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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

巨大地震や大津波 その27

2015-04-26 10:14:38 | 地震 津波
 先程の当ブログ記事で下記のように入れました。
 あくまで確率論ですので無論例外はありますが、今回の警戒注目期間は先日に起きたこれが下記のものが最終だったかも知れません。
2015年4月25日 15時35分ごろ 八丈島東方沖 M5.0 最大震度2」

ですが、その後、以下の地震が起きていたようです。

2015年4月26日 5時01分ごろ 与那国島近海 M5.6 最大震度2

 直前に確認したつもりでしたが、そのときは表示されてないサイトもあったようです。
 今後はもっと調べてから記事にするかも知れませんが、あくまで確率論の世界で、しかも熱関連ですから仮に確認を十分したとしても、こう言う事は有り得る、と見てください。
 海底地盤温度変化の後の関連と見ればある程度は起きてもおかしくはないです。
 ただこのエリアは頻発してます。
 今後の動向が注目です。

 ところで先程のブログ記事で、ネパールの大地震について自分なりの観点(仮想寒天?)を説明しましたが、その後に関連しそうな地震を調べてましたら、四川大地震がありました。
 緯度は近いですし、高い山脈が近辺にあり、温度も今だ零下になるエリアもある点からして雪融け水の影響が大きいと考えられる点、など、ネパールに似てますね。
 期日も現地時間(CST)2008年5月12日14時28分 とかなり似ています。
 「地下における大規模な地すべり」・・・それは垂直方向だけでなく、斜め、水平方向も当然あるのでしょう。
 
 ところで私の仮説のネーミングをもう一つ考えました。
 それは、「地盤の温度勾配変化によるエビ反り現象」。

 ここでもう一つ仮説を唱えたいと思います。
 それはこうです。
 「一度、[地盤の温度勾配変化によるエビ反り現象]が生じ始めると、そこの地盤に亀裂が発生し、更にそこから水が浸み込んで行き、地盤の温度勾配が変化する。
 それで更に[地盤の温度勾配変化によるエビ反り現象]が進むと、更にそこの地盤に亀裂が発生し、更にそこから水が浸み込んで行き、地盤の温度勾配が変化する。・・・と言う悪循環が起きて大地震に至る。」
と言うものです。

巨大地震や大津波 その26

2015-04-26 07:08:46 | 地震 津波
 本日からは月齢は半月に近くなり、小潮になります。
 当ブログでこれまでご紹介してきた仮説によれば、これからは、海底地盤温度の影響による地震も平均に比べれば少なくなる、と想定されます。
 あくまで確率論ですので無論例外はありますが、今回の警戒注目期間は先日に起きたこれが下記のものが最終だったかも知れません。
2015年4月25日 15時35分ごろ 八丈島東方沖 M5.0 最大震度2

 ただこれですが、西ノ島の火山活動が今どうなっているのか次第で多少気になります。

 地震発生の要因は多いので、やや安定期間と言えども確率論ですから例外は当然あります。
 断層やプレート等の境界面にどれだけストレスが溜め込まれているかはわからないからです。
 地震のトリガーとなるものは海底温度以外にも多くあり、火山活動や、よく言われている太陽フレアやそれによる磁気嵐なども確かに影響はする確率は通常より高い、と思います。
 先日、ネパールで起きた大地震は一体何が要因だったのでしょう。
 月齢から行くと、影響は少ないはずですし。
 知床の大規模な地滑りと同様にネパールでも雪融け水の急激な増大が影響して、それが地すべりではなく、このブログでご紹介している仮説の延長、つまり地盤の表面からやや深い所までを冷やし、それで「仮想寒天の温度勾配変化による御皿化変形現象」と同様だったのか? それは地下の温度分布とその変化を測らないとわからないでしょう。


巨大地震や大津波 その25

2015-04-25 12:21:51 | 地震 津波
 北海道東部の羅臼町の海岸で地面が幅300メートル高さ10メートルにわたって隆起していた件は、大規模な地すべりと言う事がわかりました。
 海岸の崖周辺ですから稀にはあるのでしょうが、原因について考察してみました。
 地すべりですが、通常でも起きる場合もあるのですが、どちらかと言えば地中に浸み込むが急激に増えた時には、より発生しやすいと考えられます。
 それで雨量などのデータを調べて見ました。

引用開始(一部抜粋)

http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/tenkou/alltable/pre00.html#a11

気温  降水量  日照時間  ページ先頭へ
期間合計降水量 2015年4月24日まで
都道府県 前10日間合計  前20日間合計 前30日間合計 前60日間合計 前90日間合計
降水量(mm)
(平年比)(%)

羅臼     30.5 (///)  57.0 (///) 86.5 (///) 303.0 (///) 519.5) (///)
糸櫛別     67.5 (180)  95.0 (144) 117.0 (118) 338.5) (192) 497.0) (210)
標津     70.5 (255)  83.5 (169) 104.0 (142) 219.5 (177) 256.0 (160)

引用終了

 羅臼は昨年との対比がわかりませんが、おそらく標津や櫛別とほぼ同じかそれより多いのではないかと思われます。
 要するに、ものすごい降水量だった、と言うわけで、「それでは何故今まで地すべりにならなかったのか?」と言うと、それは当然、雪の為に地中に水分が浸み込まなかったから、となります。
 それで雪がかなり積もっても、ごく緩やかに融けていけばそれ程のハイペースでは浸み込まなかったのでしょうが、そこを更に調べるとこうなります。

引用開始(一部抜粋)

期間平均気温 平均気温  2015年4月24日まで
都道府県 前5日間平均 前10日間平均 前20日間平均 前30日間平均 前60日間平均 前90日間平均
平均気温(℃)
(平年差)(℃)
 
羅臼     5.9 (///) 4.5 (///) 3.5 (///) 3.0 (///) 1.5 (///) -0.1 (///)
標津 7.8 (+3.6) 5.3 (+1.5) 4.1 (+1.1) 3.5 (+1.4) 1.6 (+2.0) -0.2 (+2.2)
上標津 6.4 (///) 4.5 (///) 3.1 (///) 2.8 (///) 0.8 (///) -1.0 (///)
中標津 7.3 (+2.7) 5.1 (+1.0) 3.7 (+0.5) 3.3 (+1.1) 1.3 (+2.0) -0.7 (+2.3)

引用終了

 と言う事で、このところの急激な温度上昇で、かなり多めの積雪が相当なペースで雪融けして地中に浸み込んだ、と考えられます。
 特にここ数日間の日照時間増加が急激です。
 当然、雪融けペースは相当なものだったと推定できます。

 これは次のデータでわかります。 

引用開始(一部抜粋)

期間合計日照時間 2015年4月24日まで
都道府県 前5日間合計 前10日間合計 前20日間合計 前30日間合計 前60日間合計 前90日間合計
日照時間(h)
(平年比)(%)

羅臼 25.4(///) 30.2 (///) 78.0 (///) 140.6 (///) 204.9 (///) 300.7) (///)
標津   43.1(152) 51.4 (91) 105.8 (95) 172.3 (104) 283.3 (84) 401.1 (80)
上標津   40.3(///) 49.9 (///) 98.8 (///) 170.9 (///) 275.1 (///) 385.7 (///)
中標津   42.1(155) 51.3 (95) 97.6 (90) 171.1 (105) 286.3 (85) 400.4 (79)

引用終了

 それで、「地震とは直接は関係ない」、と言えるのかも知れませんが、これだけの積雪と言う事は、海流、潮流がかなり大規模で平年とは異なる状況になっていた、と言う事にはなります。
 それが海底の海水温度や海底地盤の温度を直接決定しているわけではないのですが、海底地盤の温度が広域に大きく変化していれば、これまでの当ブログで唱えてきた仮説には結びつくのかも知れません。

巨大地震や大津波 その24

2015-04-24 08:44:12 | 地震 津波
 先程記事にした仮説ですが、もう一つ、私なりの同じ仮説で展開しましょう。
 それは「巨大地震や大津波 その20」の記事で指摘した沖縄、台湾周辺の地震についてです。
 原理は前回の記事と同様でした。

 まず、
 2015年4月6日 20時37分ごろ 与那国島近海 M4.4 深さ80㎞

が起きて、その後は

2015年4月20日 10時42分ごろ 与那国島近海 6.8 深さごく浅い
2015年4月20日 10時49分ごろ 与那国島近海 5.2 深さ20㎞
2015年4月20日 20時45分ごろ 与那国島近海 5.9 深さ20㎞
2015年4月20日 20時59分ごろ 与那国島近海 6.4 深さ30㎞
2015年4月21日 18時51分ごろ 与那国島近海 4.2 深さ10㎞
  
でした。
 月齢は4/19の新月の翌日から2日後の大潮でした。
 深さも位置も分散してますが、それはストレスの解放がどれだけ寸前であったか、と言う観点から言うと、その当時のエリア次第で異なるのでしょう。
 原理としては、前回の記事の仮説と同じです。
 両方とも今回は仮説通り発生しましたが、今後もどうか、と言うと、それは確率の問題で、100%では有りません。

 少し表現を変えると、こう言う仮説にもなります。
 「前回の満月か新月、その後の数日に起きたエリアでは、少し場所や深さを変えてその直後の月齢の新月か満月やその後数日で、地震は通常よりは発生しやすい。それが大地震かどうかはわからない。」

 以上です。
 




巨大地震や大津波 その23

2015-04-24 07:52:55 | 地震 津波
 北海道沖も仮説通りであるなら発生してもおかしくは有りませんでしたが、大きくはなくて幸いでしたが実際に発生しました。
 ただ震源が深く60㎞なので、直接的な仮説との関係はわかりません。
 浦河沖んいついては、4/6に、やや位置と深さは異なりますが、発生しています。
 2015年4月6日 12時29分ごろ 浦河沖     M3.6

 これ、しかも満月の二日後の大潮の時です。
 ですから「このエリアの今回の地震に関する限り」については、私なりに次の仮説を立ててみたいと思います。

 「太平洋プレートのもぐりこみで北米プレートとの境界にはストレスがある程度は溜まっていた。
 そこへ月齢いよる引力の変化が大きくなり、更に満月二日後の大潮、或はそのやや前までの中潮で、海底温度の変化もあった。
 当時、最もそのストレスが解放されやすかった深さ50㎞のところで、ストレスが解消され、他の周辺部が代役で、プレート潜り込みに抵抗しようとする支えになった。
 それが4/23に起きた深さ60㎞のエリアだったので、トリガーとなる要因で解放された。
 月齢や海底温度変化など条件は前回4/6と似ている新月の4日後、大潮を2日過ぎた中潮だった。」

 以上です。
 如何でしょうか。


 ところで、ここ約24時間は以下の通りです。


2015年4月24日 3時27分ごろ 新潟県中越地方 M3.8
2015年4月23日 22時15分ごろ 青森県下北地方 M3.9
2015年4月23日 21時23分ごろ  浦河沖 M4.3
2015年4月23日 19時17分ごろ 宮城県沖 M4.2
2015年4月23日 19時14分ごろ 伊豆大島近海 M2.7
2015年4月23日 15時03分ごろ 宮城県沖 M2.9
2015年4月23日 11時14分ごろ 千葉県北西部 M3.4
2015年4月23日 9時52分ごろ 長野県北部 M1.8


 浦河沖は震源の深さ60㎞、その後に最近にはあまりない、青森県下北地方 M3.9が起きてますが、震源はごく浅いので、直接は関係していないと思いますが。どう言うメカニズムなのかはもう少し考えてみたいです。