
皇紀二六七八年
平成三十年戊戌年 明けましておめでとうございます。
今年も、武内ヒロクニをよろしくお願い致します。
ヒロクニさんも「傘寿」を向かえましたが、武内ヒロクニは何も変わらないようです。
上記の絵は、年末に仕上がり、台所にて飾られていた絵です。
武内曰く、「俺、こういう絵が出来ると嬉しい」。
街の楽しい風景に思えますが、描いている時に自由を味わい、街にはjazzが流れ、
ヒロクニさんの街はにぎやかです。
ウキウキ感があって、いい年になりそうな感じです。
お正月は、とても静かに2人で過ごしました。
年末にかけ、私が風邪を引き、なかなか直りません。
家で休んでいると具合が良くなった気がして、ヒロクニさんと年末に2人でお買い物。
家に着くと、めまいがして「まだ、治っていない」とお布団に・・・・。
なんか、ヒロクニさんは年の暮れになると、「正月を越す為の買い物をしておかなくては、年が越せない。」
という脅迫概念があるようで、物資の心配ばかりする。
そんなこんなで、冷蔵庫はパンパンに詰まっていた。
風邪引きのまま実家へ、煮しめを作る手伝いに行き、頭がボーとしているので、
おとなしくひたすら、野菜を切る役をしていました。
味とか、煮るのは、母と妹におまかせ。
今年は、おせちは煮物のみにして、後は冷蔵庫のものをちょいちょい料理。
こんな風に過ごしていました。
ヒロクニさんは、年末から正月、2日、3日と制作三昧。
本当に、いい天気で気持ちが良い日だから、制作がはかどっていたようです。
正月は、特に制作に励むのは、恒例の行事になっていて、毎年このように過ごしています。
あんまり制作をされると、正月なのにひとりぼっちな感じなので、
お料理や、おつまみをちゃぶ台にいろいろ配置し、ぼっちでひとり居酒屋をしていました。
ヒロクニさんに「正月は、好きに自由に過ごしなさい」と言われていたし・・・。
そして、急に紬の地味な着物に着替えてね。
今年は、徐夜の金が静かな夜に一際、心に染み静かな心でじみじみしていました。
古典は「万葉集」を今読んでいます。
日本人のアイディンティティを探す旅の一つとして、古典を味わっています。

年末の、年越し蕎麦を我家で。
入れてある鰊は、神戸で創作・日本料理「わたる」の店の方が、作ってくださったもので、
とても美味しい。醤油の使い方が独特でとても贅沢をさせて頂きました。

我家の雑煮。だいこん、にんじん、白ねぎ、白菜少し、海老、ちくわ、かまぼこ、三つ葉が入っています。
ヒロクニさんは、歯がちょっと悪いので、おもちは汁の中で、柔らかくしています。
出汁は、鰹と昆布。塩、醤油少々で味付けしています。
この2つは、正月にはかかせません。
今現在、3日ですが、アトリエにてヒロクニさんは制作に励んでいます。
皆様にとっても、良い年になりますように!