快気分析

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仕組みとアプローチ -  サンマは豊漁ではない、しかし外国から稼げなくなった日本が何で寿司ネタや汁ものにイワシを有効活用できないのか

2022-09-08 18:04:05 | 国富の獲得か流出か
 既にハイテクは家電、その他の生産拠点を海外に移転してしまっていた日本では、ウクライナ問題や新型コロナ、或いは中国の軍事的脅威などで自給体制が更に必要なわけですが、その頼みの一つの水産資源の一つであるサンマの漁獲はどうも今年も魚体が小ぶりでどう見てもひと昔前のようなイメージのサンマではない感じです。
 まあ見た目だけで未だ細いまるでサヨリみたいなサンマなんかスーパーで売られてても何だか寂しい気持ちがします。
 ただ悲観する程でも無いのは、イワシとブリが比較的豊漁だと言う点です。
 数十年前から「魚種交代説」と言うのが有り、「イワシ、サンマ、サバ、アジ、ブリ、サケ、イカ(その他も含める説も有る)の総漁獲量は殆ど同じであり、どれかの漁獲量が減ってもどれかはその分だけ増える」と言うのが通説だったのです。
 近年では乱獲や地球温暖化などの影響も有るようで、日本国内での総漁獲量はかなり減っているようです。
 今後の推移は未だわかりませんが、どうもイワシとブリの漁獲はそう悪くないようで、スーパーとかでも天然ブリやイワシの鮮度の良いのが並んでいます。
 刺身にしても良いような鮮度の良いイワシについては当ブログの記事、

仕組みとアプローチ -   イワシが豊漁  これだけ安くなれば利用範囲が増える可能性が有ると言う見方
2019/08/04

仕組みとアプローチ -  マイワシがお手頃価格 アニサキス対策で冷凍してからでも刺身はまあイケるレベル
2022/06/04

あたりで書いた記事の通りです。
 実は最近もスーパーで生のイワシを見たのですが、目の澄み具合とかその他の感じではどう見ても刺身には大丈夫と言う感じなのに、「刺身用」とは明示していませんでした。
 もしかしたら多少小ぶりのイワシなので刺身には無理なのか? 或いはアニサキスのリスクを考えてそのまま刺身とは表示できなかったのか? とも思ったのですが、大体、大き目のイワシなら1尾で4つの握りが出来るのが、この時に売られていた小ぶりだと1尾で2つの握り寿司と言う感じになります。(ただ単位重量単価は大きいイワシと同じなので重量単価が同じならば小型イワシでも同じ寿司ネタが取れるに近いかと思えます)
 それでも見た感じの鮮度から見てどう見ても価格的に安かったので多少買ってみて、自宅ですぐに冷凍(マイナス20℃以下で24時間以上、念の為マイナス24℃で48時間以上しました)し、アニサキス対策をしました。
 これであと1カ月程度は食味が落ちない状態でいつでもイワシの刺身が味わえるわけです。
 それと今日も含めて流石に朝夕は気温が低くなって来ました。
 だから何なのか?と言うと、「イワシの内蔵を取り除いたイワシのアラや内蔵とかを出汁にしたイワシ汁はこれからの気温低下で食欲をそそる」と言う点です。
 流石にこの夏の猛暑では熱いイワシ汁は味わいたいとは思わなかったのですが、まあここ数日の気温だと特に朝夕、夜とかは暑いイワシ汁に、好みによってはショウガとかを入れて味わうと夏バテとかも回復しやすい感じもします。
 小ぶりのイワシを侮るなかれ。
 サンマではイワシレベルの汁は味わえないと個人的に思っています。



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