
ヒロクニさんが色鉛筆画を描き始めた頃の作品。
現在のスタイルとは、違う所が、面白いね!
色鉛筆もカステル社のものを使用しています。
ヒロクニさんの話では、色鉛筆画の原型を考えていた作品の一つだと聞いています。
この作品は、30年以上の作品なのですが、色あせることなく綺麗な状態で残っています。
水彩と併用した作品ですが、時間を置いてみると、いいなぁと改めて感心します。
ヒロクニさんと生活して悩み多い頃、「占い」をしてもらったことがあります。
ヒロクニさんを占ってもらったのです。ヒロクニさんの数字は、「2」が基調で、感覚人間で「芸術家に向いている星の元」に生まれていると言われ、その後、「感覚的に先へ先へ行こうとする性向があり、感覚が早くて、周りは付いていきにくく、生きている時点では、認められにくい」と言われた。その方には、作品等はいっさい見せていない。夫が、どんな人かも言っていない。
わたしは、「ヒロクニさんが生きているうちに、そんな時がこないか?」と思っているので、その占い師に「死んでからでは、いかん!!」と占い師に噛み付いたが、「所詮占いよねぇ~。当たらぬも八卦、当たっても八卦」とくるり気分を変え、かの有名なカエサルの言葉「人は自分が見たい現実しか見ない」という平凡な人間になって、「占い」を知らぬふりした。
時間が経って、見直した作品が、いいなぁと思えることに喜びを覚えたのでした。

その後、ヒロクニさんのアトリエへ行って(4歩でいける・・・)、「ヒロクニさん、ファンに一言」と言ってカメラを向けた。
笑いながら、「消費税アップといっているが、この状態でアップしてもしょうがないだろ。使っちまったからってねぇ~。」等と柄にもないことをつぶやいた。
わたしは、経済がいまでも上向きが永遠に続くと考える方が無理があると思っている。お金が流通しなくなったのは、お金は不自然な流れで「ある所」に流れていっているのに・・・・。富を何も生み出さず集約している所があると睨んでいる。税制をアップして増えたお金は、又どこかへ行くという訳で、簡単に「イエス」とは思えない国民の一人です。ヒロクニさんが消費税の事なんか言うから、こんな事書いてしまいました。
「お金」はとにかく、国民に反映せず、何処かへ行ってるのだ。こういう結論に、わたしは至っています。