快気分析

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仕組みとアプローチ -  緊急投稿 ヤマカガシ 赤やオレンジ色が無くてもヤマカガシの可能性有り

2017-07-30 17:57:40 | 地震 津波
 一日に2件の記事と言うのも多少違和感があるのですが、夏休みで子供がヘビと遭遇するケースも多いかとも思いますので敢えて記事を書きました。
 事件は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e4%bd%93%e9%95%b7%ef%bc%96%ef%bc%90%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%83%81%e3%81%ae%e3%83%98%e3%83%93%e3%81%ab%e3%81%8b%e3%81%be%e3%82%8c%e3%80%81%e7%94%b7%e5%85%90%e3%81%8c%e6%84%8f%e8%ad%98%e4%b8%8d%e6%98%8e/ar-AAp45kP


体長60センチのヘビにかまれ、男児が意識不明
読売新聞
読売新聞
2 時間前
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女子高校生「スカート丈」地域で…

兵庫県警伊丹署は30日、伊丹市の公園で近所の小学5年生の男児(10)がヤマカガシとみられるヘビ(長さ約60センチ、直径約2センチ)に手をかまれ、意識不明の重体になっていると発表した。

引用終了

 ヤマカガシなのですが、次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://yamakagashi.etc64.com/

よく『毒蛇といえば頭が三角形』なんて言葉がありますが、
ヤマカガシの頭部は、マムシやハブのように三角形ではなく比較的細い丸型をしています。
目がクリッとしていて愛嬌がある顔をしているのも特徴のひとつ。
ペットとしてもなかなか人気があるようです(※飼育には許可が必要)。

首周りには黄色いリング状の模様がついており、
褐色地に黒・黄色・赤が交互に重なった鮮やかな体色をしています。
とくに若い個体はこの模様が鮮やかである傾向が強いようです。

しかしこの模様は個体差・地域差が非常に多く、
全体的に黒褐色が強かったり、鱗に赤い部分が全くなかったり、
黄色のリング模様さえなかったりと、ときに他のヘビとの判別が非常に難しい場合があります。
この場合は頭部の鱗の粗さや鱗のキールの強さなどで見分けるのがベター。
(※判別に自信がないときは触ろうと思わないでください)

(中略)

< ヤマカガシの毒 >
ヤマカガシは毒を持つ部位が2箇所あります。
毒牙と、首の付け根あたりの表皮です。

まずは毒牙のほうですが、
実はこれは最近までその存在があまり認知されていませんでした。
一般的な毒蛇は大抵、口の中で一番前にある大きな牙に毒腺がありますが、
ヤマカガシは奥歯のみに毒腺があります。
普通に人間に噛み付いたときにこれが皮膚に食い込むことはほとんどないため、
ずっとヤマカガシに毒牙はないと思われていました。

その毒牙の知名度を上げたのは1972年の中学生の死亡事故です。
指のような細い部位であればヤマカガシの毒牙が届いてしまうケースがあり、
それ以降は30件以上の重症例と4件の死亡例があります。

ヤマカガシの毒は、マムシやハブと同じで出血毒です。
毒牙によって毒を注入される危険性はほかのヘビよりも少ないものの、
その毒性の強さは実は国内最強で、マムシの3倍とまで言われています。

毒が注入されても、しばらくは表面的な症状は出てきません。
マムシと違って咬傷部は腫れませんし、ジンジンとくる熱い痛みもほとんどありません。
しかし毒が体内を回り始めると、血管内の血小板に異常をきたして体内出血が起こります。
全身に皮下出血、歯茎出血、内臓出血、腎機能障害、血便、血尿などが起こり、
最悪の場合は死に至るケースがあります。

しかも困ったことにヤマカガシの血清は限られた場所にしかないため、
処置が後手に回ってしまうことが多いです。
血清が手に入らない場合は輸血や透析処置をすることになりますが、
それらは血清投与ほどの大きな効果は得られないのです。

引用終了

 と言う事で「頭が三角でなくても危険」、「赤やオレンジ色が無くてもヤマカガシの可能性有り」と判断すべきなのですが、誤判断してします理由が次の様な状況によります。

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6

アオダイショウ

(中略)

虹彩は褐色みのあるオリーブ色で、瞳孔は丸く、黒褐色[4]。

幼蛇の体色は灰色で、梯子状に褐色の斑紋が入る[1][2]。滋賀県には幼蛇から斑紋が縦縞で、成蛇も明瞭な地域変異個体がいる[1][2]。縦縞褐色がかっているので、ニホンマムシと間違われることも多い。これは、ニホンマムシへの擬態であると考えられている[4]。

毒は持たない。

引用終了

 と言う事でヤマカガシなのに赤やオレンジ色が無い個体を、「頭が三角でないからマムシでない、つまりアオダイショウの幼体や擬態」と勘違いして「噛まれても毒は無い(但し雑菌などには感染する可能性は有るので注意)」と勘違いして、噛まれてから油断して時間を経過させてしまう、と言うケースです。
 マムシではないと確認できたからと言って油断は出来ません。


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