な状態が続いています。
気象庁では、南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会を臨時に開催し、この地震と南海トラフ地震との関連性について検討しました。
この地震は、西北西・東南東方向に圧力軸をもつ逆断層型で、南海トラフ地震の想定震源域内における陸のプレートとフィリピン海プレートの境界の一部がずれ動いたことにより発生したモーメントマグニチュード6.7の地震と評価されました。モーメントマグニチュード7.0に満たないことから、南海トラフ地震防災対策推進基本計画で示されたいずれの条件にも該当せず、南海トラフ地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる現象ではありませんでした。
ただし、南海トラフ沿いの大規模地震(マグニチュード8から9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に約80年が経過していることから切迫性の高い状態です。このため、いつ地震が発生してもおかしくないことに留意し、日頃から地震への備えを確実に実施しておくことが重要です。
気象庁では、引き続き注意深く南海トラフ沿いの地殻活動の推移を監視します。
引用終了
当ブログで日向灘を震源とする地震についてある程度の記事を書いてきましたが、そのうちで直近の記事6件は次の通りです。
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2024/08/10 14:16:35
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今後どうなるでしょう。